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私は今オランダに在住ですが、東京に住んでいた時にヨーロッパの方に買い付けに行っておりましたので、その時の内容をこちらに残しておこうかと思います。きっと古着屋さんになりたい人や、古着転売や古着を通してビジネスをしていく方には、気になる所なのかなと思い少しでも力になればと思いつづらせて頂きます。


今回は羽田から飛び立ち、カタール経由でオランダのアムステルダムまで。

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深夜便なので、羽田までの電車は比較的空いてます。基本的に深夜便の方が良いかなと思います。と言うのも単純に航空料金が安いんです。旅費交通費を少しでも安く抑えてその分仕入れに回せば、より良いグレードの古着を仕入れる事が出来ます。

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今回はお店を任せてる店長を連れて行きました。【右が店長インパクト強いです(笑)】

羽田空港で記念に1枚写真を撮りました。店長と羽田空港で待ち合わせしてたのですが、会ってかなり爆笑でした(笑)写真を見て解る通り、キャリーケースがありえない位に小さ過ぎます。いやいやいや!温泉旅行にでも行くんですか?(笑)とツッコミを入れました。預け入れ荷物の量は規定で決まっていてその規定マックスで古着等を持ち帰ってこれるのに、これでは全く商品を持って帰れません(笑)

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ガラ悪いですね~店長(笑)

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外は真っ暗、

これからカタールへ向けて7時間。

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既に疲れましたがようやくカタールに到着しました。

結構デカイ空港なので、中にモノレールが通っています。日本では考えられないですね。これからトランジットで、カタールからまた8時間程で目的地のアムステルダムに向かいます。長旅です。

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そしてようやく着きました、アムステルダム。トランジットを挟んで結構待ったりしたので疲労困憊です。アムステルダムは日本より寒く、曇り空ばかり。ですが、町並みはとても綺麗。一息つく隙もなく、早速洋服を仕入れます。まずはお洒落な古着屋から。

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ここの古着屋セレクトは中々良かったんですけど、値段が高い高い、普通に私物で買うには良いのですが、日本で古着を売るとなると商売になりません。面白い商品も結構ありましたし一点物のレア物も結構ありました。30分程見て次なる地へ。

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ここでは、そこそこ良い物が安く購入出来ました。少し雨が降っていて、お客さんはほとんどいなくて、じっくりと見ることが出来て良かった、たまたま見つけた所に限って良いのが眠っていたりします。海外買い付けあるあるです。狙って行った所には無くなっていて、期待していなかった所に、こんなんあるんかいな!って。

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何だか閑散としていました。オランダでは夕方6時にもなるとほとんどのお店が閉め作業を始めます。日本では考えられない事ですが、こっちでは家庭の時間が一番なのでそういう事になるのですね。

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このディーラーさんの所、まぁまぁ安く商品を購入する事が出来ました。実際に海外に行って信頼関係を作る事はどの国でも一緒の事ですね。そして次なる地へ。お次は軍物屋さんです。

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ここではまずまず仕入れる事が出来ました。日本では見ない放出品が多く眠っていました、勿論普通に日本でも売ってる物も有るんですが、久しぶりにテンションが上がりました。Staffとここだったか!と何度も連発。。そして閉店ギリギリまでpickして時間も遅くなったので、今日はこれて終わり。細い道で自転車通行ばかりのアムステルダムから宿に帰ります。

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食費節約の為にスーパーで冷凍食品のピザと唐揚げを購入し宿で宴。いつもは1人なので誰かいるとやはり楽しさは有ります。オランダはとにかくビールが安くて嬉しいです。ビールが大好きな私はここぞとばかりに飲みました、早々に切り上げて明日からの買い付けに備えます。

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じんまりとしてるオランダの空。オランダでは曇り空の方が多いみたいで、日本みたいに晴ればかりではありません。ちなみに今回の車はフォード、ユーロ圏はマニュアル車が多いみたいですが運よくATなので運転も楽です。これからオランダで一番大きいフリマへ。

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到着しました。年に二回あるこちらのフリマはかなり人気で人が多かったです、日本人バイヤーも数名発見。

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東京ドーム並みに広いので見るのも一苦労ですが、かなりの商品数が有るので仕事じゃなく普通に遊びで来たいです。一日観ていても飽きません。

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めちゃ雰囲気合ってお洒落な女性。黒人ってスタイル良いし雰囲気あるしお洒落ですよね。

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このピンク色のコートを着ていたマダムもお洒落でした。ハイセンス。しかし、朝御飯も食べずに、結構な時間歩いていたので、お腹ペコペコです。

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何やらみんな美味しそうにポテトを食べていたので、尚更。

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子供からマダム、本当にみんなこのポテト食べてました。

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あまりにも美味しそうだったので、自分も食べてみたらかなり旨かったです。

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Avicoってゆうポテトらしいんですが、オランダでは当たり前に食べてる感じで、まだ日本には入って来てないみたいでした。甘じょっぱいマヨネーズがかなり中毒性あります。

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ある程度ここでの買い付けを終えてアムステルダムから次はアントワープに向かいます。

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途中に合った大きいアウトレットに。

この時期のヨーロッパはかなりどんよりしてる天気なので、気分的に落ちます。車で3.4時間走り、ようやくアントワープに到着。気がつくともう真っ暗だったので、チェーン店の中華屋で晩御飯。

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どこに行っても中華はやはり間違いありません。ピリ辛のチリソースをこれでもかと沢山かけて食べました。ピリ辛好きです。

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本日の宿はかなりクレイジーな所でした。マリファナを吸いまくってるデザイナーの方だったので、かなり雰囲気有り、かなりテンションがクレイジー、、ちなみにオランダてはマリファナが合法みたいです。

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かなり間接照明な部屋で、全体的に暗かったです。基本的に宿も予約等せずにairbnbで取る事がほとんどです。普通に寝れたので全然OK。

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朝起きて外に出るとやっぱり雰囲気が最高に良いです。何も無い路地ですが、絵になりますね。

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アントワープでは主に古着屋さんを回りました。

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ドリスヴァンノッテンの本店の裏に量り売りの古着屋があり、かなり状態良く低価格で売られていたので、ここぞとばかりに買い付け致しました。しかし来るお客さん、みんな身長が高くガチのモデルの様にお洒落でした。低身長の我々はかなり浮きまくり(笑)

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ノートルダム大聖堂のアントワープ版です。こちらではお土産物を購入。こうゆう所に売られてる物は日本には入ってきていないので、そういう付加価値のある物を仕入れる事がベストです。写真だと伝わらないかもしれませんが、この雰囲気生だとかなりヤバイんですよね。古着の他にブランド物もアントワープは日本よりかなり安く購入する事が出来ます。アントワープはファッション好きなら知ってる地名かと思いますが、是非一度行って頂きたい所です。ここでの買い付けも終え、次なる地へ。

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ビュルッセルに到着です。昼食でケバブを食べてみましたが、ここのケバブはかなり旨かったです。日本で食べるケバブの10倍は旨いと思います(笑)結構ガチです。今でもあの味が名残惜しい、、

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ボリュームも最高、ポテトも最高、言う事無しなお店でしたが、お店の名前忘れると言う失態、、

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ブリュッセルで一泊し、明日はパリへ向かいます。ここでも何個か古着屋を回りました。空はかなりどんよりとしてます。ヨーロッパは道が狭いので駐車が結構大変。パリに到着し買い付けは順調。

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エッフェル塔の前を通ったので記念に。

蚤の市で出会ったお洒落な黒人のおじさん。

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やはり黒人はカッコいいです。ちなみにここではユーロ物のジャケットやブランド物を買付けする事が出来ました。いつも帰って来てから思うのですが、もっと買っておけば良かったです。。

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そして、80年代頃のオリバーピープルズの眼鏡達を購入。【もう全て売れてしまいました。】中々古い眼鏡達はディーラーがいないと集められないので非常に買い付けるのが難しいです。 

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買い付けしていると時間があっという間です。辺りはもう真っ暗。この日は一日蚤の市廻りをして地道に商品を買い付けました。中々アメリカには無い商品が有りテンション上がります。

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翌朝、パリは雰囲気が良いです。少しNYみたいな所もあります。

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今日は朝から古着屋廻りです。

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ここの古着屋さんでUSの80sのオールスターを見つけました。アメリカではまず古着屋さんでusのオールスターは見ないので見付けた時はかなりテンションが上がりました。買い付けでは鬼の形相をしていますが、この時ばかりはニコニコ(笑)結構店内は混んでいてパリの若者達が自分に似合う洋服を必死にさがしていました。他にもお店で使えそうなitemを買い付ける事が出来、思っていたよりもパリ良かったです。

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そしてまた違う古着屋さんへ。はたまたオシャレなセレクト古着屋さんにも。

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ベルト1本20ユーロです。でもこれ確か全部売れました。

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そしてまた違うお店へ。ここでもアメリカには無いような、デザインが然り気無く効いていて、少し洒落たitem達を買い付ける事が出来ました。

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業者に荷物を預けて、後は帰るだけです。買い付け中は車の運転をしたり、行き先を決めたり、かなり脳を活性化させてるので、中々写真を撮ってられなくて、非常にもったいないなと毎回思います。

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帰りもカタール経由で羽田まで。 今回のヨーロッパ買い付けはこんな感じでした。少しだけでもこれから古着屋さんになりたい人や、古着買付けしたい人、古着転売、物販してる方等に参考になればなと思います。

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