大人になってしまう前に 試したいこと欲張りにいこう

これを弱冠14歳で悟って歌える幸村精市様という存在は本当に凄いし尊いし男として言うまでもなく最高なので、全世界の女が惚れてると私は勝手に思ってる。

画像1

とうの昔に大人になって長らくが過ぎた奴が何を言うんだって感じだけれど、ふとしょうもない人生を振り返ってみた。理由については後ほど。


大学までは今回語るべき必要性もないから一気に割愛。ちなみに高校途中~大学途中?までは普通に非オタで、オタクは卒業していたものだと思ってた。当時夢があって浪人して入学して待ってたのは割と絵に描いてなかったキャンパスライフ。一人暮らしの家賃は奨学金で賄ってたけど、まぁお金のないこと。そこに止めを刺す様に両親が入院。重度の痴呆の祖父も施設代と両親の入院費…というか働けるの私だけじゃんってなって、割と必死だった。朝はパチ屋、昼の空き時間にカフェ、夜はまたパチ屋or牛〇。でも大人3人分と自分の学費と生活費は睡眠時間削っても、とてもじゃないけど追いつかなくて。働いてばっかりで授業も行けないことが増えて奨学金も途中で止められた。その辺の大人と同等に稼いでるのに、自分は白米にマヨネーズかけて1週間食べたりコンビニの5本100円くらいのパンを1食1本でとりあえず飢えを凌いでた。最終的にガチめのスロッターになるという中々のゴミクズ大学生をしていた。その時はそこまで渋くなかったからこれでかなり命が繋がった。今の時代じゃ絶対無理だからどうなってたんだろうと思うと過労死が過ぎる。

画像5

まだ華のJD生活が送れると夢見てた頃。盛れない時代のプリクラって存在だけで黒歴史。

『辛かった』と表現するのが陳腐な位には20前後の小娘には地獄だったのは覚えてる。ただ、絶望してても現実悲観してても何も変わらないし、家計を支えなくちゃいけない義務感と夢を叶えたい一心で駆け抜ける事だけを考えてた。さすがにスロットにほぼ生計を任せてる生活は人間として腐りきってしまうと思って、仕事を本気でやり始めた。両親も元気になって祖父も他界して、反動で経済的に非常に余裕が出来た。極度に貧乏生活してたせいか自分に贅沢をさせることが”悪”の様な気がしていた。人並みの食事を取って、人並みの生活をしてるだけで手元に余るお金が無意味に思えた。何の為に働いて何の為に生きればいいかわからない。年頃の女の子は誰しもこういう時期(ミリヤ期と呼んでる)になるものだと今となれば心得てる。ただ、カーテン締め切って加藤ミリ〇聴いては共感して号泣してたから今思うと重症w

割と長くなってしまったけどミリヤ期(後期)の事は前提なだけで、人生振り返る上で大事なのはここから!

そんなこんなの虚無感満載の時に、ふと見てしまったんだよね。全国大会決勝を。

何となく毎週見てた新テニだったけど、そういえば変な歌が流れて青学優勝したって原作の最終回しか知らないな。あんなキャンキャン吠えてた立海どんなザマァな負け方したのか見てやろwwっていう、完全に荒んだ心で観た私こそザマァだと今なら言ってやりたい。

OVA最終回の一瞬出てきたリハビリシーンで完全に雷落ちた。

幸村精市という存在は入院してる立海の部長という情報までしか当時WJで見てなかった。原作は四天宝寺が出る少し前から追わなくなってて脱オタしてたけど、とんでもなく難病の人で関東の時に手術してたという情報はあった。それがあったからか、何これ……こんなにも絶望を感じながらも仲間には笑顔を見せてて、治らないかもと一生床に伏したままになるかもしれないし失敗したらどうなるか分からない手術を受け入れて、どこまでもコートに立つことを諦めない姿に涙が止まらなかった。もうダメ、この人のこと全力で応援したい。好き。とりあえず離れてしまっていた期間の彼の情報を網羅するには………ドキサバ?モアプリ?実況動画?何これ、とりあえずこれから見るか……という様に、後はお察しの通りです(BAD END)

昔から熱しやすく冷めやすい性格故に、全国大会決勝見てから1週間以内に全巻見直してぺアプリまで抜かりなく買い、DVD買って幸村くんが歌ってるキャラソン全部買った。グッズは要らないし買わないなって思ってたけど、数ヶ月後にはアニくじA賞クッション持ち帰るまで絶対に帰れないと奮起になって引いてた。(これはまた別の時に話す)


「この人の為に生きて稼いで投資したい」

と生きる希望を与えてくれたのが

幸村精市という存在。


突然ドン底人生に眩かしく光を放った存在が現れたんてすよ!生きる道しるべそのものになって彼を追い掛けてる時間もキラキラと感じていて。まさに私にとって唯一無二で救いで神様。そこに存在があって、そこで笑っててくれればもう幸せで仕方ない。『生きててくれてありがとう』と誰かに本気で思ったことも人生で初めての感情。ミリヤ期脱して完全に気分はTWICE。

趣味も自分の為と言えばそれまでだからこそ”自分がこうしたい”と思うことに、お金を払うことに躊躇しなくなったのは彼のおかげでしかない。こんな何の為に生きてるかわからない人生なんて早く寿命来ないかな~って思ってたけども、逆に「もういつ死んでも後悔しない」って思ってた程に充実したものになった。大人が大人げなくも全力でオタクコンテンツを追い掛けて本気になると、必然的に全力でバカをすることになる。RTで見た「32歳オタクの私が~」の記事を見ると大変心苦しくもなるし世間から見たら恥ずかしい存在でしかないんだろうけど、それでも人生一度きりだから死ぬ時に「楽しかったな」って思いたい。

画像5

遠い昔の楽しかった頃。こんなに酷い化粧時期がどうやら1年近くあったっぽいことに衝撃が隠せない。

ちなみに叶えたかった夢は叶わなかった。選考進んでたけど途中で落ちた。それが当時は何より一番悔しくて辛くて、お祈りメールが届いた次のコマ以降大学の授業は行った記憶が無い。将来やりたい事が出来た時、大卒が必要になったら復学出来るようにとりあえず4年間の学費と籍は置いたけど、今のところ私の人生で必要はなさげ。やるつもりもなかった全く興味もない仕事をしていて、いつ辞めてもいいやって思いながらもそれなりにキャリアプランは描いてる。夢という程、大それたものじゃないけど目標はあって毎日もがいてる。

今は前のnoteで書いた様に全力でオタク楽しんでるかと言ったら負の感情が強くてそうではないけれども、あの日に落ちた「好き」という感情は薄れるどころか日に日に拗らせて悪化してく一方である。今まで『推し』と呼べる好きなキャラクターはオタクに戻る前も、戻ってきてからも沢山いた。でも、こんな風に思える存在は他に誰一人だっていない。『好き』は『好き』でも恋焦がれて辛くて泣くこともなければ、自分の時間やお金、その他全ての部分で少しも無理したいと思わない。適度に楽しむ、それだけ。それなりに熱量を上げる時があっても、熱しやすく冷めやすいからあっという間に割と「お熱上げてたな~」程度になる。彼こそ熱の上げ方が異常なことを当時から悟ってたから「今はこんなヒートアップしてるけど、このペースなら3ヶ月くらいかなww」って思ってたのに……思って、たのに……………

画像5

どこに出しても恥ずかしい大人の日常。香水撒いてそのまま夢の続きをゆっくり見ることは、呼吸をするのと同等レベルの大切な生命活動。

こんなのリアルの人に見られたらドン引きだろうけど、既にバーチャル背景ミスってオンライン会議で等身大タペ(複数)の飾られた痛部屋見られてるし、出向先の私のデスクには行く度に日替わりでアクスタが飾られてるから、もう迷いはない。人生楽しんだモン勝ち。

大人になってしまった後も 試したいこと欲張りにいこう!(´>ω∂`)


ちなみになんでいきなり過去瞑想し始めたかと言うと、残念ながらまた1つ歳を重ねたからです。こうは言っても色々と厳しさを感じてはいる。(だが止めない)そしてオタクは話すと長いネ。

何が言いたかったかと言うと、幸村精市さん愛おしいってクソデカボイスで叫んでも足りない誰か助けてってことです。

それでも今日も今日とて五感と人生貴方に捧げます💖

画像5


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?