異常を感じたらすぐ病院いけよ、って話
こんにちわ、小波津セイイチです。
最近すっかり病院通いが板に付いてきてしまったのですが、今回はそんな病気に関する注意喚起的なお話。
手遅れになる前に病院へ行こう
まだ詳しい病名までは診断されていないので何とも言えない部分はありますが、ここ最近の通院によって所謂『自己免疫疾患』っぽい状況であることが判明しました。
ざっくり症状を申し上げますと、身体中の様々な関節が痛むんですね。とは言えまだ初期の状態っぽいので無理に動かさなければ痛くはないのですが、もちろん不便は不便。
ここまで聞いて「え、無理に動かさなきゃ痛まないならまだ手遅れじゃないんじゃね?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は部位によってはもう手遅れっぽい状況だったりもします。
それが、”首”。
正確には『頸椎』なんて言ったりもしますが、本来であれば7個の骨がムカデみたいな感じで繋がって可動域を確保している筈が、何個かの骨が癒合してしまって首がうまく回らなくなっちゃったんですよね。
合体しちゃった骨を無理矢理引っぺがすワケにもいかないでしょうし、多少の改善の可能性はあるものの基本的にはもう一生動かないっぽいです。座ってギター弾くときにハイフレット覗き込めないんで地味に不便なんですよね。
何故こんな事になってしまったかと言うと、"首が痛いのをずっと放置していたから"に他なりません。
勝手に「布団&枕が合ってなくてずっと寝違えてるんやろなぁ…」なんて判断して病院に行かず、寝具の買い替えなどで対処したものの、どうやら根本的にそういう問題ではなかったようで「いよいよヤベェな」と思って病院に行った時には手遅れだった…、みたいな。
そんな感じで素人判断&通院先送りの末に首が固まっちゃったんで、みんなは異常を感じたらすぐに病院へ行こう!!
でもぶっちゃけ病院って行き辛いよね
自分のことは棚に上げて早めの通院を強くお勧めしている小波津ですが、正直言って病院に行くのって難しいですよね。
自分の場合、体の様々な不調に対して(間違った素人判断でしたが)「思い当たる原因」があった為にその改善を優先してしまい、結果的に通院が遅くなってしまった経緯がありました。
無論、通院がめんどくさかったり金掛かりそうで嫌だったりそもそも病院が嫌いだったりと言った理由もゼロではないですが、様々な勘違いによって病院を先延ばしにしたのも事実ですので、皆様に同じ轍を踏んで欲しくない一心でどのような勘違いがあったのか列挙させて頂きます。
1.腰の痛み→布団が合ってない?
一番最初に感じた体の不調は腰痛だったのですが、丁度引っ越して布団が変わったタイミングだった為それが原因だと思っていました。正直、この段階では病院に行くという発想はゼロでした。
って言うか腰に関してはまだ詳しく検査していないので、この腰痛が病気に絡んでるのか現状不明なんですよね。
腰痛に関しては本当に布団が合ってなかっただけの可能性も十分ありますが、もしかしたらこの腰痛が全てのトリガーだった説も…?
2.首の痛み→枕が合ってない?
次に感じたのが首の痛みですが、これは布団が合わなくて腰痛を感じていた際に、枕を折り曲げて高くして寝ると幾分楽だったので続けていたら発生したものでした。
ただ、これも上と同じく「布団を変えて適正な高さの枕が使えるようになれば解消する」と勝手に判断してしまい、病院より寝具の入れ替えを優先してしまいました。結果はご存じの通りです。
3.膝の痛み→自転車の漕ぎ過ぎ?
首に続いて不調が出てきたのが左膝ですが、通勤等で日常的に自転車を多用していた為それが原因だと思っていました。休日であれば片道10kmぐらいは平気で自転車移動してましたしね。
しかも痛かったのが利き足である左だったこともあり、「あー、変に力入れて漕ぎ過ぎたかなー」なんて思って精々自転車に乗る頻度を減らしたぐらいでした。
4.右肩の痛み→首の痛みの関連?
膝の次に痛みを感じたのが右肩。正確には右腕の付け根かな?
ここら辺まで来ると大分”原因不明”になりつつあるのですが、首と近いこともあり「首の不調で首からの血流とかが悪くなって腕にまで不調が出てるのかな?じゃあ首が治れば腕も治るな!」なんて自分を納得させ、病院には行きませんでした。いや流石にそろそろ病院行けよ…。
5.左目のかすみ→PC・スマホのやり過ぎ?
この頃になると関節に留まらず目にまで不調が出始めているのですが、普通に"PCのモニターの見過ぎ"だったり"暗闇でスマホの画面見過ぎ"だったりと所謂「疲れ目」が原因だと思っていました。
だって、関節の痛みと目のかすみが関連してるなんて思わないですよね?
とは言え目が見えなくなるのは嫌なので流石に眼科に行こうと思いましたが、なかなか病院に行く時間が作れなかった間に一〜二週間ぐらいで勝手に治ってたので行きませんでした。
あ、今はしっかり再発して常時かすみ目です。
6.顎関節の痛み→強いて言えば虫歯?
実は顎も痛くなっていました。そろそろヤバい気がしますが、歯科の通院を途中でブッチした過去があったので今更虫歯が再発して顎にまで影響出てんのかな?とか思ってました。
でも、今になって冷静に考えると痛みに加えて口が大きく開けなくなるのは色々おかしいですよね。今や厚みが2cm超える物体は口に入んないですもん。ハンバーガー食べ辛い。
7.左手親指付け根の痛み→いよいよ原因不明
現状、最後に痛みを感じ始めた部位が左手親指の付け根。
もはや右腕の痛みとかで積極的にギターを弾ける気分でもなかったので流石に「ギターの弾きすぎで手に痛みが出てるのかな?」とも思えず、ここに来ていよいよ原因不明の不調が出現しました。
でも、結局病院に行こうと思った決め手はコレじゃなくていよいよ首が動かなくなったからなんですけどね…。
結論が出るまで時間掛かるぞ
様々な不調の末、最終的にギターの指板すら覗き込めないほど首が固まったのが決め手で病院に通い始めた小波津。
しかし、現在の「自己免疫疾患っぽい」という結論に至るまで約半年を有しました。途中通院サボってたのもありますが…。
1.整形外科に行く
まず最初に、いよいよ首がヤバいと思って近所の整形外科に行きました。
で、レントゲンを撮ってもらったのですが、写っている頸椎の形は正常そのもの。てっきり『ストレートネック』的な状態だと思い込んでいた自分としては肩透かしでした。
そして先生からは「わかんねぇな」とのありがたいお言葉を頂きました。
2.接骨院に行く
整形外科で「わかんねぇな」と言われて大きな病院への紹介状を書いて頂いたのですが、それを親に報告したところ知り合いの接骨院の先生に相談してくれました。
その結果「病院で治療するとお金も沢山かかるだろうし、一旦うちに来てみなよ」と言って頂き、しばらく接骨院にお世話になってみることにしました。
しかし一ヶ月ほど通院するも改善されず、本来であれば押すと気持ちいい筈の部位(首の裏側)を押すと痛がった点で接骨院の先生が異常を感じ、念の為『MRI』を撮ることを勧められました。
3.大病院に行く
接骨院の先生の勧めもあり、MRIを撮るべく先述の紹介状を携えて大きな病院に行きました。
そこで血液検査やらレントゲンやらMRIやらCTやら色々と検査をされ、整形外科から内科に”院内紹介”という形で転科したり色々やって、大病院への通院開始から一ヶ月ぐらいでやっと「自己免疫疾患っぽいね」という段階まで来ました。
首が動かなくなる前に病院に行こう
と、いった具合で自分が病人になるまでの経緯をお話しさせて頂きました。
自分の病状は「高熱が出る」だったり「倒れる」だったりと言った分かりやすいものではなく、生活習慣が原因でも痛みが出やすいような部位の異常から始まったこともあってなかなか病院に通うに至らなかったのですが、
特に自分と同じアラサー世代の皆さんはそろそろ体に異常が出始めてもおかしくない年代でしょうし、少しでも違和感を感じたらすぐ病院に行くのをお勧めします。
自分なんて結局「布団が合わないのかぁ~?」とか思ってたら免疫異常だったわけですし、どんな不調でも重大な疾患の可能性があることは頭に置いておくべきでしょうね。じゃないと首固まりますよ!
ちなみに、現在の自分は薬を服用していれば体に痛みも出ないですしご安心を。
そもそも薬飲まなくても生活にほぼ支障はない程度の痛みだったんですけどね。だからこそ通院が遅れたのですが…。
まとめ
アラサーの皆様にはちょっとした異常でも病院に行くことをお勧めさせて頂きましたが、自分が疑われている病気は10代でも発症の可能性があるとの事ですので、もう老若男女問わず異常を感じたらすぐ病院行け!!首固まるぞ!!
ちなみに、ギターは大分弾きにくなりましたがゲームには支障ないですし、釣りとかも出来ますし、楽しみがある限りまだまだ病に抗いながら生き続けようと思います。
あ、あと保険入れる内に入っとこう。