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頚部CPPD(偽痛風)のスライドがJ Hospitalist Networkに掲載されました

J Hospitalist NetworkのClinical questionに当科から作成したスライドが掲載されました。

頚部CPPD(偽痛風)臨床像画像所見診断の注意点についてまとめました。

頚部CPPDと言えば環椎横靭帯に沈着するCrowned dens syndromeが有名ですが、環椎横靭帯以外にも、黄靭帯や棘上靭帯、棘間靭帯といった靭帯、椎間板、椎間関節や仙腸関節などにもCPP結晶が沈着し炎症を起こすことが知られています。

化膿性椎体・椎間板炎や結核などの感染症、PMRなどのリウマチ膠原病疾患、悪性リンパ腫などの悪性腫瘍が鑑別となり、診断には細心の注意を払い、治療経過も慎重にフォローする必要があります。

研修医 前田先生が専攻医 石瀬先生指導のもと総救カンファで発表してくれたレクチャーをベースに、石瀬先生がブラッシュアップしてくれました。お疲れさまでした。

当科では日々経験する1例1例の症例を丁寧にアセスメントし、疑問を調べ知識を共有すること、教訓的な症例は学会発表や症例報告論文執筆、JHNへの投稿などで対外的にも発信することを心がけています。

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