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米国Society of Hospital Medicineに参加、発表してきました!

2023年3月27-29日にテキサス州オースティンで開催された、米国Society of Hospital Medicine(SHM)のConverge 2023に参加してきました!
当院のデータを用いた臨床研究の結果をポスター発表しました。

Association between Multimorbidity Patterns and Oral Intake ㏌ Aspiration Pneumonia
誤嚥性肺炎で入院した高齢患者の多疾患併存(Multimorbidity)パターンの探索、および、パターンと経口摂取で退院との関連を調査した研究です。
数名の聴衆が質問しに来てくれ、研究デザインや結果の意義についてディスカッションすることができました。
ご指導いただいている先生方に感謝申し上げます。

日本からの参加者は私1人で、Hospitalistというシステム自体が米国独特な面が大きいため、国際的な参加者もあまり多くはなさそうでした。
ただ、International Hospital Medicine Group Meetingという集まりにお誘いいただきました。
スペイン、オランダ、ブラジル、パナマ、カタール、サウジアラビア、オーストラリアといった国々からの参加者に加え、米国のHospitalistからも複数の歴代のSHMのPresidentを含む参加者が参加しており、交流しました。

経済的な規模が日本とは全然違うとは思いますが(参加費だけみても日本の学会の6-7倍でしょうか)、設備の豪華さ、会場での朝食や昼食、学会グッズなどに驚きました。

ただ、写真撮影のパネルは先日の獨協主催の病院総合診療医学会の圧勝ですね。

コンテンツについては、もちろん全てを観れたわけではなく、自分の関心の強い研究関連を中心に参加しましたが、決して圧倒されるようなものではないと感じ、むしろ米国でもHospitalistの業界では質の高い研究を行っているのは一部の人たちで、まだまだ研究のボトムアップを進めているような段階なのかなという印象でした。
学会の内容の詳しいご報告は別で書いていますので、興味のある方はご覧いただければうれしいです。

今回、当院の海外学会発表への補助の手厚さに驚きました。入職したときから福利厚生の良さは感じていましたが、参加費・渡航費・宿泊費に対してだいぶ補助が出て、かつ、かなり良い海外旅行保険に入れてもらえました。研究費が獲得できていない身としてはとてもありがたいです。

今後も学術活動にも力を入れていきます!

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