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当院で初期研修をした小阪先生のCase reportがPublishされました!

3月まで当院で臨床研修をしていた小阪健祥先生が執筆したCase reportがBMJ Case Reportsに掲載されました!おめでとうございます!

Intravascular large B-cell lymphoma causing hypopituitarism and respiratory failure due to infiltration into pulmonary capillaries

Learning pointは以下です。
・血管内大細胞型B細胞リンパ腫では下垂体機能低下症と呼吸不全をきたす場合がある。
・下垂体機能低下症の原因検索にはMRIが有用である。
・画像検査で異常の乏しい呼吸不全をみたら血管内大細胞型B細胞リンパ腫を鑑別に挙げる。
・治療反応が良くない場合は一度つけた診断を再考する。

このCaseは内科ことはじめで優秀演題賞を受賞した演題を論文化したものです。

残念ながら患者さんは亡くなられてしまいましたが、患者さんに学ばせて頂いたことを、自分たちの今後の診療に生かすことはもちろん、CPC(臨床病理検討会)、学会発表、英語論文執筆を通して他の医療者にも共有することができました。

1年目の研修の前半で経験したタフな症例でしたが、よくがんばって論文という形にしてくれました。小阪先生お疲れさまでした!

当科では研修医、専攻医の学会発表や論文執筆といった学術活動の指導にも力を入れています!
なお、当院はBMJ Case Reportsを機関購読しているため、投稿料がかからず投稿できるのはありがたいです。

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