氏神様のご神気
氏神様を大切に
引っ越しをされたとき、その地を去るにあたり、お住い近くの氏神様に今までのお守りを感謝し御参拝されましたか? また引っ越し先では、落ち着かれたらお近くの氏神さんへご挨拶の御参拝をすまされたでしょうか。その地を敷きます大神様が、その地に鎮まっておられます。
私達はその地の一部となり暮らしていくわけです。氏神様の神気を頂くことによってその地での暮らしが成り立ちます。最近よくTVで小さな町や村の伝統ある祭りの風景が放映されています。人口も少なくなり、経済的にも大変でしょう。でもその手作りの祭りへのご奉仕の姿から、人々の心の豊かさが伝わってまいります。
都市のお祭りはどうでしょう。拝見するとイベント化され人々は観客化されてはいないでしょうか。その隙間から、なにかギスギスした気持ちトゲトゲした心が伝わってしまうようです。
どちらの地の人達が地に足付けた暮らしをされているでしょうか。その地の豊かさの恩恵を私たちはどのように捉えればよいでしょう。アクセスがよい。買い物便利な街。、便利なほど、求めるあまりそれがストレスを生むことにも成ります。
その地を好きになっていますか。その地を好きになるということはどういうことでしょう。そのお気持ちがなければ、氏神さんへ参拝しご神気に触れようなんて思いも寄らないことでしょうが、是非意識してみてください。
氏神様の御神気をいただく方法
「氏神様に参拝に訪れましたが 誰もいない無人のお社でした いただければお札でもと思いましたがどうしたらよいでしょう」このようなお尋ねをいただきます。
その場合は、常駐の神職さんがいなくても、どこかの神社さんが兼務されているか、近くの氏子総代さんか世話役さんがお札をお持ちですので、近くの商店などでお尋ねになればいただくことが出来ます。
ここでお話しするのは何方に聞いても分からない場合です。まず、ご自宅に神棚があれば事の由を告げておきます。なければ結構です。そしてお酒を、ワンカップで結構ですが2本用意して、目的の神社に出向きます。お酒の1本をお社の周囲又は四隅に撒いてから参拝され、事の由を告げます。次に境内にある榊か山榊の木を探します。木が見つかりましたら、その木の周りにもお酒を撒きます。そして自分の手のひら大の小枝を1本取って下さい。形は人が両手を斜め上に上げているような小枝を探してください。
小枝の葉を全部落としてから、小枝を7日お社に立てかけておきます。7日目にそれをいただきに行き、持ち帰って神棚か適切なところに祀ってください。持ち帰るときはお賽銭をお忘れになりませんよう。
これで氏神様の神気を我が家にお迎えしました。このことを充分に意識してください。家の中のこと、貴方ご自身にパワーがみなぎってまいります。またいろいろ良いことが起こったご報告を頂戴しております。
ご家庭内に良くないことが起こったり、ご自身何かスッキリしない日々をお過ごしの方はお試し下さい。その際は、ご神気をお招きする気持ちと姿勢が大切です。