お伊勢参りで感じたこと(その1)
ちょっとした旅行記と最近感じたこと。
11月10日から1泊2日の予定で、三重県の伊勢市に行ってきました。
目的はずっと行きたかったブルワリー訪問とお伊勢参り。
まずブルワリーなんだけど、ビアソニでもバリバリレギュラーの「ひみつビール」さん訪問、ひみつさんは、薮木くんと佐々木くんの二人が営む、地元や彼らのバックボーンでもある農業と繋がったクールな(でも熱い)ブルワリーだ。
セントレアから名鉄、JRを乗り継いで3時間弱。まずはブルワリー近くの二見浦まで直接いく。二見浦と言う場所は伊勢神宮参拝のスタート的な場所でこの場所をお参りして穢れを落とし、浄化した心身で臨むのが、古来からの正式な参拝らしい。
ということでサクッと訪問、多分昔は修学旅行や団体客で賑わっていたんだろうなという立派な旅館も多く、観光地のイメージ。
サクッと観光も楽しみ、徒歩で1時間弱かけて、夕刻ひみつビールさんへ。
日曜日にもかかわらず、ビールに使う麦まきを終え、工場の作業を行う二人が迎えてくれた。場所は本当に住宅地の中にある、おそらく農業に従事している(た)町で彼らはしっかりとビールに向き合っている。
それで工場見学なのであるが、機材を見ることはほとんどなく(笑)もっぱら二人と醸造や今後の展開の話をする。
しかし、小規模のブルワリーでビールを造るという作業は本当にクレイジーな作業だ。情熱と根気しかない。そして、その情熱を狂気に変えることができるものだけがいいビールを醸し出し、そして継続できるのだなと。
昨今、簡単にビールを作りはじめた企業も出てきたようだが、申し訳ないけど、単純にブームだからとか、クールだからとかといって始めたり、錬金術師にそそのかされて始めるものではないよ。まあ、そんなところはすぐ潰れるだろうし、無視しておけばいい。
まあ、そんなことも感じながら、工場を後にする。一旦ホテルチェックインのために車で近くの駅まで送ってもらうことになったんだど、薮木くんは「ちょっとここで軽く飲んできてよ」って有無を言わせずに二見浦駅近くの居酒屋前で降ろしてくれた。
まあ、そこで卸している彼らのビールを軽く飲むつもりでいたし。その時はいい感じで1泊2日の楽しもうと思った程度なんだけどね(笑)。
続く