VOW TATTOO
こんにちは、せいごです。
開業してから早2年が経とうとしているのですが、今までスタジオ名を決めずに営業してきました。
普通ありますよね。TATTOO STUDIO ○○ とか ○○ INK とか。。
アシスタントを雇うこともなく、1人で活動しているので特に必要もないかと思っていて、いつか良い名前が思いついたら...と後回しにしていましたが、ついに
できました!
タイトルにもある様に『 VOW TATTOO 』に決定です。
バウタトゥーと読みます。
と言う事で今回は屋号についてのお話です。
「VOW」とは。
まだ見習いの時から、自分のスタジオ名はVから始まる言葉が良いなと決めていました。 VICE、VOBO、STUDIO VOICE、VOU...Vから始まるコンテンツはイカしている。”V”一族に入りたい。
辞書を開いてVのページを読んでいるとvowという単語を見つけました。
「誓い」の意味があるそうです。
ふんふんなるほど。待てよ。vowという単語には見覚えがある。
これは18歳まで住んでいた実家の本棚の写真です。
高校生の時、「コミックVOW(バウ)」という本が好きだった事を思い出しました。
コミックVOWは、読者から投稿された街のヘンな看板や変わった店名などを掲載する、ナニコレ珍百景の前進的な雑誌です。
響よし、縁よし。
「誓い」という意味も、消えないタトゥーへのメタファーになっていて気に入りました。
次に雲のロゴマークについて。
当初、ロゴマークは牡丹の花のデザインを考えていました。
百花の王と称される牡丹を向上心の現れとして...と考えていましたが、
そんな高い意識は無い!
とう事でボツ。
どうしたもんかと、独立してからの2年間を振り返ってみる事にしました。
施術中、お客さんとの何気ない会話の中で、タトゥーを入れる理由を聞く事があります。返ってくる答えは、「カッコいいから」「大切な何かの為に」「パワーが貰える」「周りの人達が入っているから」と様々。
僕はお客さんの思いを全て理解する事は出来ないと思っていて、おこがましいとすら感じています。とてもポジティブな理由もあるし、自分の価値観とかけ離れている事もある。
どんな理由でも、タトゥーが人生を好転させるきっかけになれたらいい。
という思いから、雲から漏れる光と生まれる影、そして雨を表現しました。
時に眩しすぎる太陽の光を遮り、木陰の様な休憩ポイントでありたい。
そして、恵の雨となるか災害になるかは皆さん次第という事。
***
ちょっと伝わりにくかったと思いますが、タトゥーに込めた意味も誓いも、雲の様に変移的で良いじゃん。という感じです。
みなさんのタトゥーライフが今日も明日も30年後も豊かでありますように。
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