No.046 ビジネス会計検定2級にむけて

  ビジネス会計検定という資格試験があり、2022年10月16日(日)に2級試験を受験します。私は職務で15年以上会計に携わっていたので、正直会計は得意です。1級はさすがに難しいと思いますが、2級レベルだと正直落ちる気がしないので、申し込んでそのままにしていました。 
 ただ、ここ3年くらいは会計に携わってないので、さすがに勉強なしでの受験に不安を覚え、こちらに公開されている過去問をやってみました!

全20問早速チャレンジです。

結果としては  20問中15問正解(5問不正解)  75%,  うーん微妙です。
過信はダメですね。早速アマゾンで過去問集を発注しました。土曜日に頑張って勉強します。

第28回ビジネス会計検定試験

セクション1問1  合ってました!

 連結会社間で有価証券を売買した場合、連結財務諸表の作成にあたって、その売買に よって発生した損益を消去する必要があります。そうしないと関連会社間の内部取引で売上も利益もどんどん膨れ上がっちゃいますもんね。
満期まで保有する意図を持って保有する社債その他の債券の貸借対照表価額は、簿価評価のはずです!売買目的の社債の場合には時価評価のはずです!

セクション1問2 合ってました!

 連結損益計算書に記載される売上高は、連結会社間取引を相殺消去する前の金額…のはずはないですね。そんなことしたらいくらでも粉飾できそうです。
 親会社がすべての子会社の株式を 100%所有している場合、連結損益計算書に非支配株主に帰属する当期純利益は計上されないです。なんせ完全に支配してますので全て親会社に属する利益ですよね。

セクション1問3 合ってました!

 正直わかってませんでしたが、山勘で当てました。連結株主資本等計算書では、連結貸借対照表の純資産の部を、株主資本、その他の包括利益累計額、新株予約権、非支配株主持分に区分して表示します。項目に漏れが無いか不安でしたが、合ってました。
 連結株主資本等変動計算書において、株主資本以外の項目の当期変動額は純額で表示します。

セクション2問1 合ってました!

 経常利益の計算に影響を及ぼさない項目を選ぶ問題です。
売上割引 営業利益内です!
投資有価証券評価損  特損(経常ではない)!
持分法による投資利益 営業外ですが経常です!
コマーシャルペーパー利息  営業外ですが経常です!
負ののれん発生益 特別利益(経常ではない)!
というわけで投資有価証券評価損と負ののれん発生益の2つが正解です。

セクション2問2 間違ってました!

 財務活動のキャッシュインフローを選択する問題で、貸付金の回収と株式の発行を選んだのですが、貸付金の回収は投資活動でした。改めて考えてみるとそうですが、実際に問題を解いていると間違ってしまうというのは理解してなかったということですね。うーん残念。

セクション2問3 間違ってました!

 利益を生み出す従業員効率と資本集約率が高い方を選ぶ問題です。
利益の従業員効率は単純に営業利益を従業員数で割ればいいよねということで正解でしたが、生産効率を高めるための資本集約率というのはよくわからず、山勘で有形固定資産を従業員数で割って求めました。
残念ながら間違いです!資本集約度とは会社の資本を従業員数で割ったもので、総資本=総資産なので一人当たりの資産額を表す指標になるそうです。というわけで、総資産を従業員数で割る必要がありました…

セクション3問1 間違ってました!

 あれ?やばい。。。
2期分の連結貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、セグメント情報が与えられている問題で一部の項目が空欄になっています。この問題は、第1期の棚卸資産の値を選択する問題です。2期目の棚卸資産が15600と与えられていて、第2期のCF計算書で、棚卸増減額3200が記載されているので、15600-3200で12400、簡単だよね!と思ったのですが、CF計算書で3200を足し戻しているという事は、在庫が減ったことによるキャッシュの増加を表しているので、1期目の棚卸資産15600+3200で18800とすべきでした。これで3連続間違い。大ピンチです。

セクション3問2 合ってました!

 損益計算書上で空欄になっている売上高を選択する問題です。セグメント情報に売上高が載っているので、さすがに落としようがない問題です。なんとか踏みとどまりました。

セクション3問3 合ってました!

 間接法によるキャッシュフロー計算の営業活動によるキャッシュフロー、最初の項目である税金等調整前当期純利益を選択する問題です。連結損益計算書の穴埋めをしていけば問題なく解ける問題です。

セクション3問4 合ってました!

  キャッシュフロー計算書で空欄になっている投資有価証券売却益と投資有価証券売却損の値を求める問題です。損益計算書の特別損、特別益の中から拾ってくればよいですが、プラスマイナスを間違えないように気をつけましょう。

セクション3問5 合ってました!

  正味運転資本と当座比率を計算して選択肢の記述が正しいかどうかを求める問題です。
運転資本は、流動資産-流動負債で求められます。流動資産を流動負債で割ると流動比率です。
当座比率は 流動資産の中で換金性の高い項目に絞り流動負債で割ります。

セクション3問6 合ってました!

  固定長期適合率と自己資本比率に関する問題です。

固定長期適合率(%) = 固定資産 ÷( 固定負債 + 自己資本 ) × 100
自己資本比率 (%) = 自己資本÷資産(他人資本+自己資本)×100

セクション3問7 合ってました!

  事業利益率を求める問題です。営業利益+営業外にある受取利息、受取配当金、持分法の投資利益等を足したものが事業利益です。

セクション3問8 合ってました!

  ROA(総資本事業利益率)は 売上高事業利益率と総資本回転率に分解できますが、ROA変動の要因がどちらにあるのかを問う問題です。

セクション3問9 合ってました!

  自己資本利益率を求める問題です。合ってましたが、答えの4.9%という数字と合いません。いろいろと突き合わせをしましたが、どうも分子には親会社に帰属する当期利益、分母には純資産合計(非支配株主持分を含む)で計算すると選択肢の4.9%という数字になりそうです。非支配株主持分を除いて計算すると5.0%になります。非支配株主持分を除く方が正しいように思いますが、まあいいです。

セクション3問10 合ってました!

  ROE (自己資本当期純利益率)は 売上高当期純利益率、総資産回転率、財務レバレッジの3つに分解できます。ROEの変動した主要因を問う問題です。

セクション3問11 間違ってました!

 あれ?なんでこの問題間違えたんだろう。セグメント情報からA/B/C事業の利益率をX1年とX2年で比較して記述内容の正誤を回答する問題です。見返しましたが、なぜ間違えたのかわかりません。多分うっかりミスでした。

セクション3問12 合ってました!

  セグメント情報から各事業の資産に対する利益率を計算し記述内容の正誤を答える問題です。

セクション3問13 合ってました!

  売上債権回転期間を求める問題です。日数は、売掛金に365日かけて売上で割れば計算できます。

セクション3問14 合ってました!

  自己資本と営業CFの比率、営業CFと流動負債の比率を計算して記述内容の正誤に応える問題です。


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