DQビルダーズ住人観察――おかっぱ
概要
DQビルダーズの住人の挙動について分かったことを書き、特におかっぱのそれについて、写真を載せつつ詳細に示す。観察環境は以下の記事の通り。尚、写真に関しては場所や家具が異なるだけの同じ動作に関しては適宜省略している(そして必ずしも最初に言及した箇所で載せる訳でもない)。
行動ルーチン(全住人共通)
1日が幾つかのフェイズに分かれている
各フェイズ毎に、どういう種類の部屋に行くか候補が決まっている
部屋に到着した後、部屋の中の家具や同じ部屋の他人に反応する
住人のアクションは部屋の種類と家具によって決まる
時間が来ると次の部屋に移動する
おかっぱの一日(自分の部屋持ちの場合)
朝になると目を覚まし、工房系の部屋の何れかに移動し、生産する
自分の部屋で過ごす
食堂系の部屋の何れかに移動し、生産する
それ以外の部屋で過ごす
夜になると自分の部屋で眠る
おかっぱの行動
工房系の部屋特有
石、木、鉄の作業台に対しては、手をわちゃわちゃ動かしながら白い煙と共に星と水滴(汗?)を飛ばすアクション、木槌で叩くアクションが見られる。前者は食堂系の部屋で料理する時にも見られるが、後者は作業台特有。煙の中心に光があるのも特徴的。他の部屋、他の家具でも見られるが、作業台の上に乗り、屈んで手を動かす動作もする。掃除のイメージか。
炉に対しては、スコップを用いて石炭を入れ、火が燃え上がるアクションを行う。これは炉に対して固有。
その他、壁掛けに対して片手を縦に振る、同じ部屋で作業する人と会話するという部屋を問わない一般動作がある。様々な動作の後、汗を拭う。
食堂系の部屋特有
レンガ料理台に対しては、工房の作業台と同じ星と汗を飛び散らせるアクションの他、手の動きが同じであるが、白い煙がより広範囲に薄く立ち昇り、ジュージューと焼けるような音が鳴り、星と汗は出ないという料理固有のアクションも行う。煙の中心部が発光するということもない。
そして食堂系の部屋では、立ったまま、或いは椅子に座ってから食べ物を食べるアクションが発生する。ここで紛らわしいのは、飾り料理それ自体にも食べ物を食べるアクションを引き起こす効果があり、こちらは部屋を問わないということ。即ち、食べるという一つのアクションに異なる複数の発生要因がある。飾り料理の置かれた食堂では2つがどちらも発生し得る。
食べるという動作が1つではなくこの2種類があると判断する根拠は、食堂以外でも飾り料理を置けば食事が発生すること(タイジュの国を建設した記事において、まじんSpaあらくれで乙女ケーキを食べるアクションが観察されたのを見よ)と、飾り料理が無くても食堂では食事が発生すること(同記事にて教会で少年がめだま焼きを食べていた写真を見よ)の両者があるからである。見極め方であるが、飾り料理由来の場合は食べるものが決まっており、椅子に座ることがない(恐らく、住人は同時に複数の家具には反応しないようになっており、座るという動作は既に椅子に反応した結果であるから、座った上で更に飾り料理に反応して食べるということは出来ない)という点から予想が出来る。飾り料理と食べるものの関係は次のようになっている。
ガラスびん、水さし→飲む
パンとカゴ→パン
サラダプレート→ポテトサラダ
肉料理プレート→ウサギステーキ
魚料理プレート→イワシの炭焼き
ケーキセット→乙女ケーキ
部屋由来の場合には座って飲食することが出来、上のリストから乙女ケーキを除いてモモガキの実とめだま焼きを加えた中からランダムに食べる。部屋由来の場合は座って飲食するが、立ったまま食事をするかは不明。今のところ、飾り料理の無い教会では立って食事をしている様子を見ない為、部屋由来であれば必ず座って飲食するのではないかと予想している。例えば以降示す写真には魚料理プレートの前で椅子に座ってイワシの炭焼きを食べているというものがあるが、恐らく部屋効果で座ったまま食事が発生した際に、イワシの炭焼きがランダムに選ばれた結果ではないかと考えている。
飾り料理由来、部屋由来をまとめて、全ての飲食系アクションの写真をまとめると次のようになる(食堂以外の部屋での飲食も含む)。
その他、家具近くの床を探る等、他の部屋でも見られる動作をする。それらの動作や料理や立ち食いの後には汗を拭う。
一般の部屋で見られる動作
部屋を問わず、特定の家具さえ置かれていれば発生するアクションは多々存在する。但し、全ての家具に対して全ての住人が反応する訳ではなく、住人毎に反応する家具は異なっている模様(それでも多くの家具は全ての住人が反応する模様)。例えばおかっぱの場合、リッチな2人部屋に置いている家具を変更して実験してみたところ、本棚には反応するが単体の本に反応する様子は観察されず、ダンベルに対しても無反応であった(観察期間を伸ばせば結果が変わる可能性はある)。木に対して斧を振り下ろす動作も恐らく一部の住人しか行わない。
えっちなライトに対する反応は、腰に手を当て左右を見渡した後、身体を寝起きのように伸ばすのと同時にあぶないみずぎに衣替えするというものである。このアイテムの存在により、住人の姿はボロのふく(到着直後、着替える前限定)、通常の服装の他、あぶないみずぎ姿が存在することとなる。効果は今いる部屋の滞在時間が終わり、次に行く部屋を決める時まで有効。故に、着替えて欲しいならば着替えて欲しい部屋全てに設置する必要がある。尚、腰に手を当てて左右を見る動作はかがり火やかまど等他のあかりに対しても行うようである。
殆どの家具の周辺やその上に対し、屈んで手を動かし、何かを探るような動作を行う。家具や床の掃除、草花の手入れのイメージであろう。
様々なアクションの後には、額の汗を拭う動きが挿入されたりする。
壁掛け類に対しては右手を軽く上げ、前に押し出すという動作が発生。書いてある内容を指差し確認するイメージなのだろうか。
椅子に対しては座るという動作が発生する。椅子の大きさが異なっても姿勢は同じであり、1つの椅子に複数人が腰掛ける様子は見られない。
拍手は今まで作ったことのない部屋を作った時のアクションであるが、ホミロンの像に対する反応でもある為、部屋レシピを全て埋めた後でも鑑賞可能である。
すごろくかざりの前では、手を大きく動かし身振り手振りで強くアピールする様子が見られる。両手を動かしたと思えば片手だけ振り下ろしたり、なかなか力強い。主人公が話しかけてパーティに加えるか選ぶ場面でもこの動作をしており、仲間に加えろと精一杯主張しているのかもしれない。
文房具の前では、片手を固定してもう片方の手を左右に小刻みに動かすという、ノートを押さえながら何かを書き綴るような動作を行う。
うえきばちやたらいに対しては、木のバケツで水をかけるような動きをする。水汲み場で働く若い男ならば水汲み場の水中でも行う動作である。草花単体に対してはどうにも行わないことから、花ではなくうえきばちに反応していると思われる。
本棚があると本を手に取り、首を少し傾けたりする。読書であろう。
バスタブがあると入浴する。温泉に入浴する場合と異なり、狭い為か腕を手で擦ることはなく湯船に浸かるだけである。風呂上りには必ず伸びをする。
ここで興味深いのは、えっちなライトの効果であぶないみずぎを着た状態で入浴すると、そのままの姿で入浴することである。それだけなら他のアクションもあぶないみずぎ姿で行う為不思議ではないのだが、何とバスタブは主人公が利用した場合には、あぶないみずぎを装備していても通常の茶色の下着姿(無装備での姿)となるのである。あぶないみずぎでバスタブに入るというのは住人限定の行為であって、主人公には出来ないことのようである。
寝るという動作は夜に行う。一度寝るベッドを決めたら、そのベッドが利用出来ないのでない限り必ずそれを利用する。この性質を応用して、ベッドの撤去と再設置を繰り返すことで住人の寝る場所は調整出来る。尚、男(女)の壁掛けに名前を書くと以前のベッドの利用は止め、自分の部屋で新しくベッドを見付ける。朝起きる時には、伸びを行うことも行わないこともある。起きる時にキャラクターが置かれる位置にはブレがある。
同じ部屋にいる人との交流
手を軽く動かし話すような仕草。アピールよりも控えめ。聞いている側は腕を軽く開き、時々上半身を少し後ろに反らす。
片方が拍手し、もう片方が腕を高く上げ喜びを表現することもある。
その他、片方が屈んで床を探り始め、もう片方が派手に驚いて身体を後ろに反らすことがある。
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