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DQ10オフラインver1でキャラメイク

概要

DQ10オフライン(以下DQ10)ではプレイヤーキャラクターの姿を肌の色、髪型、髪の色、顔の輪郭、目の色、声に至るまで自由に決めることが出来、どのような装備を身に付けているかもグラフィックに完全に反映される。ここまでであれば(声を除けば)同じくキャラクターメイキング(キャラメイク)機能のあるDQ9と出来ることがほぼ同じであるが、本作ではそれに加えて種族選択(人間以外にもオーガ、エルフ、ドワーフ、プクリポ、ウェディの5種族が選べる)、装備品の色の変更が可能となり、取り得る姿の自由度が格段に広がっている。本稿では、そのようなDQ10において、私が行ったキャラメイクについて記述する。ver2以降は職業や装備の追加により色々変わるであろう為、これがver1時点のものであることを明記しておく。

肉体の容姿の決定

(厳密には少し異なりますが)ゲームの開始時にスタイル(所謂性別)、種族、顔の詳細等を決定しますが、その後も美容院を利用することで自由に変更が可能です。従って、手に入れた装備に合わせてそれに似合うように容姿を変えていって良いのですが、私の場合、最初に行った造形でほぼ満足し、変更はしていません。

種族は虫のような羽が欲しかったのでエルフにしました。角やヒレ、耳等と比べて能動的に動かせそうな部位なので、感情の昂ぶりに応じてバタバタ動いたら面白そうかなと。ゲーム中ではゆっくり羽ばたいていて、ジャンプの時に激しく動く以外では規則的なのですが、自分の中でキャラクターのロールプレイを考えると、感情に応じてすごく動きそうだなと。表現的な部位が多いのは魅力的でしょう。

容姿を決める画面では服装は種族に応じた普段着を着た姿で固定です。なのでどうしても普段着に合うような色や形にしてしまいがちですね。美容院での変更時は現在の見た目の装備で行えたらもっと便利だったかもしれません。ここら辺はオンライン版のDQ10の妖精の姿見(入手してない装備も含め、任意の装備を試着することが出来る)を参考にするのが良さそうです。DQ10オンラインのアカウントさえ作ればスマートフォンのアプリでも実行出来るので、いつでもどこでもキャラクターの着せ替えや色変えを実験出来ます。但し、オンライン版では性別変更はいつでも出来る訳ではないのか、妖精の姿見で試すことは出来ません。それを試す為には複数のセーブデータを作る必要があります。

妖精の姿見の使用例

エルフの場合、肌は桜~紫色、普段着も白、桜、緑色なので、肌は薄い桜色に、髪は薄めの緑にしました。服の上半身が白いので、髪は白ではなく緑、服の下半身は濃い色付けなので肌は白っぽくし、上半身も下半身も白、桜、緑のバランスが取れるようにしています。柏餅の色ですね。DQ10のエルフは和風なのでこういう感じかなと。上半身には濃い紫が欠けているので、瞳はそういう色。

キャラクターメイキング(容姿)

職業と武器の選択

職業選択の外見上の意義

DQ10では装備出来る武器は職業毎に決まっています。盾以外の防具の見た目はマイコーデで変えることが出来る(例えば鎧を装備しているキャラクターの見た目だけをローブ姿に変えたり、その逆をしたりする)のですが、モーションの都合上なのか、武器の見た目は同じ種類の武器同士でしか変えられません(例えば聖王の剣を装備しながら見た目をレイピアに変えることは出来るが、これを弓等に変えることは出来ない、弓で斬りかかるのは不自然であるので)。故に、自分が使いたい武器に応じて職業を決める必要があります。
また、細かいことを言えば同じ武器種であっても性別、種族、職業によってモーションが異なるので、拘る人はそこも拘っていきましょう。分かり易いのがエルフで、片手剣の場合、多くの職業では居合のように腰に剣を構えますが、遊び人の場合は軽く前に向けて持ち、ゆらゆら身体でリズムを取ります。剣を装備する職業ではありませんが、踊り子も独特です。

男エルフ、戦士の片手剣の構え
男エルフ、遊び人の片手剣の構え

片手剣を装備出来るのは戦士、バトルマスター、魔法戦士、遊び人、両手剣を装備出来るのは戦士とバトルマスターなので、この中から選ぶとします。見た目だけでなく性能も考慮して選ぶとしましょう。

職業毎の主人公の性能の考察

先ず、DQ10における主人公とそれ以外の仲間キャラクターの特徴と違いを見ていきましょう。

  • 主人公のみ転職可能で各職業のレベルは独立、主人公の各職業並びに仲間キャラクターのレベルは何れも最大70

  • 主人公はレベルアップ時、職業に応じて呪文や特技の習得、ステータスの上昇が発生し、その一部は他の職業でも効果を発揮する

  • 仲間キャラクターはレベルアップ時、呪文や特技を習得する

  • 主人公も仲間キャラクターもレベルアップ時にスキルポイントを得られる

  • 主人公は全ての武器種の武器・盾スキルを持ち、仲間キャラクターは装備可能な武器種の武器・盾スキル、装備に非依存な個人のスキルを持つ

  • 同じ武器・盾スキルでも、キャラクター毎に内容が異なる

  • 複数の職業のレベルを少しずつ上げることでスキルポイントを多く集め、低レベルであっても1つのスキルをマスターするのが比較的容易な主人公の武器・盾スキルで習得する特技は、主人公の各職業(特に転職する為にクエストクリアが必要な上級職)や仲間キャラクターが(スキルパネル配置や要求ポイントの都合上)高レベルで習得する特技に比べて性能が控えめな傾向にある

このような設計になっているのは、複数の職業のレベルを上げるのが難しいストーリー攻略中には転職無しでも主人公が他の仲間と同じように戦え、かつクリア後にやり込みをする時には複数の職業のレベルを上げることに意義があるようにする為だと考えられます。実際、完全に鍛えた場合、攻撃面も耐久面も主人公は仲間キャラクターより一回り強くなります。

このような条件下で主人公が就くべき職業はどのようなものになるでしょうか。私が思うに、耐久性よりも火力を優先して職業を選ぶのが良い筈です。というのも、将来的にver2やそれ以降が配信されてより強い敵が実装されたとして、ステータスが他のキャラクターより高い主人公が更に耐久面を意識しなければならない程の高火力の敵は、主人公以外が攻撃に耐えられない為登場させ辛い筈であり、従って耐久を追求しても過剰になると予想されます。それに対し、火力は高ければ高い程素早く敵を倒すことが出来るので、過剰になるということが考え難いです。それ以外では、特殊な補助技を持つ職業も状況によっては有用でしょう(但し、全ての職業を鍛えるのはかなりのやり込みであり多くのプレイヤーに対して期待される行動ではない為、特定の職業でなければクリア出来ないというような状況設定はあり得ないと想定されるので、仲間キャラクターの補助技でもある程度対応可能なように設計されるでしょうし、故に汎用性では火力追求に勝るとは考え難いです)。

この観点から言えば、剣装備職の中から1つ選ぶならば、片手剣+大盾による防御面に優れた戦士や魔法戦士よりも、天下無双による超火力が発揮出来るバトルマスターが優れているでしょう。

武器毎の主人公の性能の考察

バトルマスターで剣を使うと決めたとしても、バトルマスターは片手剣も両手剣も装備可能な職業であり、また片手武器の場合は二刀流が可能であるので、取り得る装備の仕方は以下の4パターンがあります(但し両手にハンマーを持つのは武器が剣にならないので除外します)。

  • 片手剣+左手に片手剣

  • 片手剣+左手にハンマー

  • ハンマー+左手に片手剣

  • 両手剣

先ずは二刀流から考察します。両手をどちらも片手剣にするよりは、片方はハンマーにした方が良いでしょう。というのも、ハンマースキルには攻撃力や会心率といった当該武器を装備している手にのみ有効な効果だけでなく、最大HPの上昇という、左右どちらの手に持っても同じように効果を発揮するものも含まれているからです。片手剣とハンマーのどちらを右手に持つかですが、片手剣を右手にします。雑魚戦での全体攻撃で有効なギガスラッシュを使えることに加え、対単体火力最強の天下無双において、攻撃力が十分にあってメインの6連撃のダメージ計算に使われる右手は攻撃力よりも会心率を重視した方が強いので片手剣が、攻撃力が低くなりがちな追撃のダメージ計算に使われる左手には攻撃力を少しでも積み増したいのでハンマーが優秀だろうと考えたからです。見栄えにおいても、右は居合なのでハンマーより片手剣が似合うでしょう(左は振り下ろしなのでどちらでも問題ない)。

次に、片手剣+ハンマーと比較する形で両手剣の考察をしていきましょう。両手剣の場合、武器それ自体だけでなくスキルによる上昇量も大きいので、攻撃力の数値は二刀流より上がりますが、会心率は片手剣に劣ります。その結果、天下無双で与えられるダメージは二刀流より低くなります(追撃が無いことに関しては攻撃力の高さによる単発ダメージで補えるものの、会心率の低さまではカバー出来ない)。対集団戦で使える技がギガスラッシュからぶんまわしに変わります。光属性ではなく無属性なので相手を選ばずに使えますが、攻撃範囲の縮小というデメリットもあり、どちらが良いかは決め辛いところです(雑魚戦でも対集団攻撃よりも単体高火力の天下無双の方が使用頻度が高く、この比較にそこまで意味が無いかもしれません)。両手剣が明確に勝っているのは武器ガード率の高さで、ハンマーによる最大HP上昇は無いものの耐久面では二刀流に勝るでしょう。武器ガード率はブレードガードで更に高めることも出来ます。また、スキルにおいて片手剣とハンマーの2種類を強化する必要が無く両手剣1つで良いので、使用するスキルアップパネルの個数が少なくなり、その分仲間キャラクターのスキルを強化出来るというのもメリットです。とはいえ、耐久より火力を優先する方針からは、主人公単独で評価すれば両手剣よりも二刀流でしょうか。

二刀流と両手剣の比較の参考の為、それぞれの場合のステータスの具体例をスキルパネルと合わせて紹介しておきます。

二刀流のバトルマスターのステータス例
両手剣のバトルマスターのステータス例
片手剣のスキルパネル
ハンマーのスキルパネル
両手剣のスキルパネル

マイコーデによる装備の見た目変更

マイコーデとは、自分が持っている装備の見た目を登録し、主人公の見た目を変える機能です。手に持つ武器や盾に関しては同じ武器種間でのみ見た目を取り換えられますが、アタマやからだ上、からだ下といった防具に関しては、鎧、服、ローブの別なく自由に変えることが出来ます。この機能を使えば性能的に強い装備を身に付けながら、見た目はお気に入りの装備に出来るので、強さとお洒落を両立することが出来ます。例えば、両手剣にドラゴンバスター、アタマに魔法戦士団ハット、からだ上(下)にトレジャーコート上(下)を登録すると、こんな風に変化します。

マイコーデ適用前
マイコーデ(正面)
マイコーデ(横)

ですが、これだけだと装備品毎に色がバラバラでどうもしっくりこないですよね。そこで、メギストリスの都にいる染色屋ピピルにカラーリングを頼んでみましょう。スタイリッシュに決まるようにコートを赤く、竜を模した剣を黒くしてみるとこうなります。

染色屋ピピルでカラーリング
マイコーデ(カラーリング済み)

良い感じになりました。これで強さ、見た目、どちらも望み通りです。

マイコーデが反映されたステータス画面

様々なアクションにおいて、マイコーデを楽しんでいきましょう。

マイコーデで天下無双(1)
マイコーデで天下無双(2)
マイコーデでぶんまわし(1)
マイコーデでぶんまわし(2)

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