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『知好楽』
何事においても、知っているだけの人はそれを好きな人にはかなわず、ただ好きなだけの人はそれを楽しんでいる人にかなわないという「論語」の教え。
そのためには、何はさておき行動に移しましょう。
そして、懸命に全力で楽しむのが一番なんですね。
私が河川清掃を始めたのも、昨今深刻化している海洋プラスチックごみ問題に端を発していて、海のプラごみのおよそ8割近くは河川や下水から流れ出した私たちの生活ごみだと知ったからです。
単細胞生物の誠榮さん、知ってしまったからにはそこで頭を使って深く考えることはせずに、とにかくプラごみの流出を水際で食い止めんとあかんやんけと、気がついたら長靴を履いては、ひとりで施設の近所を流れる淀川の掃除をしていました(笑)
その当時に、好きでやっているのかと尋ねられていたら、おそらく「いいえ」だったと思います。
ただし、今は川にしても街にしても、自分なりに楽しんでやっているのは間違いありません。
なんでもそう、楽しめないと続かないし、続いているのなら楽しんでいることに他ならないのです。
何が言いたいのかというと、知識だけを詰め込みまくって、完璧に武装した上で自分で納得し安心するまでアクションを起こさないから、楽しむことまで考える余裕が出てこないんですね、たぶん。
特に若い人たちに言いたいのは、自分の好きなことや興味のあること、心が突き動かされること、たとえそれが仕事であったとしても、まずは楽しむため行動に移してみる、とにかく何でもやってみる。
上手くいかなくたっていいじゃないですか、間違っていたとしても、失敗したとしても大丈夫、あなたたちにはたっぷり残っている「時間」という最強最大のサポーターがついているので、リカバリーすればいいだけの話。
無責任なように聞こえますが、これが私の願い。
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