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第760回【圧巻人生日誌 日々是成長】751(2023/6/24)▲▲人生中途半端でも卑屈にならない▲▲
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私、日経新聞を購読していますが、
経済動向の記事とかはかなり読み流すことが多いものの
朝刊で楽しみなのが
『私の履歴書』
『文化』
『交遊抄』
『私の課長時代』と
書籍の広告。
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経済新聞なのに
経済記事読んでねーじゃん、
と言われても、その通りですな、
と返すことしか出来ませんが・・・。
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加えて週末の
NIKKEIプラス1の
『なやみのとびら』のコーナーが
これまた含蓄があり好きなのです。
いわゆる、人生相談のコーナーですね。
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読者からのお悩みに
各界の著名人(湯山玲子さん、石田衣良さんなど)が回答する、
という内容なのですが、
自分の視野狭かったわとか
そういう考えもあるんですね、
と新たな気付きを得る機会にもなっています。
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24日付の内容、
抜粋しながら紹介してみたいと思います。
(ご質問)
東京都 30代女性
一般職で入社して15年、
資格を取り昇格試験も何度も受けたが不合格。
二人目の子供を設けるべきかも悩む。
自分が成長していない、変わっていない、
仕事も私生活も中途半端。
毎日何をしているのか、と自分を責めている。
これ、
私も経験があるからよく分かる。
何もうまくいっている気がしない。
毎日朝家を出て、夜帰ってくる。
そしてまた次の朝・・・の繰り返し。
俺は何しとるんや?と思ったことは
一度や二度ではありません。
感情移入できちゃいます。
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このご質問への回答が、
髭男爵の山田ルイ53世さん。
山田さんの回答なら
そういう方向性行くよなと予感しつつも、
どこかで大事なことではないかと思い読みました。
(山田さんの回答(超抜粋))
毎日手応えがなくとも
生活が成り立つなんて最高だなぁと思う。
気になったのは
『中途半端』という言葉。
裏を返せば
『丸っ切りダメでもない』という自負の現れ。
現状、自分を変えるための行動には
移していない。
『保留』『決めない』という選択を取っているが、
我々は『猶予』と捉えがち。
『保留』のコストはタダではない。
存在しない正解の幻影に魅入られ
立ち尽くしてしまうことこそ滑稽。
『こうする!』と一歩踏み出す
それ自体が救いになる局面もあるはず。
死ぬ時は皆等しく道半ば。
人生は『中途半端』が相場である。
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中途半端は悪、
ちゃらんぽらんなこと、
って思いがちですし
私もそう思う局面ってあります。
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もちろん中途半端を目指しましょう、
という意図ではないはずで、
大体生きていても道半ばになるのが
世の定め。
そうであるならば
あれこれ逡巡したり、
迷った挙句にフリーズするくらいなら、
前に一歩進んじゃいなよYOU
ということなのでしょう。
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こういうのって
皆さんにも身に覚えがあるのではないでしょうか。
やる以上はそれなりの結果を求めなきゃ、
でも逆に体が動かない。
そんなことが。
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でも人生全てのことを
完璧にクローズできることなんてありませんから、
アンテナに引っ掛かったら
ハイかイエスか喜んでで前に進めば
宜しいのでしょう。
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先ほど人生100年線表ってのを
作っていたんですが、
私の場合40年はもう終わったことになります。
100年生きるとしてあと60年あります。
最後の10年は体が自由に動かないリスクもありますから、
実質好きなことできるのは40年位でしょうか。
まだ40年もありますが、
加速度的な速さで進んでいくことは容易に想像できます。
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であれば
有限な時間を上手く使っていかないと、
死に際に後悔するというのも
納得の話です。
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ですから
今日1日を大事に過ごしましょう、
というのは月並みなコメントですが、
いつかやるの『いつか』は
絶対に無いということだけは
月干に銘じておきたいものです。
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★★今日の圧巻人生方程式★★
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人生はやはり有限。
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いつかやる、のいつかは
お化けに出会えたことがないように
絶対に到来する機会はない。
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しからば
自分の理想郷を思い描き
前へ前へと進んでいくことが望ましいはずだ。
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