第317回 【筋トレ日誌 その他日々是】308(2022/3/8)▲▲好きこそ物の上手なれ、から上達を目指す▲▲
先日、
鮒谷周史さんのセミナーでご紹介頂いた
「上達の法則」を読んでみました。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、
上達するにはまずは
好きにならなければ始まりません。
飽きっぽい性格である私にも、
初心に戻り参考にすべきポイントが
幾つもありました。
上達初心者が
上達中級者に至るプロセスは、
誰もが知っておいて損のない内容だと思われるので
簡単に紹介してみたいと思います。
★ポイント① 【まず始めてみる】
尻込みをしないで、まずは体を動かしてみる。
「何をしたら良いのか分からない」と考えるから
体が動きを止めてしまうわけで、
何でもいいから前進してみる。
「やり方が分からない」と言っているうちは
まだまだ内なるボルテージが低い証拠、
だと本書の筆者は言います。
★ポイント②【入門書を読む】
実際に読まなくてもいいから、
手元に入門書を置くことから始めてみる。
ここでは難しい内容はNG。
枝葉の論点に目が移ってしまうものも避けるべし。
とにかく、面白そうなものを選ぶ。
★ポイント③【ワクワクする瞬間を手に入れる】
分かる、分からないは二の次。
とにかく自身の心が震えるかどうか。
ワクワク感が自分に訴えるものであるかを観察する。
このワクワクがそのうち、
「胸騒ぎ」に変換したらしめたもの。
無意味に処理された刺激が、
意味のある刺激として処理された証拠だと筆者は言う。
「なんだか上手く言語化できないけれども、
心惹かれる状態」
になれば、上達への入り口は開かれた状態。
★ポイント④【頻度と学習の場を決める】
好きになるには多頻度で事に当たる必要がる。
しかし、多頻度になりすぎると
心理的負担が好奇心を潰してしまう可能性もあるので
要注意である。
また、誰から教わるかと言うことも、重要な要素である。
ポイントはいくつかあるが、
上達初心者は無理繰りでもよいから
好きなものを作ってしまう。
好きなものを作るプロセスこそが、
上達を生むことに繋がる。
ここまで筆者の言うポイントを
ご紹介してみましたが、
そう言えば自分も理由もなく夢中になったことは
今でも体の中に染み付いて
日常の生活にビルトインされているかも、
と考えることが出来そうです。
理由は後付けで、
試行錯誤で自ら学んで体を動かしているうちに
その道でちょっとは語れる位にはなった、
なんてこともあるものなのですね。
趣味がない、何にも興味が湧かない、
と言う方がいらっしゃったならば、
上述の筆者のプロセスで動いてみて
動いていくうちに「何か」を見つけることも
効果的かと思いますよ。