第1140回【nakaちゃんねる 圧巻人生達成プログラム】(2024/7/16)▲▲待っていても向こうから何かが来ることは無い、の話▲▲
■
今行ってみたい展覧会が、下記です。
小泉淳作さんの「物語」のような人生の話は、
以前セミナーの中で伺っていたことがありました。
大器晩成、遅咲きと言われる画家の
渾身の作品・建仁寺の天井画「双龍図」も
この機会に見てみたいです。
■
そしてもう一件が、こちら。
美術館「えき」KYOTO (wjr-isetan.co.jp)
みうらじゅんさんのマイブーム全貌展です。
こちらは以前地方巡業の際に見に行こうと思っていたら、
終わってしまっていました。
どちらも関西での展示なので、
これを機に梯子してみてもいいかな。
■
そのみうらじゅんさんが
この展示会にあたり、
インタビューでこんなことを話されていました。
「世の価値観では計り知れない
無駄な熱量と物量。
ただ呆れただけでは帰しませんよ。
『人の一生てなんだろう?』
そんな深いことをお考えになっても構いませんよ」
■
みうらさんといえば
貰っても嬉しくない土産物
「いやげもの」シリーズがお馴染みですが、
いやげものを見つけたら
すぐ手に取りレジに直行するそうです。
これっておかしな話ですよね。
みうらさん自身、
特に欲しくもないのに買い集めているそうですから。
■
でも、ここにあるのは無我の境地。
手に取ったら疑問を挟むことなく
レジへ向かう。
もはや洗脳かもしれませんね。
自分から「取りに行く」感覚でしょうか。
■
この後の言葉が、
毎日が退屈でつまらないと仰る方には
グサッと刺さるかもしれません。
「好きなことって、高校ぐらいまでは
あっちから飛び込んできてるような感覚があったんですけど、
もう上京してからはそれを期待してても来ないことが分かった。
定年後に『趣味がない』って悩んでる人もいるけど、
もうあっちからは飛び込んでこないんですよ。
こっちから行くために、好き嫌いをまず排除して、
とりあえずちょっと気になっただけでも、
モノを買わないとダメなんです。
モノを買うと、やっぱり頭の中で『元を取りたい』
っていうような貧乏根性がたぶん働くんだと思うんです」
ボーっとしているだけでは
向こう側から何かが来ることはない。
でも、ついつい期待しちゃうんですよね。
待っていれば棚ぼたがあるんじゃないかと。
■
私も週末がつまらない生活を送っていた時、
他力本願で降りてくることを期待していました。
楽しいイベントが湧いてきて、
楽しい人付き合いが生まれるのではないか、と。
結局無かったですけどね。
最初はチョロチョロしててもいいから
こちらから突っ込んでいかないと
何も起きないというのは、
間違いは無さそうです。
みうらさんはそれを「貧乏根性」
だと言っていますけど、
貧乏根性が「ない」を「ある」にする
仕事に繋がったのでしょう。
■
この夏
自分から何かを手に入れたいと思うなら、
先ほどの2つの展示会など如何でしょうか。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
=======================
★★今日の圧巻人生方程式★★
■
ただ待っていても
何かが降りてくることは無い。
そこには一定の時間とカネをかける必要は
あるだろうが。
=======================