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第1130回【nakaちゃんねる 圧巻人生達成プログラム】(2024/7/5)▲▲95歳のばあちゃんが○○に打ち込み時間を忘れる、の話▲▲


木村セツさんという方を
ご存じでしょうか?
95歳で人生まだまだ現役のおばあちゃんです。

最近色んなメディアで注目されていますが、
95歳の現役新聞ちぎり絵アーティスト
なんですね。

90歳セツの新聞ちぎり絵(@90setsu) • Instagram写真と動画


旦那さんを亡くして意気消沈しているところ、
娘さんの勧めで新聞のちぎり絵を始めたら
自分のライフワークになり
今やメディアでも取り上げられる有名人になられました。


案内を見て以来
展示会に行ってみようと考えながらも
なかなか出向くことが出来ず、
閉会間近の駆け込みで
展示会を拝見してきたのです。

何故だか
私の心をとらえて離さなかったのですよね、
木村セツさんが。


これ何でだろう?と考えてみたのですが、
「人生今日という日が一番若い」
体現している方だと思えたからなんですよね。


これは私の偏見かもしれませんが、
家族を亡くされたら意気消沈し
その後も張り合いを無くすものかと思いきや、
セツさんは新聞ちぎり絵に全精力を傾け
旦那さんを亡くした喪失感も忘れるくらいまでに
没頭しているのだそうです。

朝起きてご飯を食べたら創作、
昼寝をしてまた創作、
夕飯を食べたらまた創作。
日付が変わる夜中まで没頭することも
珍しくはないとか。


しかも創作されている様子を
ビデオでも拝見しましたが、
おばあちゃんの趣味にやっているレベル感ではなく
妥協を許さず徹底的にディテールにこだわる。

↑のインスタを見て頂ければ分かる通り、
「これ本当に新聞だけで作ってあるのか!」
という位に細部へのこだわりがありますし
リアルな出来になっていました。


人間、没頭・没入の対象を持てると
この上ない力を発揮できると言われますが、
正にセツさんがその方なのでしょう。

セツさんは展示会のメッセージ内で
こんなことを仰っていました。

私の人生、最初の方は、
いい時代一つもありません。
私だけ現在こんなに長生きさしてもろてます。

ちぎり絵してる時は、
なんも考え事してやしません。
これ一心。
食べさしてもろて、
好きなことさしてもろて、
何も気がかりもないし、健康やし。
今こそこれ、いちばんいいな。


人生生きていると
どこかで自分を抑圧している部分も
あるかと思います。

しかし最終局地は
セツさんのコメントにあるような気持ちで
生きられることなのでしょう。


今が楽しくない、つまらない、という人は、
まずは没頭・没入の対象を
見つけることから始めてみては如何でしょうか。

なお展示会は
以降下記のスケジュールにて。
お近くの方は足を運ばれることをおススメします。

7月13日ー28日 てんゆう花(新潟)
8月1日ー27日 曲線(宮城・仙台)
9月11日ー29日 atelier pomme de tarre(函館)
10月4日ー14日 ブックスキューブリック箱崎店(福岡)
10月18日ー11月6日 とほん(奈良)
11月13日ー12月1日 本のお店スタントン(大阪)
12月7日ー21日 月森(宮崎)

今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

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★★今日の圧巻人生方程式★★


毎日の生活で
自分の興味関心の対象を
全振りできるものはあるだろうか。

そのようなものが一つでもあれば
生きている意味の価値や意味が
増していくのではないか。
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