第93回 【筋トレ日誌 その他日々是】84(2021/6/29)▲▲キャラを破る▲▲
松本人志のまっちゃんねる内の
『イケメンタル』をYOUTUBEで初めて見た。
高橋克典さんの回を見たのだが↓
https://www.youtube.com/watch?v=w8DaN8VdJBY
高橋さん、なんでこんなバラエティが広い
イケメンなのか、と改めて『高橋克典あっぱれ』と
思わざるにいられなかったのである。
先日何かのインタビューを拝見したのだが、
高橋さんは56歳(!)
只野仁の筋骨隆々なイケメンイメージがある
『男が男に惚れる』そんな匂いを発している方である。
そんな高橋さんが事務所に、
(高橋さんを)どう売り込めばいいのか分からない、
と言われたことがイケメンタルに出るに至った経緯だという。
ここで考えさせられることは、
人は固定観念のイメージに囚われるとしばしば損をする、
ということではないかと。
渥美清のように=車寅次郎と認識される存在であれば
また別格の存在と言えるが、
(そんな渥美清も
ステレオタイプに認識される事に悩んでいたというが)
大抵の人は真面目キャラだけが根付いてしまうと
ただの堅物イメージに引きずられてしまう。
高橋さんもしばらくの間は
只野仁のイメージにしか見てもらうことができず、
真面目なキャラクターを活かした仕事が一切来なかったという。
ご著書も読む限り高橋さんは
ストイックで真面目なお方ゆえ、
これは相当に勿体ない事であるし危機感も感じたという。
顔立ち端正、何の不足もないとも思われるが
そこにあぐらをかかず、
何でもありでバカをやってみる。
自分のイメージを覆すのはしばしば勇気のいることではあるが、
わずかに一歩前に出る勇気でブレイクする事もある。
私も周りから
『普段は真面目そうに見えて
意外とバカなこと考えてるんですね』
と言われると、テンションダダ上がりで嬉しくなってしまう。
(注:真面目そうに見せている意図は一切なく、
ボケーっとしているだけなのだ)
自分のポリシーに反しない限り、
自分のキャラクターを破る少しの行動も
人生の幅を広げるには有効なのだ、と思った次第。