第845回【圧巻人生日誌 日々是成長】836(2023/9/23)▲▲世の中に自分を合わせるのか、それとも自分に世の中を合わせるのか▲▲
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本日は鮒谷周史さん主催の
『ニッチビジネスフェスタ』というセミナーに
参加しておりました。
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何だそれ?と言われるかもしれませんが、
字面の通り
ニッチなジャンルでメシを食っている方の
生き様やポリシーなどを4名の講師に
熱く語っていただく、
そんなセミナーでした。
(ご登壇いただいたのは、
こちらのお四方)
今和泉隆行(地理人)さん
飯田正勝さん
村田あやこさん
天谷窓大(あまや・そうた)さん
今和泉さんは空想地図の世界、
飯田さんは便所サンダルの世界、
村田さんは路上園芸の世界、
天谷さんさんはエクストリーム出勤の提唱者かつ
焼き芋アンバサダーの世界、
と、一見すると??な独自の世界を
お持ちの方々なのです。
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加えて
皆さんの特徴を端的に表すならば、
『世間で言ういい人(悪い人ではない)。
しかし、どこかで社会の当たり前の渦に
巻かれていくことに疑問を感じている人。
何かしらの熱愛・偏愛の対象を持っていて、
その対象のエッジを効かせていくうちに
オリジナルジャンルを構築した人』
と言えそうです。
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講演前から私が気になって仕方なかったのが、
天谷さん。
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写真を見て頂いても分かる通り
天谷さん絶対いい人ですよ。
もしこの笑顔で悪い人だったら、
世の中何も信じることができません。
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天谷さんはデブをレンタルする
デブカリのデブ一覧として登録されているのですが、
世の中に自分を合わせる生き方をするのであれば
間違いなくデブカリに登録なんてしない筈です。
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天谷さんも現在に行き着くまでに
色々な壁にぶつかったそうですが、
世間で言われるネガティブ要素を
オリジナルな世界に昇華された方と言えそうです。
普通、デブ=ネガティブイメージとして
捉えられますからね。
(そういう意味では、
エフェクチュエーションの
手中の鳥とレモネードでしょうか)
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どこかで誰しも
世間のレールから外れることに恐怖を感じますが、
一方で世間のレールから逸脱してみたい欲
みたいなものがあるようです。
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天谷さんのケースで例えるならば、
苦痛でも会社に行くのが当たり前
デブをアピールするなんて普通あり得ない、
ってことになりますよね。
なにかの拍子に
ガチャン!と世間から異なるレールに
乗っかりたい欲が勝ってしまい、
オリジナルの世界で生きていく道を歩んでしまうようです。
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オリジナルの世界で生きていくことは、
不安もありますし
そもそも認知されるのか?という疑問も生まれます。
しかし、
最後は自分に世の中を合わせさせる、
という気概と自信を持つことで前進があるのだ
と天谷さん含め4人の皆様からの講演で気が付く事となりました。
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エッジの効いた世界に向けて、
手数を打つ
泥縄式に試行錯誤を繰り返す。
スマートどころか泥臭い世界かもしれませんが、
そうすることでようやく
独自の境地が開かれるのでしょう。
4名の先達、案内人の松澤さん、
そして主催の鮒谷さんには改めてお礼申し上げます。
今日も良き1日をお過ごしください。