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第825回【圧巻人生日誌 日々是成長】816(2023/9/3)▲▲1年かけてタイトル獲得することから考える▲▲


少しずつ本調子にもなりつつあるので、

久しぶりに映画館へ。

どうも集中力が欠落してきているようで

2時間の映画を見続けられるか

少々心配ではあったのですが、

なんとかエンディングまで見ることができました。



久しぶりの映画館で選んだのは

『春に散る』

数年前に朝日新聞で連載された

沢木耕太郎氏原作の劇場版ということになりますが、

ボクシング映画としては見ていて

カメラワークも秀逸、

ただ原作と大きく乖離している部分に

違和感を禁じえなかったり・・・。


原作をリスペクトして見てきましたが、

哀川翔は必要なキャラクターだったのだろうか。。。



本編の感想はネタバレになるので

この辺に置いておくとして、

原作を読んだ際も薄々感じたのは

『人は年単位という時間でなければ

 変わらない』

ということなのだろうと思っています。

そもそも新聞小説の連載も1年以上の

超大作でしたから。



本作では主人公が

1年という時間をかけてタイトルを取りに行く、

という時系列的な話なのですが、

これが半年とか四半期くらいで

タイトル取れました〜!という展開では

なんの感動もないし面白みもなかったでしょう。



実力が伴うには

一定程度の時間がかかるし、

それ相応の時間がかかるものと

心得ておく必要がありそうです。



一方、かつての自分がどうだったのか。

20代の頃、

性急に結果が欲しくてあれこれつまみ食いし

何一つモノにならなかったような気がします。

忍耐力、堪え性が無かったのでしょう。



この歳になってそんなことに気が付いて

もう遅いのではないか?

と思うこともありました。



しかしこのタイミング(色々あった)で

この事実に気が付くことが出来たのは

むしろ良かったのではないかとも思えます。

ここで気が付くことが出来ず

60歳とか70歳とかになっていたら

どうなっているのか。

ある意味、恐怖、人生ホラーに近いですよね。



毎日生きていると

ホントに色々あるものです。

(本当に色んな厄介ごとが起きたりする)



しかし

その都度感情を揺らさない。

焦って起死回生を狙わない。

乾坤一擲なんてもってのほか。


こういう言葉を回せるようになったのも

自分の中での変化と捉えたいと思いますし、

次のステージに残せるものを積んでいきたいものです。



ところで、

映画『春に散る』の第二の主人公を演じた

横浜流星。

てっきり芸名なのだと思っていましたが、

本名なんですね。


しかもこの映画のために

プロテストに合格した4回戦ボーイとは

恐れ入りました。

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★★今日の圧巻人生方程式★★

時間は味方に付ける。
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