第62回 【筋トレ日誌 その他日々是】53(2021/5/30)▲▲雑観的メタ認知▲▲
分かっているようで極めて難しい、己を知るという事。
心理学の世界では、自分で自分が分かっている状態を
『メタ認知』といいます。
『メタ』は、『高次の』という意味ですが
メタ認知は自分の性格を第3のカメラで見て認識する、
ということになるのでしょう。
私自身もそうでしたが、
自分自身を知るという行為は時に苦痛を伴います。
特に周りで圧倒的ステータスを持つ、
いわゆるすごい人
なんかと比較してしまった場合はなおさら。
『なんで自分はもっと頭が良くないのか?』
『もっと見た目が良かったら』
とか、そんな事を真剣に考えていたこともあります。
考えてみても栓のない事なのですが。
でもいつからか、
(おそらく自分にとって落ち込みの深度が最大値の時だと思うが)
欲を出す比較をやめてみることにしました。
自分にとってエクスタシー感じる比較、
ポジティブになれる比較をする。
そして、昨日より今日がよくなっていればまずは良し、
くらいでゆる〜く考える方向にシフトしてみたつもりです。
勿論、自分自身と比較しなければならない葛藤はありますが、
不用意に自分に錘を課すことは無くなったように思えます。
今コーチングの先生と
そのその週の自分を振り返り報告をすることをしているのですが、
今までは特に成果だとも追わなかったことが
他人からすれば大きな成果であると分かることも。
この辺は自身と1:1の問いかけではなかなか見いだせないことで、
他社の目も介在させることで初めて分かった事が多々あります。
元々私は自分を必要以上に追い詰める、
ということはしないのですが、
時に袋小路に陥り苦しみ自己嫌悪感情が発動することも。
ただそんな時こそ、
自分にとって理があることを信じて行い
生き延びてやる!と思えば随分と肩の荷が降りた気になれます。
125歳まで生き延びてやる!