第1001回【圧巻人生日誌 日々是成長】(2024/2/26)▲▲遊びが仕事で、仕事が遊び▲▲
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昨日の1,000号目達成に際し、
心温かい仲間の皆様から沢山のメッセージを頂きました。
(個別にも頂きました)
有難い限りです。
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読んでいるとは思っていなかった方からも
メッセージを頂き、
誰がご覧になっているか分からないからこそ
少しはタメになる内容を書く必要性を感じました。
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ところで
10,000号を達成する約25年後に
パーティをします、とお約束したものの、
やはり具体的な達成日は明確にしておくべき
と考えていたところです。
達成の9,000日後は
2048年10月17日(土)だそうです。
皆さま今からGoogleカレンダーに
登録をお願いいたします!
ただの「パーティ」と書いても分からなくなりますから、
nakaちゃんねる10,000号達成記念パーティ
と入れておいてください。
2048年に突然忘れていた予定が
ふっとリマインドに上がってきますからね。
私もそれまで健康に留意し、
最高のポジションを保っておこうと誓いました。
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さて今日は、
空き時間に楠木健先生の
「経営読書記録(表)」を読んでおりました。
経営読書記録 表 | 楠木 建 |本 | 通販 | Amazon
経営学者なのに
読み口がソフトで分かりやすい文体なので、
ついつい半分ほどを一気に読んでしまいました。
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本書は楠木先生が読んだ本の読書記録、
という位置づけになっているのですが、
274頁にみうらじゅん氏の『「ない仕事」の作り方』が
紹介されております。
楠木先生もみうらじゅんを読むんだ!
という新鮮な感動もありましたが、
類書として紹介されているのが
北康利氏の『思い邪なし』である点が
なんとも意表を突く展開となっています。
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『思い邪なし』は稲盛和夫さんの
経営者の思考や行動に焦点を当てられた作品です。
かつて稲盛さんは
松風工業の特磁課で「一人経営」を始めますが、
みうらさんのそれはこれまでに世にないものを広める
「一人電通」経営。
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稲盛さんの哲学は「利他の心」にあり、と言われますが、
みうらさんの哲学は「自分ありき」ではなく
「自分をなくす」ほどに没入し価値創造する
利己と利他のハイブリッドの境地だ、
と楠木先生は仰っています。
私は両書とも読んでおりましたが、
稲盛さんとみうらさんの融合がこのような形で
図られていたことに読みの甘さを痛感してしまいました。
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おそらく両氏に共通するのは、
「PLAY WORK」。
(楠木先生の読書記録の後段で出てくる)
仕事と遊びの境界線があいまいで
仕事をしているのか遊んでいるのか分からない状態、
と評されていますが、
おそらく稲盛さんがセラミック製品開発に精を出していた頃は
仕事が遊びで、あそびが仕事状態だったと予想しますし、
みうらさんのそれも
遊びが昇華して仕事になった、と言えそうです。
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やはり何事も
「好きこそものの上手なれ」という
使い古されたかのような言葉は真理を突いていて、
何が好きか?
どのように楽しくやるのか?
という問い以上に、
なぜ好きなのか?
という点に収斂されていくように感じます。
楠木先生の意外な角度からの書評から、
自分が好きで得意なことを
常に自問自答していくことの必要性を感じるのです。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
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★★今日の圧巻人生方程式★★
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好きを得意にするとは、
利己の精神を超え利他の心で臨むことである。
それは、
自分に対し真摯な姿勢で生きることにも繋がる。
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