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第330 回 【筋トレ日誌 その他日々是】321(2022/3/23)▲▲askingの仕方を学んでいく(人に頼む技術より)▲▲

ハイディ・グラントさんの
『人に頼む技術』を読んでいますが、
自分自身がいかに人にお願いをする能力が
低かったことか、と現実を突きつけられています。



しかし、
人に物事を頼むことが苦手なのは
遠慮がちな日本人に特有な事象ではなく、
欧米人にとっても同様であることに
ちょっとだけ安心してしまったのも事実。


そもそも
人はなぜ他人に頼み事をすることに
抵抗を感じてしまうのか。


それは拒否されることへの恐怖感、
自分のステイタスを脅かされることへの抵抗、
などがあるようです。


そこには頼む側と頼まれる側との間の
捉え方へのギャップがあることが
大きな原因の一つではなかろうかと思われます。


皆さんも、
こんな経験がおありではないでしょうか。


頼む時は頼みづらいなーと思う一方で、
頼まれる時もなんだか断りづらいなーと、思うことが。


であるならば、
『頼み方』を改良し
『頼まれやすい』方法を作り出してあげれば
良いのではないでしょうか。


これはここ数ヶ月学び、
実践もさせて頂いている
エフェクチュエーションのaskingの技術に
通ずるところだろうと思います。


askingはお相手のニーズと
自身のニーズの最適解を探ること。


対局にあるsellingは
まさに売り込み。
テレアポで何の前触れもなく
マンション買いませんかー、と言われても
電話をガチャンと切りたくなる。
あの感覚です。


頼む側に求められるスキルは、
遠慮がちに依頼しない。
不器用でぎこちない様子を演出しない。
相手が助けたい、助けなければと
明確に分かるaskingを行う。
これらが重要と言われます。


一方の頼まれる側には、
この人を助けたいなーという動機
(レイン・フォースメント)を鼓舞させる必要があります。


そして一度のaskingで断念するのではなく、
何度もaskingを試みてみることでしょう。
なぜならば、
一度断られた相手に再度askingを試みると
受託される可能性は高くなるとの
研究結果も出ているからです。


人に頼み事をする際の
今日のポイントは以下になるのではないでしょうか。


① 相手が受け入れやすい依頼の仕方をする
② 人は頼まれ続けられると、断らない傾向にある
③ Askingし続ける

本日も人にうまくaskingをしながら、
充実の1日を過ごしてまいりましょう!

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