第864回【圧巻人生日誌 日々是成長】855(2023/10/12)▲▲存在感が薄い私が、痕跡を残すためにはどうすればいいのか▲▲
■
世の中には何故だか
存在感をアピールするのが上手な人というのが
いらっしゃいますよね。
分かりやすい例えだと、
声が大きいとか
物理的に大きい(背が高い、体格が横綱級)など。
こういう方達は
内心コンプレックスに感じているケースもあれど、
存在感を示していることが多いものです。
■
私なんて声が大きいわけでもなく
体格も大きいわけではありませんので、
その場にいるだけで存在感を示せる人たちには
羨望の眼差しを向けてみたり
時には嫉妬心を感じたりしたこともあるものです。
■
こういうのは子供の時から
脈々と受け継がれる育った文化や環境が
大きく影響してくるものだと分かった時から、
私は黒衣として生きる方がしっくり来るのでは?
と思えるようになり、
気持ちが軽くなったような気がします。
■
映画やドラマであれば、名脇役、といったところでしょうか。
■
私は親族に映画関係者がいましたが、
映画は主役だけじゃ作れなくて
脇役があってこそ、と
何かで語っていたと知りました。
脇役万歳、ですね。
■
私が大好きで尊敬すらする脇役が、
中条静夫さん。
『大馬鹿者!』という怒鳴り声を
覚えていらっしゃる方も多いはず。
ここに中条さんの脇役感が集約されていますね。
■
私はどう転んでも、
主役になることは難しい。
火曜サスペンスであれば、
通行人、良くても東尋坊から突き落とされる被害者
あたりが相場でしょう。
■
しかしそんな脇役でも
どこかで自分の痕跡を残したいと思うものです。
ギラギラしたセールスパーソンとしての痕跡は
どう足掻いても残せそうにない。
■
先日、とある仕事関係者の方に
思うところもありハガキでお礼をお出ししました。
私からしてみれば大したことではないものの、
受け取った方からは
『こういう風に手紙を頂くケースは殆どないから、
感動すら覚えた』
と勿体無いコメントを頂きました。
■
あー、こういうことか、と点が繋がりました。
■
己の存在感を示すのが苦手な裏方キャラは、
別の方法(しかも、他の人があまり対応していないこと)で
存在感を示すより方法はないし
そういうニッチな方法をとった方が
効果的なんでしょうね。
■
こんなのは一例でしかありませんが、
即ハガキを数十枚買い込み
カバンの中に常備したことは言うまでもありません。
■
世の裏方キャラの皆様、
自分の出来る方法で存在感を示していきましょう。
今日も素晴らしい一日となりますように。
=======================
★★今日の圧巻人生方程式★★
■
人には生まれ持った
キャラクターというものがあるはずだ。
無理なキャラクターを演じても
早晩破綻することは間違いない。
しからば、
自分にできるしかもオリジナルな方法を編み
存在感を示すことが効果的ではないだろうか。
=======================