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第92回 【筋トレ日誌 その他日々是】83(2021/6/28)▲▲必然なる人生を歩く▲▲
本日は参加しているセミナーの受講仲間であり
変化変容を成し遂げられた大先輩お二人の講演会に
参加をする機会をいただいた。
このお二人であるが、
お一人はかつてとある事件で財産を大きく毀損してしまい
一時はご自身を死にまで追い詰めるところまでいくも
V字の変化を達成。
もうお一人は有名大学院卒、超有名企業に入社も
その後色々な状況を経て独立なさられた
側から見るとサラブレッドのようなお方。
現在はセミナーでご一緒させて頂き
日々の変化のご様子に眩しさも感じること幾多なのであるが、
そんな経緯がおありだったのですか、と
思わず驚き、
また表面には現れない日々の積み重ねがおありだった事を知る。
私はそのお二人の事をまだ存じない約1年前、
お二人がご自身の変化を語られたインタビュー音源を購入した事に始まるのだが、
当時は出自やご経歴も知らない中で
なぜ1年前に決して安いとはいえない(当時はそう思っていた)
インタビュー音源を購入していたのかを講演会前に振り返ってみた。
私は2020年2月に転職をしたのだが、
前職では悪くはないがぶち抜けて良いとも思えない、
しかも晩年期は毎日がピンポン球を打ち返し続けるような日々に
実は疑問を感じていた。
ちょうどその頃、管理職登用の話を頂いてもいたので
正直このままこの職場にいるべきか、
思い切って転身し別の道を進むべきか、
悩んでいたのである。
しかし、
私の上司も毎日ピンポン卓球と格闘しているような状況ゆえ
そこに自分の5年後の姿を見てしまった気がしたのである。
私は今も当時も家庭は持っていないのだが、
「このまま突っ込んでいったら一生独り身なんじゃね?」
と強烈に危機感を感じたのである。
しかも、そこそこに親しくしていた先輩管理職が
あろう事か職場で過労死なさられていた事もあり、
これは自分が期待する姿ではない、と考えたのも事実である。
そのような考えもあり
転職する事に踏み切ったのであるが、
今までは過激に仕事に自分を捧げるような環境であったのが
新しい環境では今までの、所謂ヒリヒリする感覚がなく、
はたまた自身の置かれている環境がこれで良いのか、
に疑問を感じていた時に出会ったのが
かのお二人のインタビュー音源であったのである。
当時は不甲斐ない自分に、
藁にもすがる思いで購入したのであった。
あれから1年を経て、
自分の今歩んでいる人生は正解なのか、不正解なのか。
もちろん答えはまだ分からないが、
ただ一つ言えるとするならば
『選んだ人生も必然的なるもの』だったのではないか、
ということである。
もしそのまま同じ道を歩いていたとするならば
そこそこに不満のない収入を得られて、
肩書きも得ることができて、
見た目には不満のない生活を送っていたかもしれない。
しかし、
人生は長期逓増で変化を遂げるものだ、という言語や、
微差を積み重ねる、時間を味方につける、という考えを
知らないまま流されるように生きていたであろうと思う。
私は決して今の環境には満足はしていないが、
人生で一度立ち止まる時期を経て
『自分がどうありたいのか』
『視座を高く持つ』という発想に至れたことは
寧ろ歓迎すべき事だったのではないかと考えている。
お恥ずかしい話だが、
それまでの私は目標を打ち立てるという
基本中の基本のことすらも出来ていなかったし、
周りにもそのような雰囲気を醸し出す人もいなかった。
人は一人では決して変われない、
場の環境がなければ変われない、
と言うが、
私の場合は現在お世話になっているセミナーが
変化をしたいと自分に気づかせる契機だったのかもしれない。
前職にそのままいたならば、
恐らくこのセミナーやインタビュー音源にも出会っていないだろう。
そして、
何者でもない環境から成功を遂げた方が
よく言われる事だが、
『あちらの世界を知ってしまった悲しみ』という事も
あるかもしれない。
もちろん悲しんでいるわけではなく、
上の世界を知ってしまうと
もはや現状の世界が色褪せて見えてきている
自分がいるのも事実である。
この1年間私の行動の絶対量は
残念ながら多いとは言えない状況である。
この1週間、
改めて自分の目標を書き綴ってみた。
Being目標に大きなブレはないのだが、
その下層にある目標を更に荒唐無稽で
自分でも赤面しそうな目標を再設定してみた。
例えばその一つに、
『東京国際フォーラム ホールAで、単独講演会をやる』
と書いている。
笑いますよね、普通は。
私もしばしばコンサートで訪れるホールだが、
収容人数は5,000人!
ここです。
https://www.t-i-forum.co.jp/visitors/facilities/a/
最近自分は何の取り柄もないが、
なにかと人前に出てパフォーマーとして振る舞う事に
エクスタシーを感じるのではないか、と思えてきたからだ。
恥ずかしさもあるので
気の知れた友人にしか話していないのだが、
今まではギャラリー席からしか見たことのない演壇から
5,000人を見渡せたならばどんなに快感であろう、と。
今国際フォーラムのホール席の写真を見ながら、
大いに妄想しているところなのである。
どうぞ笑ってください(笑)
自分がどうありたいのか、と考える事に
向き合える幸せを噛み締めたい。
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