第318回 【筋トレ日誌 その他日々是】309(2022/3/9)▲▲上級者はメタファーを駆使する▲▲

昨日は
『上達の法則』のイントロ部分を
ご紹介してみました。



では上達の上級者は私のような凡人と
一体何が違うのか?


上達の上級者の特徴を、
今回も本書から纏めてみたいと思います。


★1)疲れにくい、飽きにくい
上級者は好きなことを行なっている間は、
疲れを感じにくいし、飽きを感じにくいといいます。
その理由は、
技能が自分の身体に自動化され組み込まれるので
無駄な動きや、注意を払う必要性が
初心者よりも断然少なるわけです。
結果、「好きである」と感じる度合いが
初心者よりも高くなるようです。


★2)自我関与が高い、価値観がある
何事も当事者意識が高い方が
自分事として考えますから、
その行為に対する楽しみが増えることは
容易に予想できます。


その中でも上級者は
自我関与が高いことで
「長期記憶」の形成が他者に比べて促進されるようです。


また、
断片的な関与ではなく
全人格的に関与をすることに特徴があると言います。


自身がどうありたいのか、
どういう姿を理想としているのか。
そんなbeing的な目標を掲げている人が
上達の上級者なのでしょう。


では、
そんな上級者にはどんな特徴があるのか?
これは多くの特徴があると著者は言いますが、
その中でも最も意味あるものと感じたのは
『技能を言葉(メタファー)で語れる』
ということでしょう。


そもそも技能というものを
言葉で表現すること自体は、
困難というよりもなかなか出来ないものでしょう。


しかし、
上級者のほとんどは自身の技能をコーディングし
他者に伝え共感を得ることに長けている、
と言います。


この点は、
本書を紹介してくださった鮒谷周史さんも
セミナー等で数々のメタファーを繰り出し、
人生観という具体化しづらい事象も
言語化されているという点では共通しています。
上級者は言語に置き換えることが出来る、
この点は大きく納得ですね。


言語を利用しイメージングをしていく。
今日の内容では最も重要な
『コツ』みたいなところかもしれません。


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