第1116回【nakaちゃんねる 圧巻人生達成プログラム】(2024/6/21)▲▲風呂敷を畳める人、の話▲▲
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ビジネス仲間の後藤さんに
下記の本を紹介いただきました。
設楽悠介さんの『「畳み人」という選択』。
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畳み人と言っても、
畳屋さんの話ではありません。
設楽さんの言葉を借りるなら、
リーダーの突飛なアイデアも
実現可能な状態まで設計し、
着実に実行に移す人、
とあります。
言い換えるなら、
右腕・参謀ということになるのでしょう。
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設楽さんはビジネスには
「広げ人」と「畳み人」があると仰いますが、
広げ人はCEO。
畳み人はCOO。
そのような位置づけと捉えれば分かりやすそうです。
例えば孫さんや柳井さんは、
広げ人でしょう。
一方で孫さんの側近や
柳井さんの番頭役として長く従えていた方
(『ユニクロ』の中でお名前は出ていたが、失念)は
畳み人と言えるでしょう。
歴史を見れば、
黒田官兵衛に山本勘助も畳み人でしょうね。
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なんでこの本の話になったかと言えば、
後藤さんも私も表記の仕方は異なれど
根っこでは畳み人属性の仕事を標榜し
目指している点で一致したからなのです。
後藤さんは各分野でご活躍なので
私などまだまだ足元にも及ばないのですが、
少なくとも私は突飛なアイデアを繰り出せる
広げ人要素はあまり無いと実感しています。
一方で学生の頃からまとめ役、ファシリ、
などなどのお役を仰せつかってきたことが多いのも事実。
拡散したものを収斂していくことの方が
比較的得意かも、と考えてはいるのです。
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ところでこの畳み人ポジションは
かなりお得な立ち位置ではないかと
思えるのです。
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設楽さんも畳み人ポジションでいたことで、
『死ぬこと以外かすり傷』の箕輪厚介さんや
幻冬舎の見城徹社長との接点が出来たと言います。
見城さんは
「たった一人の熱狂」という言葉を仰っていましたが、
たった一人で熱狂できる異端者を
一番間近で見ることができるのは
畳み人の特権かもしれませんね。
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この本読めば読むほど
今の自分に足りないことが沢山見えてきて
ボディブローを食らった気分になるのですが、
これは自分へののりしろがまだ沢山ある証拠だ、と
ポジティブに受け止めていきたいと
強く思わさせられたのでした。
良い気付きを頂いた後藤さんには感謝です。
お仕事もご一緒しましょう!
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
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★★今日の圧巻人生方程式★★
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広げるのが得意な人もいれば、
畳むのが得意な人もいる。
それぞれに優劣はないが、
各種のポジションの特徴を考えると
畳み人はお得かつ欠かせない存在かもしれない。
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