第905回【圧巻人生日誌 日々是成長】896(2023/11/22)▲▲いい会社をつくりましょう、の会社訪問記②▲▲
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伊那食品工業訪問記・その2です。
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第一日目は
現社長・塚越英弘さんと、
若手・中堅社員から生の声を聞かせて頂く
という内容。
(このセッションは本音トーク大歓迎なので、
収録はNG!)
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率直な感想が
一般社員と経営層の絶妙な距離感が
保たれているな、ということ。
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大企業になると
一般社員が社長に物申すなんて
なかなか出来ないことだし、
オーナー企業でも
社長の理念が強くて押しつけになると
社員は物申せない、
ということもしばしばあるものです。
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しかし伊那食品工業は
社長への進言は大歓迎、
社長も社員に任せる姿勢が貫かれています。
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その証拠に、
社員の方の表情が柔かく実に楽しそう。
それは私たちの前に登場した方々のみならず、
レストランやショップの社員
構内を歩く社員にも共通して言えること。
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楽しい、と感じるということは、
会社の理念を意識しているか無意識かは別として、
頭の中、体の中に浸透されているということでしょう。
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別日に記載しますが、
伊那食品工業では朝8時から
有志で社内構内を清掃することが日課になっています。
もちろん義務でもなく、
個人成績にも影響しない
自発的な活動。
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私も朝清掃の様子を拝見しましたが、
皆さんキビキビと動いているのはもちろん
とても楽しそうに掃除していらっしゃるんですよね。
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しばしば、
仕事か?作業か?
という問いを出されることがありますが、
伊那食品工業の社員には
作業をしている人は私が拝見した限り
いらっしゃらなかったですね。
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皆さん自分の使命=仕事と捉え、
どうやったら効率的なのか
楽しくするにはどうしたらいいのか
を自然に考えながら対応している様子。
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かつては応募してきた学生を
採用できればいいかな、といった状況だったそうですが、
今や数十名の採用枠に数千人が
応募をしてくるそうです。
一地方の一企業で
これだけの求心力があるというだけでも
驚きではないですか?
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現社員が会社の広告塔になり、
次世代にその哲学伝承を行っているのでしょう。
経営者の姿もさることながら、
そこで働く社員の姿が強烈な印象として
残ったのでした。
次回に続く・・・。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
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★★今日の圧巻人生方程式★★
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いい会社の社員は
その表情が常に明るい。
そこには作業をやらされている感はなく、
自分の天命=仕事と思えるかどうかが
大きなポイントになるだろう。
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