妻を救ってくれたおっぱいおばちゃん
こんにちはおいなりです。今9ヶ月になる娘を妻と一緒に育児中です。
ここでは、もっと夫婦関係良くしたいなぁ~って思っている男性の皆様に向けて僕の個人的な経験をお話ししています。
今日は妻を救ってくれたおっぱいおばちゃんついてお話しします。
妻についてですが、産後から一夜あけた日の午前中に助産師さんから授乳のレッスンを受け、その日から病院で提供されるミルクと合わせて徐々に母乳が始まりました。
この日までの赤ちゃんが母乳を飲むイメージは、おっぱいに大きな口をあけてくっつき、喉を上下に動かしながらごくごく母乳を飲む赤ちゃんでした。
ただ現実はそんなに甘くなかったです。
まず娘も吸う力が最初は全然無いので、おっぱいに顔を寄せても全然吸ってくれない。
後、おっぱいも最初は固かったり、乳首がしっかりと飲みやすい形になってなかったこともあり、母乳からミルクを飲ませることは全然できなかったです。
赤ちゃんには栄養たっぷりの初乳を飲ませることが大切だよ~と耳にタコができるくらい聞いていたので、妻にとってはとてもプレッシャーだったと思います。
*初乳とは?「分娩後数日間分泌される乳汁」とされ、一般的には産後10日くらい出ると言われます。 初乳は、赤ちゃんが外界に出てこれから健やかに成長していくうえで欠かせない栄養や免疫成分を豊富に含んだ“特別な母乳”
ミルクを作りながら、仕方ないね~と夫婦で励ましあいながら、妻はなんとか母乳を飲んでもらおうとマッサージをしてみたり、乳首を摘まんでみたりを続けていましたが、やはり母乳はあまりでず、吸引力のあまりない新生児の娘は母乳を飲むことがほとんどできなかったです。
この時の妻のおっぱいは、例えるとおっぱいに硬いブロックを入れてる?と思うぐらい固かったです。
このまま母乳がうまくでないと乳腺炎になる、または脳が母乳は不要ということで作る作業をしなくなるそうなので、妻はおっぱいが固くなると搾乳するを毎日続けていました。
新生児の育児、ミルク作り、そして搾乳となるとかなり睡眠も削られ、妻の身体も限界に近づいていました。
そんな妻を見ていると自分の無力さを感じて、悔しかったです。
ただ、何か僕もできることは?を探しつづけて、ある助産婦さんに友人を通して出会うことができました。
地元で有名なおっぱいおばちゃんです。
妻も睡眠不足が続いていたこと、ネットで調べた母乳が出るマッサージなど色々と試していたので、
おばちゃんからマッサージ受けるのも、私がマッサージするのも変わらないでしょ?
ということで、最初、話した時の反応はよくなかっです。
でも妻の努力を目の前で見てた僕は、絶対に妻の母乳が出るようにしてあげたい!と強く思っていたので、最後の望みで予約をして、妻を連れていきました!
最初電話予約したとき、母乳外来の予約をしてきた人が僕だったので、とても怪しまれました。笑
そして母乳外来当日、その助産婦さんがいる場所にいくとどこにでもあるような一軒家でした。
そのおっぱいおばちゃんは一軒家に住みながら、家の一室でお産をサポートしているそうです。
部屋に入ると、今まで取り扱った方からのお礼の写真や、その子供が育った写真入りの年賀状が山のように貼られていました。
色々な思い出を語ってもらった後、早速おっぱいマッサージの開始!
僕は赤ちゃんのお世話で一緒にマッサージを見させていただきました。
そして厚みのある手で妻のおっぱいをもみもみ、もみもみ。
いいおっぱいしてるね~!(おっぱいおばちゃん)
このおっぱいなら二人同時に授乳出きるよ~(おっぱいおばちゃん)
すると数分後に
ほら見て~(おっぱいおばちゃん)
その瞬間僕と妻は目を疑いました!
な、なんと妻のおっぱいからミルクが~!
しかもチョロチョロ出るのではなく、まるで噴水のような勢いでミルクが出てます!出てます!
本当に感動しました!
本当に感動しました!
妻も僕も本当にここに来てよかったと思いました!
早速待っていた娘に授乳を開始したんですが
初めて僕のイメージしていた、おっぱいに赤ちゃんが吸い付き、ごくごくと喉が動いている姿を見ることができました。
本当に本当に感謝です。
あれから毎日、毎日、授乳を続けており、9ヶ月たった今でも完母で育児が進んでおります。
本当に救ってくれたおっぱいおばちゃんに感謝です。
そしてどんな時でも最後まであきらめなかった妻に大感謝です。
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