DCプランナーは社労士試験に役に立つ?
DCプランナー受験は社労士試験に役に立つのでしょうか?
結論からいうと、、
あまり、社労士試験には役に立たないかと思われます。
(試験自体は老後の資金形成に役に立つ試験です。)
さて、DCプランナー(企業年金総合プランナー)とは、、、
簡単にいえば、公的年金に加え、確定拠出型年金、さらには投資・運用など老後の資産形成の知識が試される試験です。
DCプランナー1級は下記A~B分野に分かれており。それら全てを合格する必要があります。
A.年金・退給付制度等
(公的年金/企業年金と個人年金/退職給付制度)
B.確定拠出年金制度
(確定拠出型年金)
C.老後資産形成マネジメント
(資産運用/老後の資産形成)
感想としては、老後の資産形成に関する分野を狭く深くという感じですね。
国民年金、厚生年金や確定拠出拠出年金などは社労士試験とは重複しますが、社労士試験の択一の選択肢が5個なのに、比べてDCプランナー1級は基本4個。
そう考えると、気は楽ですね。
しかし、正直、社労士試験を受験される方にはDCプランナーよりも年金アドバイザーの方を薦めます。
理由は、、
確定拠出年金の範囲が広い。その他、社労士試験に関係ない企業年金(中小企業退職金共済、特定退職金共済、小規模企業共済 、その他個人年金)が出題されます。
簡単にいうと、、
社労士試験に不要な知識が多い!
できれば、社労士試験合格後に資産運用やDCに興味があれば受験をしていただければと思います。
もちろん、社労士の実務として確定拠出年金の知識は大いに役に立ちますし、個人としても、公的年金と私的年金を含めた老後の資産運用に役に立つ試験です。