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手書き地図推進委員会
2013年の初冬から始動した、おじさん仲間4人のプロジェクト。
当時のぼくは、日本各地の旅先や山行で見つけた偏愛感満載の手書き地図を収集していました(いまもですが)。そのコレクションを活かせるし、なにより近い感性と視点(でも個性はバラバラ、笑)を持った近い年齢の仲間同士で楽しんでいこうということで。
はじめは自分たちの遊び&学びのようなものだったけれど、だんだん実績が蓄積されていき、ほどなく自分たちらしさ(属人性)が発揮されるようになって、いつしか地域活性や教育・地育領域で本領を発揮するように。
4人それぞれが本業たる自分の事業を持っているため、委員会という形式でネタを持ち寄っていた最初の頃は、手書き地図の面白さを直接作者に聞きに行ったり、その地図を片手に自分たちでフィールドワークしたり、そうした活動のことを講演させていただいたり。
そんなことの積み重ねによって事例やアイデアをたくさん手に入れたので、それらをノウハウ的にお裾分けしながら地元のみなさんに手書き地図をつくってもらうワークショップを提供していこうと、モデル開発しました。いまでは会社(株式会社ロケッコ)の事業として展開し、自治体と一緒に地域事業を行ったりしています。
2019年8月には、たまりにたまった活動事例を一冊の本にしました。それが『地元を再発見する! 手書き地図のつくり方』(学芸出版社)です。
あなたの日常は、だれかの非日常。
他人のメガネをかけて覗く世界は、きっと新しい世界。
地域は、地元の人が遊ぶ、他所の人に遊んでもらうことで活きる。
個人的な思い出話、地元のウワサ話、日常生活のエピソードを可視化する、これぞぼくらの考える手書き地図。
この本、わりと図書館に入っているようなので、ちょっと興味あるという方はぜひ図書館でページをめくってみてください。
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