【単著】の書籍
思わぬご縁が、自力ではいかんともしがたいチャンスを運んでくれました。いまではいくつかの作品を世に送り出すことができ、知的な低山里山巡りにピンときたという歴史散策マニア、ブラタモリ的まち歩き好き、そして低山ファンの方々から、嬉しい反響をいただいております。
(ブログなどのレビューもリンクさせていただいております。感謝!)
「遠く高い山のピークだけが登山ではない」「身近な低山里山」「知的な大冒険」といったテーマが図書館の好みにフィットするのか、全国あちこちの図書館に入っているようです。機会があれば、ぜひお手に取ってみてください。
「ページをめくれば、旅がはじまる」吉祥寺ブックス・ルーエのカバーに描かれた、憧れのキン・シオタニさんの言葉です。本で読んでいるところから、すでに登山は始まっています。
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2016.12.25
『低山トラベル』(二見書房)
首都圏近郊の低山30座を取り上げています。
大都会・東京のおひざ元でありながら、いずれも歴史物語、文化伝承の色濃い山々ばかり。初の著書ということもあり、意識的にメジャーな山を選んでいます。中には雲取山、大菩薩嶺という低山とは言い難い標高の山も。。
写真はすべて自前です。この写真のアングルや構図などを楽しんでくれる人が大変多く、「ペラペラめくっているだけで楽しくなる」という評もいただきました。嬉しいかぎりです。
◎Google MAP『低山トラベル』シリーズで取り上げた山
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2018.05.25
『とっておき!低山トラベル』(二見書房)
第一弾好評の報を受けて、首都圏から枠を広げ関東一円の低山31座を取り上げています。
個人的には、知られざる名低山の存在や、忘れられた山岳霊峰に注目してもらいたいので、前作よりはマイナーな山も選んでいます。より偏愛なセレクトは、ラジオ深夜便やウェブ連載、拙著『低山手帖』やトークイベントなどで取り上げています。
こちらのレビューにある「タイトル」のこと、おっしゃる通りです。。
ぼくもそこは指摘して提案したんですが、時すでに遅し、でありました。
とはいえ、ファンという表記に感激&感謝であります!
「低山トラベル3」はあるのか?!
◎Google MAP『低山トラベル』シリーズで取り上げた山
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2019.04.25
『低山手帖』(日東書院本社)
『低山トラベル』とは真逆の、エッセイのみ、写真なしの山旅手記。
随筆に挑戦することが当初の目標だったので、嬉しくも難しいチャレンジでした。日本各地を旅する中で感じたこと、考えたこと、その時の体験や知見などを書き連ねたものです。
下記に掲載させていただいた書評にある通り、手前味噌ながら珍しいジャンルだと思います。山、歴史、文化、暮らしを行ったり来たりしながら、その山の面白みの輪郭を表していくような手記。この領域をもっと自己に深め、世に広げていきたいと思っています。
こんなレビューを書いてくれた方がいて、感激です。
「こりゃなかなか珍しいジャンルだし、非常に良くできたエッセイだわ。」
それと、現在連載するきっかけとなった「山旅旅」にも、取り上げていただきました。ありがとうございます!
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