THE LIVELY大阪本町
数年前からインバウンドや、ミレニアル世代をターゲットとしたライフスタイルに寄り添うホテルが急速に増えている。米国より20年以上も遅れていた遅れを取り戻すような勢いだ。これからのホテルは「ここに泊まりたいからあの都市へ行く」時代へ変化しつつあるのかも知れない。
2019年8月にオープンしたTHE LIVELYもその1つ。
何度かそのようなコンセプトのホテルに泊まってみて思ったことは日常に近い感覚で利用でき、金額に見合った、もしくはそれ以上の価値の非日常の滞在体験を得ることができ、かつ自分らしい滞在を可能にすることで気持ちもリラックスでき様々な物事の再発見に繋がる気がした。 そして、このようなホテルの特徴として地域の魅力を読み解きホテルの個性として反映しているので自ずと周辺に興味が湧いてくる。
そのような訳で最近はライフスタイルに寄り添うコンセプトのホテルが気に入っている。普段の生活でもスイッチ的役割として自由に取り入れたら良いと思う。
THE LIVELY大阪本町へは、
堺筋線または中央線の堺筋本町駅を降りて300mほど歩くとつく。黄色い明かりが目印だ。
1Fはホテルのロビーとデリカテッセン。
カウンターに並べられた彩り豊かなお料理から
好きなものをチョイスしてその場で食べる事も、
持ち帰る事もできる。
この日は朝から何も食べていなかったので、
到着時にはお腹ペコペコ。
せっかくなので、このままここで、
ランチをいただくことにした。
前菜、メイン、など各数種をチョイスして
1プレートに盛り付けてくれるシステム。
プラス料金で珈琲、紅茶、ソフトドリンク、の追加も可能。
スパークリングデトックスウォーターは
フルーツの香りと炭酸が効いていて美味しい。
こちらは無料でおかわりできる。
盛り付けてもらったランチ。
お野菜好きなのでお野菜類をチョイス。
1プレートで食べ応えあり。
今回キッシュを選択したけれどライスも選べる。
広々としてロビーとも繋がっているので、
みんな自由な雰囲気で心地よい。
お腹も満腹になったので、2Fへ。
2Fにはフロントの他にも貸切利用が可能なバンケットスペースが設置されている。日中はコワーキングスペースとして宿泊者は無料で利用可能。電源付きのテーブルにホテル内の高速wifiが整っている。
そして翌日朝には朝食会場となる
2Fには至るところにソファーがあり、
どこでも寛げる感じ。
フロントも他のスペースと違いなくフラットで、
一見すると分かりにくくフロントの人を宿泊者の人とずっと勘違いしていた。
フロントの前にはビリヤードスペースもあった。
ルームキーはカードタイプで楽しさは無かったけれどこのホテルには合ってる気がした。
部屋に入ると先ず鏡と洗面台が部屋の中にあって不思議な感覚を覚えたけれど違和感なく溶け込んでいた。
反対から見てもも鏡になっている。
そのせいか部屋が狭く感じない。
カーテンを締めると仕切りになって
目隠し効果とお風呂の際の脱衣所に早変わり。
カーテンを締めるとやはり狭く感じるが、
こっちの方が落ち着く人もいるだろうな。
わたしは広い方が好き。
ベッド前のスペースは薄型テレビが設置してあり、
その周りを単管が組み合わさっている。
ここのスペースにコーヒーマグやらハンガーやらかけてあり、多分タオルも干せそうなスペース。
ソファーと机はシンプルにまとまっているけれど
クッションの柄で遊び心も忘れてない。
ソファー横の棚にはコンセントとUSBTYPE-Aが挿せるようになっている。上部もフラットでそのまま机としても機能しそう。
扉を、開くと中には冷蔵庫と、ポットと、
パジャマがセットされている。
先程のテレビの横の単管の上に
コーヒーと水が用意されている。
狭いスペースを有効活用されている。
セットされているコーヒーは近くの
平岡珈琲店さんのもの。
老舗の珈琲店でドーナツも美味しいのだ。
ベッドの枕側にも棒があり背部のクッションをスライドできる使用。ベッド本体は押せば、
たやすく動くので掃除しやすそう。
ベッド横にもコンセントとUSBが挿せる。
ちなみに部屋の壁にもコンセントがあったので、
コンセントに困る事はないと思う。
パジャマはこんな感じの配色で肌触りもよく、
快適に過ごせた。
トイレが独立して設置されているのはポイント高し。
ちなみに浴槽はなくシャワーのみ。
洗面用のコップは紙コップ使用。
こんな感じで部屋の雰囲気は終了。
ここのホテルで驚いたのは17:30-18:30の1時間が
ビール飲み放題ということ。
ランチで利用した場所が夜はお酒も飲める空間に変身!
グラスは小さなサイズで丁度いい。
結局、3杯お代わりして、アテにサーモンと実山椒のカルパッチョでお腹いっぱいに。他にもパスタやキッシュなどのメニューもあったけれど私はビールを飲むとご飯系が入らなくなるのでアテ系をチョイス。
ディナー900円以下也。ご馳走さまでした!
ディスプレイしてある本を読むのが好き。
お腹いっぱいになったので、
夜は出歩かず屋上へ行ってみることに。
まず、目の前の大きなビルが飛び込んでくる。
当たり前だけれど、ぐるりと見渡すもビルばかり。
ライトアップされたソファーもあるけれど
雨なので座れなかった。
しばらく外で、対面のビル中で動く人を眺めたり
走りゆく車を眺めていたり、夜空を眺めていたけれど、星も見えづらかったので部屋に戻った。
日中に散策した美味しいカフェの話はまた今度。
後から気付いたけれど、ラクサの美味しいTREEOFLIFEさんや台灣食堂さんの実店舗めっちゃ近くだった。
機会があれば行ってみたい!
弁天町には中央線で一本で行けたのも便利だった。
館内のゲストの9割は海外の人で、
外国語が飛び交っていたのが印象的だった。
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