オープンイヤーイヤフォン:TRUEFREE01
これまで様々なイヤフォンを買って使ってきましたが、ようやく仕事で使う環境としてはしばらくはこれでイイかな?というモノに出会えました。
と言っても、オフィスや在宅環境で使用することを目的としていますので、例えば音楽を聴くのにとてもイイとかANCがすごいとかという点は全く考慮していません。
発端は、当時新型コロナウイルスといわれるものが流行し、半ば強制的に在宅勤務を余儀なくされた際、Web会議や電話連絡を頻繁に行うようになったことでした。
でも当時手持ちのインイヤーヘッドフォンでは以下の点が嫌だったのです…
自分の声が頭の中で籠ったように聞こえるのが嫌い
何より耳の穴が蒸れてくるのが嫌い
長時間装着したままだと耳の穴が痛くなってくるのが嫌だった
着けたり外したりが面倒くさい(モノグサ)有線ケーブルが嫌い(ゲームには使用しないし)
似たような方はどこにもいらっしゃると思いますので参考になれば…
少し長くなりますが、まずはこれまでの変遷を…
骨伝導タイプ
最初は某社(超有名メーカー)の骨伝導タイプを使っていたのですが、世の中にさまざまな骨伝導イヤホンが発売され流行しだすと皆さん骨伝導が云々と言い始めます。特にオジサン方が自慢げに装着しているのを見るたびに使うのが嫌になってきました。(私もオッさんですが)おまけに孫悟空が頭に付けられていた緊箍児(こんこじというらしい)のようで頭が痛くなってくるので、どうにかならないかと、ここから買っては試す旅が始まりました。
ambie製品
発売された有線・無線の各タイプを全て買って試しましたが、別に言うほど音が良いわけでもないワリにソコソコ良い値段します。そのワリにはBluetoothタイプはバッテリーが長くは持たず、私の耳では長時間装着すると痛くなってくる。おまけにTW-01はカバーが緩んでズレてくるのが嫌で手放しました。
SONY LinkBuds
装着感もよく、また使いやすく音もマイク性能も非常に良かったのですが、バッテリーが二時間ちょっとしか持たないので、今は日課である散歩専用に使っています。
AVIOT Openpiece M(TE-M1)
バッテリーが勤務時間程度はもつので良かったのですが、マイク性能が不安定で時折相手に声が届かない、おまけにマルチポイント接続で使用していると接続が不安定になることが度々あったので仕事には使えないと判断し、今はその辺に転がっています。
PHILIPS 片耳タイプヘッドセット
マイク性能もソコソコよくバッテリーも長く持つのですが、マルチポイント接続に対応していなかったこと、装着している途中で位置がズレてくる、長時間装着していると耳が痛くなってくることがあったため、今は気が向いた時にだけ使っています。
オーバーヘッドタイプ (ANC搭載タイプをいくつか)
冬ならともかく夏は暑いっしょ…おまけに眼鏡をかけているので長時間装着には向いていないので、騒音が気になる時にだけANC機能が目的で時々使っています。
オンイヤータイプ マイクブーム付き(有線・無線タイプ)
Web会議だけに絞ると良いのですが、こちらも眼鏡をかけているので長時間装着は難しいため気が向いた時にだけ使っています。
ネックスピーカータイプ (CAX-NS1BT)
在宅の際、冬以外はWeb会議専用にコレを使っています。
マイク・スピーカーともに首のところにあるので聞こえやすく自分の声も相手に伝わりやすいです。冬は首周りにネックウォーマーやネックゲイターを装着しているので、マイクが塞がれることがあるため使っていません。
TRUEFREEO1
今回のTRUEFREEO1は激しい運動をする方には向いていないと思いますが、私が必要とする以下の要件を全て満たしていました。
「安定した」マルチポイント接続に対応している
マルチポイント接続に対応と謳っていても、安定している製品は意外と少ないようです。特にどちらかが通話状態になるともう一方の接続が不安定になる製品が多いように思います。今のところTRUEFREEO1非常に安定しています。相手の話し声が聞き取りやすい(電話や会議目的なので)
16.2mm径ダイナミック型のスピーカーが良いのか、空気伝道やイプと言われる小型の製品特有の音を絞り出しているような感じが全くなく、人の話し声も音楽も無理なく聴こえるところが好印象です。マイク性能がソコソコ良い(電話や会議目的なので)
完全ワイヤレスタイプでは、LinkBudsが今のところ一番良かったです。
そこまで良くはないようですが、声を大きくせずとも無理なく会話が可能です。長時間装着しても疲れない
首の後ろに何もつながるモノがないのは開放感が素晴らしく良いです。長時間装着しても蒸れない
装着したままでも外音が聞き取りやすい
インイヤータイプやオンイヤータイプ、オーバーヘッドタイプはインターホンが鳴っても気づかないことが多いので
コレを買う前にSOUNDPEATS RunFreeとどちらにしようかと迷ったのですが、バッグに入れて持ち運ぶ際、首の後ろにまわるパーツがあると破損する(折れる)恐れがあるので、完全ワイヤレスのTRUEFREE01にして良かったと思います。ケースは少し大きいのですが、バッグに入れてしまえば多少の大きさは気になりません。
いつか買おうと思っていたところにAmazonでタイムセールをやっていたので、思い切って買って良かったと思っています。
現在の接続スタイル
今のところ、プライベート携帯と会社の携帯をマルチポイント接続で使用し、Web会議の際はPCにKENWOOD(CAX-NS1BT)を追加接続して使用しています。
なぜWeb会議のPCと会社の携帯をマルチポイント接続しないのかと言うと、普段はプライベート携帯からASMR系の音を流し続けて仕事に集中できるようにしているためです。YoutubeやSpotifyで音楽ではなく自然音を流し続けていると、オフィスでは周囲の人の話し声、自宅では家の前を通る車の音によって気が削がれるため、仕事に集中できなくなることがあります。これを回避するのに私にはASMR(風や川の流れる音など)が一番良いことに気がついたからです。。
いや在宅ならASMRは普通にスピーカーから流せばと思われるかもしれませんが、マルチポイント接続していると電話がかかってきた時に自動的に電話に切り替わるのでASMRの音を止める必要がなく、通話が終わればASMRが自動復帰して流れてくるので便利なのです。
在宅勤務時や通勤時などの騒音に悩まされるような場合、オーバーヘッドタイプやインイヤータイプのANCを効かせて使うようにしています。
通勤時のANCに関してだけ言うと、電車の中だけでしか使わないようにしています。周囲から何か(車や人、自転車など)が接近してくることに気が付かないことがあるので…
今後について
冬の間の在宅環境では防寒の意味もあってオーバーヘッドタイプを使いたいので、ショートテンプルタイプの眼鏡を作りたいと思っています。
と言ってもオッさんなので老眼鏡ですが…
あとはインイヤータイプヘッドフォンのバッテリーがそろそろ危ないと思うので、ソコソコの性能、ソコソコの価格の製品が欲しいなぁ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?