何事も継続するのは難しいのですねぇ
日々、時間があるときには何かを読むように仕向けているのですが、自身が面白いと思っているシリーズモノであっても、発刊されていない文庫がたくさんあります。
まぁ、たいていは私がマイノリティなだけの場合が多いのではありますが、作家さんも書くことができない何らかの理由がある場合も....
事業化し、それを収益につなげるということは何事も非常に難しいことは、組織の末端で生きているような私でも容易に想像がつきます。
時間をかけて生みだしたものが、全て日の目を見るこの世でもありませんし、仮に世に出たとしても表に作り手の名前すら出てくることのない世界でもあります。
考えてもこの世に生まれることのできなかった物語もあるのかもしれません。
建築や土木の世界でも、名だたる設計者は数多くいるかと思いますが、実際にはその何百倍も町を形作る仕事に携わる名もなき人々がいます。
設計に携わっていた頃、過去に夜も眠れず考えに考えた末に設計したモノが、実際に街の一部として使われているものがいくつもあります、しかし決して表に名前が出ることはありませんし、それを具体化するために携わった職人の方々の名も、決して世に出ることはないと思います。
ソフトウェアの世界も同じです。
SEとして企業の中でいくつもの現場で使われるための仕組みを作ってきましたが、いまだに使われているものもありますし、すでに誰かの手によってリプレースされ、または別の優れた仕組みに置き換えられたものもあると思いますが、それらも全て名前が出ることはないと思います。(過去の仕事に追われることがありますがw)
それでも少しでも良い方向に向かえるのであればと、見えない何かに向かって生きることは「面白い」生き方につながるのではないかなと....。