ピノキオピーの書く歌詞って、良いよね。【好きな歌詞と雑感まとめ】
どうも、seiと申します。
ピノキオピーの中でも特に好きな歌詞をまとめましたので、ピノキオピーを知っている方も知らない方も是非ともご一読下さい。自分語り少し多めですがご容赦あれ。
それでは始めていきます。
はじめまして地球人さん
ボカロのことをほんのちょっとしか知らない頃にこの曲に出会って、衝撃を受けました。
それまで当時ヒットしたJPOPや、エレクトロニカ系の曲をなんとなく聴いていただけだったので、曲に対して「納得した!」という感覚を抱いたのはこれが初めてでした。
すろぉもぉしょん
こちらもボカロリスナー初心者の頃に聴いて衝撃を受けた曲。このワンフレーズに「間抜けで不明瞭で、でもそのおかげで励まされるこの曲の良さ」が集約しています。これ以上この歌詞を私の乏しい語彙力と創造力で感想を書くのは失礼に値してしまうのでは無いかと不安なのであと一言だけ。
本当にめっちゃすっごく良い。
ぼくも屑だから
''ちゃんと選んだ上で''、この言い様なので、言われている人は本当にどうしようもない人間なのかな。しかし罵詈雑言で終わらせず、''でも 嫌いにはなれないや ぼくも屑だから''と全てを清算するような共感の歌詞に小狡さと安堵を感じます。
自己嫌悪に陥ったとき「自分って何故こんなにもどうしようもないんだろうか」と思案に暮れがちなので、精神を突き刺す槍の雨のような暴言と小狡い共感を聴いて、大量の涙を流しました。
不思議のコハナサイチ
''「はやく、死ね」と言ってくれた''
希死念慮を抱いているが生きたい気持ちもある。そんな不安定で潰れかけている自分の心を、ひとまずアングルを変えて俯瞰して見ることで死にたい気持ちを回避する。
何か、心理の真髄を突くような歌詞ですね。
私が歌詞に共感するとき、「心の表面の部分をくすぐられて少し気持ちいい感覚」になることが多いんですけど、この曲(というかピノキオピーの曲全般)は「心の核をごっそり抉られる感覚」になります。心臓持ってかれます。
CONTINUEシリーズ
どうにかしなきゃいけないってわかってんのに前に進めず過去を振り返ってしまうときって、きっと誰しもあると思います。そんな気持ちを代弁しているような歌詞。
人生にちょっと疲れて、先行きが見えない未来に対して不安になってもう無理だ…と限界を迎えた時に聴いては枕を濡らしていました。
嘆くような初音ミクsolidの歌声も好きです。
さよなら、たましいさん
具体的なことは書かれていないにも関わらず、小学校の休み時間のようなワンシーンが頭の中で鮮明に思い浮かび、なおかつノスタルジーな気持ちにさせてくれます。''さよなら、たましいさん''というショートストーリーのような楽曲の導入部分として最高の歌詞だと思います。
きみも悪い人でよかった
''いい人''になれない者同士の恋。
切なくて、儚くて、青臭い曲です。
人生の一瞬に、もう会えない大切な人がいたことを思い出し涙が止まりませんでした。筆者は泣いてばっかり。
スケベニンゲン
↓トレパネーションとは↓
''頭皮を切開して頭蓋骨に穴を開ける民間療法の一種''
(wikipediaより引用: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BF%E9%A0%AD)
狂いすぎです。
東京マヌカン
隙あらば自分語りです。少しお付き合い下さい。
もともと私自身、人間よりかは初音ミクを筆頭とする''感情の無い生き物紛いのモノ''に対して愛着を湧かせてしまう悲しい人間なのですが、その理由のひとつに''否定されないから''というものがあります。
自分がどんな性格であろうが、どんな罪を犯そうが、彼女らは否定しません。(犯罪はいけません)
例えば、初音ミクのライブに行って「大好きだ〜」とか「オレの嫁〜」とか叫んでも、感情のない初音ミクはそれに対して「気持ちわりいな」なんて言いません。初音ミクから離れようが、「ずっと待ってるよ」と言わせてしまえば、停電とかそういうトラブルが起きない限りはそこで待ってくれます。極論、クリエイターが全滅しようが世界が破滅しようが、「ずっと待ってるよ」のメモリーさえ残っていれば、破滅した世界で初音ミクは生き続けます。
なんて怪文書寸前のヤバい思考回路をしていたら、当然人間からは「気持ち悪い」って思われます。(なんならこれを読んでくれている方々もちょっと引いてるんじゃないか、、と思いながら書いてます)
だけど、''生き物紛い''はこの狂気を否定しません。人間の手で全肯定させることだって出来てしまいます。でももし''生き物紛い''が感情を持ってしまったら…
このヤバい思考回路を''気持ち悪いって言うかな''。
自分の人生すら否定してくるのかな。
そんな思いを想起させる曲です。アップテンポですが、個人的に切なさトップクラスの楽曲だと思っています。
君が生きてなくてよかった
ピノキオピー自身が初音ミクという存在に向けて書いた曲。
クリエイターは、初音ミクでしか表現し得ないものを度々創作し、我々に魅せてくれています。
もし彼らが初音ミクという無感情のシンガーと出会っていなかったら、今あなたが好きな素敵な曲もイラストも、この記事で紹介した素晴らしい曲たちも1つも生まれていなかったかもしれません。そう考えると
''君が生きてなくてよかった''。
まだまだピノキオピーのいい曲いい歌詞なんて沢山ありますが、あんまり長くなりすぎてもダメなので、ここにピノキオピーのYouTubeチャンネルとニコニコ動画アカウントページ載せておきます。この記事見て気になったな〜って思ったら是非チェックしてください!!!
さいごに
最初は「この歌詞やっぱりいいよな」って思い返すためのまとめとして自分用に書こうと思っていたのですが、想像以上に長くなってしまい、書いてる途中で「このまま自分の中だけに留めておくのもちょっと勿体ないな」と薄々感じたので、ちょっと(だいぶ)編集し、公開に至りました。
ですので煩雑な文章になってしまっており、大変お見苦しかったと思いますが、ここまで読んで頂いて本当にありがとうございました。
ピノキオピーはいいぞ。
おわり
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