私を支える本Ⅱ

久々の投稿。

『ホットロード』という漫画がある。数年前、能年玲奈主演で映画化されていたらしいが、私が読んだのは原作の漫画の方だ。母曰く、結構古い漫画らしい。高3に入る前の頃、ふと目に留まって手に取った。
非行に走っていた青年達の物語な訳だが、要所要所に刺さる言葉が多くあった。
「和希ちゃんにとって春山くんの命が大切なように、春山くんにとっては和希ちゃんの命は大切なんだよ」
「自分が誰かに大切にされてるんだってことを本当に知っていたら、自分の命を粗末になんか決してできないはずだよ」
全く同じことを言われたことがあるし、そのお陰で今生きてるんだって思ってる。けど、まだその言葉どおりに生きれてないかな。
「親が・・・・親が自分の子をきらいなわけないじゃないの。きらいなわけ・・・ないじゃない・・のぉ・・・」
母の声で脳内で再生されたこのセリフ。じゃあ何故私をこんなに追い詰めるのか、なんであんな言葉を放ったのか。それをぶつけるのはまだ先だと思う。今の私じゃ言葉が尖りすぎて取り返しのつかない溝を掘ってしまいかねない。

漫画はレンタルが主な私がネット注文することは無かったが、印象に残ったページはコピーをとっていた。実家に戻ればあるかもしれない。大阪に上京して中古で見つけたので早速購入した。今の私にとって外せない1冊。

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