四国アイランドリーグplusが生み出す価値。

四国アイランドリーグplusが新たな価値を創造しています。

先週末、香川と高知であったイベントに参加して来ました。

23日に参加した、香川オリーブガイナーズのイベントであった新入団選手の紹介。その中の1人である鈴木陸選手は、中学校で非常勤講師を勤めながらの入団。

今シーズンから選手の兼業が可能となり、選手に多くの選択肢を提供できる環境となりました。

まさに「働き方改革」とあるように、独立リーガーにしかできないプロ野球選手としての働き方。

「教師」と言う僕にとっても思い入れの強い職業と兼業するだけに、是非頑張ってもらいたい。

さらには24日は、高知県であった高知ファイティングドッグスvsクーニンズの交流戦。

人気YouTuber、クーニンさん率いる草野球チーム、「クーニンズ」とプロ野球チームが試合をすると言う、真新しい取り組み。

会場となった高知ファイティングドッグスのホーム球場である高知県越知町には、多くの観客が集まりました。

越知と言う小さな町にこれだけの人が集まると言うことが、どれだけ凄いことか。

ネット時代の今だからこそ実現したことで、球団、リーグの柔軟性あってのコラボ。

それ以上に、クーニンさんの影響力には驚愕しましたが。笑

そして最後は、高知ファイティングドッグス時代、共に練習をしていた山崎勝也投手の好投。

これは個人的にもとても嬉しいことでした。

一昨年、埼玉県立富士見高校を卒業して高知ファイティングドッグスのアカデミー生として入団。

そして昨年、登録選手の枠に入った生え抜き選手。

僕が以前、母校の高校野球部を指導していた際に何度か対戦していたようで、当時は決して目立った選手ではなかったにも関わらず、今ではローテーションにも食い込む程に成長しました。

先日22日には、埼玉西武ライオンズの2軍相手にも登板していました。

いわゆる「普通」だった高校生が、2年後にはこう言った活躍をできているのも、もの凄いことだと思います。

立場上決して選手の肩持ちをできるわけではありませんが、彼の活躍が今後の高校生の新たな進路を確立させて、選択肢を生み出す可能性を秘めています。

こう言った事実は、もっともっと認知されるべきだと僕個人としては思っていて、選択肢の拡張、確立によって、多くの人が多くの可能性を引き出せるきっかけになれば、素晴らしい。

このような新たなきっかけを作ることこそ、四国アイランドリーグplusが創造している価値です。

僕は選手を通じて、外から見た景色ではなく、中から見た景色で、この四国アイランドリーグplusの持つポテンシャルを感じました。

決して「リスク」だけが先走る環境ではありません。

やればやるだけ、多くの価値を生み出します。

だからこそ、多くの人の選択肢となってほしい。

頑張れ選手たち。

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