2019シーズン。四国アイランドリーグplus開幕前夜。
久々の投稿になります。
ブログを更新していない日が続き、友人から安否確認が入るほどでしたが、毎日元気に生きています。笑
なかなか時間を割くことができていないことは事実ですが、多くの情報に触れる毎日で、何を発信して良いものかわからなくなっていることも事実です。笑
それだけ生きた情報に毎日触れらていると言うことが、実に充実していて、毎日学びに溢れた日々を過ごしています。
とまぁ、冒頭から堅苦しい文章になってしまいましたが、明日3月30日から四国アイランドリーグplus2019シーズンが開幕します。
運営スタッフとして迎えるシーズンは、選手の頃より少し違うものではありますが、それでもワクワクする感覚や、高まる気持ちは、選手と共通したものがあるように思います。
今日は、開幕前夜。
高まる気持ちを抑えつつ、日々「ビジネス」として「野球」に関わることから感じたことを書いて行きます。
1.ビジネスとして野球に携わることで見えたもの
まだ入社から1ヶ月と言う身であるにも関わらず、ありがたいことに、多くの企業様、スポンサー様と関わりを持ちました。
※以下、敬称を省かせて頂きます。
これは「ビジネス」として、プロ野球リーグを運営する立場の特権的な要素もあって、多くの会社の背景や色、雰囲気といったものを間近で見ることができています。
多くの企業を見ていると面白いもので、少しずつではありますが、世の中がどう動いていて、何を求めているかがなんとなくイメージできてくる。
各企業には、それぞれ「企業理念」と言った文言があったり、同時にそれぞれの掲げるvisionがあります。
この理念やvisionを掲げた上で、「どうやって社会貢献をして行くか」が、それぞれの使命と言ったものとなり、その企業の「生き方」そのものになっているように思います。
何が面白いかと言うと、そう言った理念やvisionから使命を抱き、自分たちの生き方を見つけて行く道筋は、そもそも「人間」として、生きる道筋を見つけて行く段階と同じように感じるからです。
ある起業家さんが、
「企業や会社というものは、人間が作ったものであり、結局本質は変わらない。」
と言っていたことが、まさにそうだなと感じます。
2.プロ野球選手としての使命
ここで、日々感じることがあります。
独立リーグも職業として野球をやる現場であり、独立リーガーは個人事業主です。
企業や会社と、立ち位置は一緒です。
じゃあ、当時選手だった自分は、どんな理念やvision、使命を持っていただろうか。
目標や夢と言ったものとは別に、
プロ野球選手としての理念、vision。
どう生きて行くか。どう社会に貢献できるか。
少なくとも、僕はここまで追求できなかったように思います。
誰よりも声を出して、観に来てくださった人やチームに元気を与える選手になりたい。と、考え続けたことはあります。
ただ、それだけでは生きて行けない世界であって、もっと自分にしかできない生き方と言うものを、明確に追求すべきだったんだと感じます。
今更後悔することなんて一切ありませんが、多くを学んだり、知れば知るほど、もっととれる選択肢はたくさんあったのかな。なんて思ってしまう瞬間もあるものです。
3.伝えたいこと
こう言った思いが巡る中で、気がつくと、2019シーズンが開幕しようとしています。
運営側に回ったからか、尚更選手たちには頑張ってもらいたいと言う想いは強くなる一方で。
だからこそ伝えたい、
君たちは選手として、どう生きるか。
と言うこと。
1つのプレーで人々に何を伝え、それが社会にどう還元されるか。
これは決して大げさな話ではないと僕は思います。
プロ野球選手として、職業として野球をやる立場として、追求すべきことだと思うのです。
人のために、誰かのためにやりなさい。と言っているわけではありません。
むしろ逆で、自分だけのために、全力で、バット1本、グローブ1つ、ボール1球で社会に貢献してもらいたい。価値を生み出してもらいたい。
これこそプロ野球選手としての、使命なのではないでしょうか。
僕はそんな想いを持つ選手を応援したい。
そして、そんな想いを持つ選手がたくさんいる現場を作り上げたいと思っています。
4.終わりに
「誰かがやらなくてはならないこと。」
これはどこにでも尽きないものであり、永遠のテーマでもあります。
でもこう言ったところにこそ、生きるべき道筋というものは落ちているような気がしていて、これは積極的にやって行くべきだと考えています。
そして、この四国アイランドリーグplusも、多くの使命を抱いています。
今シーズンから導入される7イニング制、兼業制、そのほかにも多くの取り組みがなされます。
これらは全て、社会を良くするために、今より更に良いものを作り上げるために、試行錯誤を繰り返している過程でもあります。
もちろん、賛否両論あるのは承知な上ですが、これらは全て誰かがやらなくてはならないことであり、四国アイランドリーグplusだからこそできることでもあるのです。
誰かがやらなくてはならないことなんだから、先にやっちゃおって言う感覚は、実に大切なものであり、そこから新しいものが生まれ、それが新たな文化、時代となって行くわけです。
矢面に立つと、痛い思いをすると言うのは重々承知な上ですが、結局こうやって行かないと、社会からは淘汰されてしまうわけです。
だからこそ、大きな取り組みがなされる四国アイランドリーグplusにもっともっと注目してほしいと、切に思うばかりです。
明日、もう今日ですが(笑)、グランドで多くの感動が生まれます。
是非多くの方に四国の地へ足を運んでいただき、1人でも多くの方に届いて頂ければ幸いです。
長くなりました。
ご精読、ありがとうございました。
最後は宣伝!
是非多くの方の元へ!
ご精読ありがとうございました! まだまだ未熟者ですが、スキ、コメント、フォロー、シェアしていただけるよう、これからも頑張ります! こちらもぜひ! Twitter https://twitter.com/nozoe_seigo また遊びに来て下さい!