忘れないこと
独立リーグの選手時代。
ビジターゲームのとき、ベンチの登録メンバーに入らない選手は、練習場で居残りだった。
あのときのグラウンド風景を、未だに忘れない。
前後期制の前期シーズン中だったあの時期。
練習試合なんてないもんだから、アピールする場面なんて、一切なかった。
同じポジションのチームメイトが怪我することを本気で願っていた時期でもある。
登録メンバーから外れていると収入もなく、借金をしながらプロ野球選手という職業をやっていた。
夢もくそもない話だ。
心が挫ける一歩手前まで行っていたけれど、とにかく、後期シーズン開幕前にある練習試合で、結果を出すことだけを考えた日々。
懐かしい。
昨今の社会情勢の中で、不安が絶えない毎日だけれども、止まない雨はないわけだ。
無理に前を向く必要なんかはないけれど、今やるべきことは必ずある。
不安な感情に押しつぶされることなく、今を淡々と過ごしていれば、必ず晴れはやってくる。
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