2019年12月31日の話。
2020年になりました。
今年も宜しくお願い致します。
今日は、2019年が終わろうとする日にあった、嬉しい出来事を書いて行こうと思います。
場所は南青山。
表参道の交差点からすぐ近くにある、Dot+LIMという美容院でのことでした。
年末ということもあり、お店は営業していません。
それでも、鍵を開けてもらい、2019年最後の散髪をしてもらいました。
髪を切ってくれたのは、スタイリストを目指す21歳の青年でした。
3年前まで、坊主頭にしながら野球ボールを追いかけていた少年です。
当時、教員をやっていた時代の教え子です。
当時を振り返ると、下向きで自信がなく、自己開示がなかなかできない少年でした。
よく覚えているのが、不貞腐れた顔、見逃し三振したときのうつむき具合。
アホみたいに練習してるのを見ていたもんだから、バット振りゃー良いのに!とバカみたいに言っていたのが、とても懐かしくて。
ただガヤガヤ言っていただけだったのに、野副さん!と、すごく慕ってくれて、トライアウトをこっそり見に来てくれていたり、2人でラーメン屋に行ったり、紹介した美容院のバイトをバックレたり(笑)と、思い返すと色んな思い入れがある教え子でした。
そんな野球少年が、今では南青山の美容院で社会の波に揉まれつつ、自分の夢を追っている姿がそこにはありました。
きっかけは、本人が運用するInstagramを見かけたことでした。
自己開示をできていなかった少年が、これ程にも堂々と、凛々しく自分を主張しているInstagramを見たときに、感動したのを今でも覚えています。
好きを追及する度合いに魅了されていました。
案の定と言っては言葉のチョイスが悪いかもしれませんが、コンクールでは賞を取ったり、間違いのない実績を上げていることに、これまた感動してしまいました。
それでも本人は満足することなく、自分の描く世界に進もうと、前進し続ける姿に、教え子と言う小さな枠を超えて、人間として尊敬できる立派な男に成長していました。
本人は、恐らくこんなに褒められたら調子が狂うとでも言いそうですが、本当に人の可能性ってものは無限だなと、改めて感じさせてもらうきっかけでした。
彼がどこまで人生を生き尽くすか、本当に楽しみで仕方がありません。
勝手に期待するのも、ただのおせっかいでしかないので、僕も負けじと自分の人生に全うして行かねばと、思い直すこととなりました。
また年末、良い報告ができるよう、この1年も走り抜けたいと思います。
ご精読、ありがとうございました。
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