毎日の一瞬一瞬を習慣(無意識)で生きないで意識的に生きる。

こんにちはseiです✨
今回限りの名前の着いた私・あなた(エゴ)と思考が本当の自分自身だと大半の人達は思っていますが、「大いなる偉大で無限で永遠の存在」である本当の私(私達)を認識しつながるためには、「今という時=ここという場」で思考というツールから解放された意識が在る時です✴
本当の私とつながるためにも、人生の一瞬一瞬を習慣(無意識)で生きないで意識的に生きていく事が大切になってきます。それはクリエイティブに生きていく事にもつながります。インスパイアが降りてきやすい状態にもなります✨
それではどういう風に意識的に生きるかについて伝えてまいります。

1.人生にはゴールはなく、いつでも「今=ここ」だけがある事を心底理解する事✴
私達は今以外に何かが起こる事もなければ、今以外に存在する事もありえません。
例えば私達が何かの目的を達成しても又達成出来なくても、楽しい事があったとしてもつらい事や苦しい事があったとしても、時間を気にしてあわててしても、時間を気にせずゆったりしても、その時そこにあるのは、又その先にあるのは、何事もなかったかのような「今という時とここという場(空間)」が常にあるだけなのです。
そしてそれは時間(今)と空間(ここ)が交じりあって時空として存在している宇宙そのものなのです✴
唯一の現実である「今」をあるがままに心から受け入れて、今のありのままの自分でいる事に心地良さを感じましょう❇
今という時だけが「本当の私(私達)」とつながる事の出来る唯一の時だからです。
これが「気づき」を通じて本当の私とつながる方法です✴

2.思考を見張る・観察する人になりましょう✴
思考を見張る(客観的に観る)と意識は思考活動を止め「観察する人」になります。思考から意識を解放するためには、思考はツールであり、本当の自分ではない事に気づく必要があります。気づかないとエゴ(無意識)は自動的思考、自動的反応を繰り返します。
思考と気づいた意識との分離が出来る事が大切になってきます。
今から離れたがる思考を批判せず、分析せず、決めつけもせずにただ思考を見張る・観察してみて下さい。自分の思考を観察出来ている時には思考にほんろうされていませんし、その観察している存在が本当の私だと気づいていきます✴
ちなみに本当の私が思考を使っている時は明確な意志と目的を持って思考を使っている時です。その他の大半はエゴと思考による雑念(勝手にわき上がってくる自動的思考や自動的反応)にすぎません。

3.時間の概念を手放しましょう❇
時間にしばられた自分の心を手放し過去も未来も幻にすぎない事を理解しましょう。エゴ(無意識)は時間がないと存在出来ないからです。必要以上に時間にとらわれない生活を心がけましょう。
地球時間(時計の時間)は大切にしていく事には変わりありませんが、過去や未来という幻の時間を手放しましょう。時間の深い真実は何をするにも時間はかかりますが、いつでも「今」ですから✴
「気づき」を通じて本当の私とつながる方法です✴

4.自分の体内・生命エネルギー(気)に意識を向ける❇
あなたの体内に存在する、生命エネルギー(気)を感じてみて下さい。最も感じやすい手でもお腹でも胸でも足でも生命エネルギー(気)を感じてみて下さい。意識が生命エネルギー(気)に向ければ、向けるほど波動が高まっていきます❇それは今に在る状態だからです✴
広大無辺のあなたの意識の一部で常に生命エネルギー(気)を感じている事です。
私が長年トレーニングしている気功法に小周天・大周天いうトレーニング方法があります。簡単に言うと「小周天」は生命エネルギーである気を体内の七つのチャクラを循環させて、気を感じ生命エネルギーを高めてゆく方法です。「大周天」はその生命エネルギー(気)を宇宙全体に広げて、宇宙と一つになっていく方法です。

又今に在るために、呼吸に意識を向けていく方法もお薦めです。私は禅を通じて取り組んでいますが、実践しているのは目を開けた状態で呼吸をするたびに数を数える「数息観」を実践しています。長い時間実践することもありますが、一呼吸を1として10まで数えて終わっても充分だと思っています。1回の長い時間行うよりも頻度が多い方が大切だからです✨一日の内に何回か実践しています。
出来る限り呼吸に意識を集中する事により、思考と思考とのすき間「間」(考えない時間を作っていく事)
を作り出す事が重要なのです✨
瞑想・禅・気功・ヨガ等それぞれに様々なトレーニング方法がありますが、大切な事は生命エネルギーを感じられているかどうかと今という瞬間に思考なしの意識が在る「今に在る」状態かどうかです。
そして今に在り、生命エネルギー(気)が感じられるようになると静けさを認識していきます✴
自分の中の心の静けさに耳を澄ましましょう❇

静寂の奥にある「静謐」の次元に本当の私は存在しています✴(心の平安・心の安らぎとして感知します)
自分の中に在る「静謐」につながれば、本当の私が存在する内なる宇宙(内なる空間)と一つになっていきます❇
これが感性を通じて、本当の私と一つになる方法です✴

5.常に移り変わっていく形の世界に執着しない✴
意識を外に向けると、この世界(外界)と思考が現れます。
意識を内に向けると、ふるさとである目に見えない世界に帰ります。
私達は目が外側を見ているように、ほとんどの意識を外に向けています。人生の前半である若い時は、拡大ー成長期であり意識を外に向けて、それぞれの目指す方向に向かって目的・計画を立てて行動してゆく事が大切です。しっかり体験して行きましょう。
そしてやがて人生の変化(破壊と再生)を味わっていきます。仏教では「四苦八苦」として表現されていますが、誰もが通る道である、生・病・老・死>生きる苦しみ、病気の苦しみ、老いてゆく苦しみ、死んでいく苦しみの四苦と「愛別離苦」愛する人と別れなければならない苦しみ。「怨憎会苦」嫌な人や嫌な出来事に出会う苦しみ。「求不得苦」欲しいものが手に入らない苦しみ。手に入っても次々に欲しいものがわいてきて、人間の欲望のキリがない苦しみ。「五蘊盛苦」自分の意思で心や体をコントロール出来ない苦しみ。ちなみにこの「五蘊」の私なりの解釈ですが、体は大半がコントロール出来ませんし、後の四つの心に該当するものは意思に反してわき上がってくる自動的思考、自動的感情、自動的反応、それらの自動的思考・感情・反応に基づいた行動だと解釈しています。(これらの無意識はコントロール出来ないのです)これらの四苦と合わせて「四苦八苦」と表現されています。誰もが人生の変化(破壊と再生)を体験していきます。

そして人生の後半を迎えると、更に発展ー進化していくためには、意識を内に向けていく事が大切になっていきます。それは自分の意識の状態に常に焦点を当てる事です✴(年齢に関係なく気づいた時から出来る事に越した事はないですが)
何故なら自分の外側に起こってくる現象は、自分の内面の意識の状態が反映して現れてくる事に気づくからです✴

自分の意識が幸せと感じているのかいないのか?安心しているのか不安なのか?不足しているのか満たされているのか?調和しているのか不調和なのか?執着しているのか手放しているのか?
自分自身の意識の状態が不足や不幸や不満や不安等をつかんでいたと気づいたら、手放していきましょう✴
これらの状態は若い時には、生きる原動力になりますが、人生の後半においては手放しましょう✴それは形の世界にこだわらない事を意味しています。本当の私とつながっていくと云う事です✴

又、意識を内側に向けた場合、何も無理して探す必要もなく自分に起こってくる出来事を全てギフトと思って何事も素直に受け取って、しっかり体験していく事です。あなたに起こる出来事はあなたに最もふさわしい出来事が起こってくるのです(魂の目覚めのために)✨

そしてその時に自分に現れてくる自動的思考を批判せず分析せず決めつけもせずに、見張り・客観的にながめます。出てきた自動的感情をありのまま感じてみます。又起こってきた出来事に対しての自動的反応を観察します。それで十分です。思考を見張り、感情を感じて、反応を観察していると、エゴ(無意識)のパターン(習慣)に気づいていくからです✨
自分にやってきた事(もの)を受け取りましょう。もし受け入れられないなら、その受け入れられない「非受容」を受け入れて下さい✨

自分の外側に起こってくる出来事と自分の内面と今と云う時との調和を感じていきましょう✴人生にはゴールはなく、いつでも「今ーここ」しかないからです✴
意識を内に向けるとは、形の世界に執着していないと云う事です✴
形への同一化(アイデンティティ)にこだわらなくなった時、あなたを通じてどれほど大きな力が世界に流れだすかを味わってみて下さい❇

5つの意識的に生きる事を伝えてきましたが、どれも「今に在る」事につながる事ですから、自分自身が出来る事やれる事を一つでも実践してみてはいかがでしょうか?
本当の私(私達)につながっていけるようになります✴

本当の私達(私)とは、古代インドの聖典ではこのように伝えられています。
目には見えず、しかし目が見ることを可能にしているもの、それだけが宇宙原理ブラフマン🌟
見るものが何もないと、その無が「空間」として感知されます✨

耳で聞く事は出来ず、しかし耳で聞く事を可能にしているもの、それだけが宇宙原理ブラフマン🌟
聞くものが何もないと、その無が「静謐」静けさとして感知されます✨

心で考える事は出来ず、しかし心が考える事を可能にしているもの、それだけが宇宙原理ブラフマン🌟
「意識」の事だと気づいていきます✨

これが私達(私)の本質なのです。形や時間を持たない、形や時間を超越した存在である「大いなる偉大で無限で永遠の存在」である本当の私達(私)は、無限の空間であり静謐であり意識とも言えるのです。
宇宙の形(物質)と空間からなる二重構造の現実は、私達自身の現実と同じものなのです。

空間がなければ、全てのものは存在出来ず、時間も空間から出来る距離がなければ存在しません。又空間がなければ、音が現れては消えてゆく静謐もありえないのです。

私達も形を持たない、形を超越した本当の私(無限の空間「空」)なしには、形としての今回限りの私(エゴ「色」)も体「色」も存在出来ないのです。この深い真実を般若心経では「色即是空ー空即是色」と云う言葉で今に伝えられています。

私達の人生の目的=外部的目的は幸せになる事・幸せでいる事です(幸せでいて下さいね)
内部的目的は本当の私に気づき、つながる事✴それは目覚める事ともいえます。

そのためにも、毎日の一瞬一瞬を意識的に生きる事によって、形や時間を持たない、形を超越した世界にも属している本当の私に気づきつながっていきましょう✴

無限につながっている青い空(本当の私の象徴)と常に姿形を変え無限の空から現れては、空の元へ消えてゆく雲(今回限りの私エゴの象徴)が見事に調和しているように、本当の私と今回限りの私(エゴ)との調和こそが、最も尊い状態なのです❇





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