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終活クラブとの出会いを振り返ってみた

先日の記事でnoteを始めるに至った経緯を書いたのですが、そもそもこんなにどっぷり浸かることとなった終活クラブとの出会いは?について。

「関ジャム」というテレビ番組を知っていますか?記事を書いている2024年5月現在はグループ名の変更にともなって「EIGHT-JAM」という番組名に変わっています。

元々、一つのアーティストを1時間じっくり掘り下げたり、曲を音楽理論から分析したりする番組で、理屈っぽさを自認している私は大好きな番組でした(丸サ進行とか曲先詞先とかはこの番組で覚えました)。

この関ジャムを毎週録画でゆるゆるとチェックして、おすすめアーティストをすぐにSpotifyで聞いてみるのが我が家の日課だったわけなのですが、2023年10月の放送を、遅ればせながら2024年1月〜2月頃に拝見したのです。そこでキュウソネコカミのヨコタさんが紹介されていたのが終活クラブでした。

紹介で流れていたのは「タラッタ人生論」。まずサウンドかっこいい!コンセプトが刺さる!ボーカルの声がいい!と直感でグッッと掴まれ、今度時間を見つけてdigるアーティストリスト(何じゃそりゃ)行きとなったのです。

数日後、忘れもしない2024年2月17日、旅行から帰る車中で「そういえば今度聴いてみようってアーティストいたよね?」とSpotifyを立ち上げ、アルバム「終活のススメ」をかけました。
すると「もういいです」に始まり「テレキャスター・テレキャスター・テレキャスター」「メーデー」と、もうこの辺りでどっぷりと刺さってしまったのです。曲のバンドサウンドのカッコ良さ、真っ直ぐだけど少しあまのじゃくで共感120%の深い深い歌詞達、ボーカルのすぐ聞き分けられる声、聴き取りやすさ、切なく心に沁み入るような曲調…初めて聴く曲達すべてが全方位から刺さってきました。

だいたいこれまで聴いてきたアルバムって全てではないけれど、どんなに好きなものでも「これは気分じゃない曲」や「この曲はそこまで…」というのがあったりして。でも終活クラブは出会う曲全てが魅力的で、俗に言う「捨て曲(こんなワードも失礼極まりないが)」が一切なかったのです。

そうしてすっかり魅力にとりつかれた(おばけたちだけに)我々夫婦は、その日のうちに2024年4月4日のワンマンライブのチケットを取り(なんとdigったその日がチケット発売日という運命的な…)、その後も全アルバム・EPを文字通り毎日聴き込み、1〜2週間に1回のペースでライブに通い、家では終活について考察や好きなポイントを語りつくす、そんな日常へと変わっていったのです。

これを書いている2024年5月23日は、奇しくも終活クラブのメジャーデビュー日(リリース日?)の翌日でした。生活に終活が彩りを添えてくれてはや3ヶ月。関ジャムでの出会いに感謝してもしきれません。

読んでいただきありがとうございました!


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