川口ちゃんの衣装計画#126 編集長爆誕
日々、シンプル脇役服をいろいろと組み合わせて着てみている。
参考にしている杉山律子さんの本に、まずはこの中から自分に合ったものを極めるべし、という8つの系統があって、私はどれもピンとこなかったんだけど、大好きなガーリーなアイテムと合わせるときに1番おしゃれかも、という理由でとりあえずマニッシュを選んで、一応意識している。
今日はかなり気温が高かったので、黒のブラキャミにシンプルな白シャツを羽織って、黒のワイドパンツを穿いた。
シャツのボタンは第二ボタンまで開けて、襟は抜いて、裾はボタンをずらして掛けてインしてる風にして、袖はざっくりとまくった。当社比でかなりマニッシュなコーディネートになった。
ふと、出かける前に(出かけるといっても娘と散歩に行くだけですが)、この服装にラブリーチャーミーな小物たちを合わせてみようと思った。耳元にはキトナ×パタリーのうさぎのイヤリングをして、シーバイクロエのバッグをかけた。
どれどれ、いい感じになっとるかのう、と全身鏡を見るとそこには……"女性向けメディアの編集長"みたいな強そうな人が立っていた。
おかしい!!思ってたんと違う!!!
マニッシュな服装は私の大好きな甘めの小物をいい感じに引き立ててくれると思っていたんだけど、むしろそれらがマニッシュを引き立ててしまっている。もしこれに黒のヒールなんて履いたらもう完全に編集長。
ヘアメイクを変えればもう少し印象が変わるんだろうけど、とりあえず今日はかわいいよりも圧倒的に強そう、ベテランそうという印象の仕上がりになってしまった。やだ!違うの!オシャレだけどこれは求めてなかった!こんなはずでは!!!
えっ、どうしよう、私はまず何を目指せばいいんだろうと思って、とりあえず杉山律子さんの本の、テイスト別の白シャツの着こなしのページを見返したら、今日の着こなしはマニッシュよりもソフィスティケイトに近いかもしれないと思った。
…だからなんじゃ!!!!
私みたいに長年自問自答してる人はこの本のセオリー通りにしなくてもいいのかな。我流でガーリーにしていいですか?8つのスタイルには着たいものがないんだけど、私のしたい服装≠オシャレなの?
ぐるぐるしてきたから、とりあえずあきやさんの講演会のアーカイブ見てからまた考えよう!