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川口ちゃんの衣装計画#136 さよなら小さな浄土

【2024年8月下旬〜10月中旬の自問自答】



⭐︎はじめに⭐︎
〜川口ちゃんの現コンセプトのおさらい〜

"小さな浄土の楽しい一日"

私の浄土は清浄で幸せに満ちた場所。
空気が澄んでいて、ポカポカで、
夢のような花々が咲く空間。
人も蝶々もたぬきもきつねも
手を取り合って一緒に踊っちゃうような
明るい気持ちになれる場所。
私は、そんな空間を生み出して、
そこで毎日穏やかに楽しく暮らしている人。
私の明るさで
みんな平和な気持ちになっちゃう!
どんなに落ち込む出来事も
児童書の物語みたいに面白おかしくなっちゃう!

【コンセプトに合っている服】
・毎日楽しく生きていそうな服
・綺麗な気持ちになれる服


・なりたい姿が二つあって、困ってる


私はこの頃、悩んでいた。
なりたい姿が二つあるのだ。

着たい服が無かった自問自答ファッションに出会う前と比べたら、ああ、なんて楽しい悩み!!!

しかし、決めきれずにこのまま二つとも追ってしまうと間違いなく破産するし、何より、迷いのある状態であることが気持ち悪い!圧倒的自問自答不足!!!


なりたい①泉の妖精


なりたい姿の一つ目は、透明感、発光感のある、泉の妖精っぽい雰囲気。

手持ちのアイテムでいうと、マキシ丈のヒラヒラっとしたワンピースや、淡い色みのニット、刺繍が綺麗なトートバッグ、ガラスのイヤリングなどを身に付けるとその感じに近づける。

これは自分の一番"好き"な服装ではないけど、着ていて気分はとても良く、コンセプトにも合っていると思う。浄土に暮らしている感がある。平和オーラが出る。肩に小鳥乗ってくれそう(←ずっと言ってる)。着ると心がスッと綺麗になる感じがとても好き。精神年齢も上がる気がする。

あと、これはあまり重視すべきではないのかもしれないけど、妖精といつつメルヘン系じゃないので世間から浮かないし、年相応というか、すっぴんでも抵抗なく着られる感じなので(そりゃメイクした方が断然いいけど)、自分らしさと日常生活の過ごしやすさのバランスが良いなって思う。着ていてあんまりリラックスできないのはやや不満。

(↓泉の妖精といえば思い出すこの名曲…)


なりたい②癖強めガーリー


そしてなりたい姿の二つ目は、ちょっと癖強めのガーリースタイル。

手持ちのアイテムでいうと、袖や襟にレースのついたピンクのブラウスや、ランジェリーのようなデザインのピンクのキャミソール(Tシャツの上に重ねて着てたら夫に下着やんと言われた)など。私が決死の思いで買ったのあのやあのバッグもこのカテゴリに分類される。

こちらは私の"好き"の塊。今まで私の中でこのジャンルは通過すべき思春期枠として処理していたんだけど、バリバリ現役だった。全然ときめきの中心からどいてくれず、さすがにもう無視できない。

しかし残念ながらコンセプトには合っていないと感じる。
 
これはもう感覚なんだけど、毎日楽しく生きていそうではあるものの、なんか、暮らしている場所は小さな浄土ではない感じがするの。みんなで仲良く平和〜というよりは、自分!自分!自分!!そして自然よりも都市(シティ)!!って感じがする。

でも、とにかくときめいてしまう。買ってしまう。クローゼットにそれらのアイテムがあるだけでるんるんウキウキする。

個性的なので、ノーメイク&ノーヘアアレンジでは似合わないし、全身ピンクになったりするから身につけていてちょっとそわそわするというか照れくさいものの、こっちの方がより自分らしさはあるなと思う。

実際、先日お友達と久々に会う予定ができて、服装に迷った結果、私はこちらのスタイルで行くことを選んだ。しかもより似合わせるために顎まで伸びた前髪を切って前髪をつくることまでした(泉の妖精スタイルは前髪ないほうが似合うと思う)。


・私の"夢の職業"に似合うファッションとは??


本能に従って癖強めガーリーに絞ってしまいたい気持ちもあるんだけど、私は泉の妖精スタイルを極めた方が良いんじゃないかしらって思っていて…。

なぜなら、そっちのほうが、最近あきやさんの講演会を見たり、ムーンプランナーの使い方を勉強したりして生まれた私の夢の職業に似合うと思うから。

ちなみにその夢というのは、すごくざっくりだけど、悩み相談を仕事にする人。

二つのスタイルを比較した時、泉の妖精の服を着た自分の方が、そういう仕事をしていそうだと思うの。相談者に寄り添ったり、悩みを解決したりするパワーを出せる気がするの。

癖強めガーリー服だと、相談者に対して「そんなのくだらない知らない好きにすれば〜」とか言ってしまいそう。服も態度も極めればカリスマ型カウンセラー(?)としてアリなのかもしれないけど、別にそれは私のなりたい姿ではない。私は上から目線になったりふてぶてしい人間になるのは本当に避けたいの。そんな風に思うのに、私は癖強めガーリーをどうしても諦めることができない!

でもこうやって文字にしてみると、諦められないのも、わかるよね。だって夢に合うかどうかの理由が浅いというか感覚的すぎるし、そもそも夢自体の解像度が低すぎるんだもん!もっと詳細に夢が決まっていなければ、その職業の人が着ていそうな服なんてイメージできない。

夢の解像度といえば、実はこの頃、開設したお悩み相談ブログでゲストの方とやりとりしたり、勉強の一環としてラジオのテレフォン人生相談を聴いたりしているうちに、私が本当にやりたいことは、お悩み相談とは少し違うかもしれない…とも思い始めていたんだよね。てことは、そもそも夢自体が変わってしまう可能性もあるじゃん!!

もっと夢と真剣に向き合わなくちゃ!
私が本当になりたいものってなんなんだろう?!

よし、ファッションという枠を飛び越えて、人生レベルで今の自分の考えていること、やりたいことをもう一度しっかり考えて、夢の解像度をあげよう!!


・"自己理解メソッド"で私の【人生の目的】を見つけてみた


そう決めたタイミングで、いつも私を信頼していろいろ相談してくれる仲良しの友達から久々に家族についての悩みの相談がきたので、これは運命だわと思って、答えるついでに、お悩み相談において私の得意なこと、私に向いていそうなスタイルなんかを一緒に考えてもらった。

さらに、同じ頃にJJGの湖森さんが八木仁平さんという方の投稿をリポストしていて、面白そうだったので参考にさせてもらって、彼の本を読んで自己理解のワークをしてみた。

帯のあっちゃんの決めポーズ、かっこうぃ〜!


自己理解メソッドでは、やりたいことを見つけるためにまず人生の価値観をはっきりさせるワークがあって、私の価値観ランキングはこうなった。


巻末にあるキーワード一覧を参考にしたよ


〜以下、自分語りでございます〜


私が人生でとても大切にしていることは、いろんな価値観や考え方の本を読んで、新しい知識を発見して、吸収すること。

もともとは悩んでいる母親を救いたくて心理学系の知識を学び始めた。

親に厳しくされ時に手をあげられて、萎縮して育った母(孫たちには優しい祖父母だったけど)。結婚してからも親から干渉され、夫からはモラハラされ、人生をかけて一生懸命育てた子供たちからは人格否定され、母はよく怒り、泣いていた。そんな母を私は小さい頃からずっと慰めてきた。そしてそのうち、母が現状から脱するにはどうすればよいのか、たくさん本を読んで勉強するようになったのだ(うまく解決はできなかったけど…)。

次第に、知識を得る目的は自身の人間関係の悩みを解決するために変わっていった。

私は兄弟の中で一人だけ年が離れていて、自然と幼い頃から"大人"を観察できる環境にあり、彼らを反面教師にしてきたつもりだったけど、両親の仲が悪い家庭でまっすぐ育つわけもなく、人間関係全般でやらかしてしまうことが多くて、そんな自分に疲れていた。

なので私は他人だけではなく自分を変えるために本を読み漁り、いろんな考え方や問題解決法を学んだ。

徐々に視点の引き出しが増えて、自分が陥っている状況を客観視できるようになった。自己分析を繰り返して、自分が何に傷つき、何を恐れているかを自覚することで負のループから抜け出して、自分の意思で人生を良い方向に持っていくことができるようになった。それは私にとってものすごい革命であり、快感だった。

自分を見つめるなかで、私は心から愛する人と出会ってみたいと思うようになっていった。大好きな人に毎日大好きと伝えて生きたい、それが私の人生の目標になった。この世に愛し合う夫婦というものが実在するということを、自分で証明したかった。

その目標を叶えるためにも自己分析を繰り返した。
自分はどうしてこんなことを思うのか、どういう認知の歪みがあるのか、なぜ結婚という形がいいのか、どんなことが不安か、どんな人が好きなのかなど、時間をかけて考え抜いた。

頑張った甲斐あって、運も味方してくれて、それなりに失敗もしたけど、最終的には大好きな人に巡り会えて、ご縁があって結婚までできた。念願の、大好きな人に大好きと言える日々がやってきた!!

叶ってみたら、それが最終目標なわけではなかった。私は死ぬまで、いや、来世でも愛し合う夫婦でいたいので、日々愛し合う努力を続けなければいけなかった。

何年も共に暮らしていると甘えも出てくるし、家事に仕事に子育てに、生活は大変なことだらけで、余裕があるときは大好きな相手でも、不満は出てくる。気を抜けばあっという間に不満だらけになり、夫婦仲が悪化してしまうことは、先人たちが証明している。

そのために私は、いつも明るく前向きに、穏やかに清らかな気持ちで生きたいと思った。ここが私の現在のコンセプトのメインの部分だと思う。

ではどうすればそんな心持ちで生活できるかと考えたときに、やはり精神論やファッションだけでは力及ばず、十分な休息をとる(娘を気にせずゆっくり寝る時間なんて実際は無いので短時間でもぐっすり休めるように寝室のインテリアや寝具にこだわる)、さくっと家事を終わらせられるように家電を奮発する、リビングを安らげる雰囲気にコーディネートする、自然と触れ合う、温かいお茶の時間を意識的にとるなど、まずは私が幸せになる=私の場合は日々の暮らしを整えることが大事だと思った。育児がもう少し落ち着いて時間ができたら、土いじりとか勉強したいけど、今現在はとりあえず文明に頼る方が心の安定に繋がるかな。

やること自体はいわゆる"丁寧な暮らし"と近いのかもしれないけど、私のはそれよりももう少し泥臭い気がする。自力で掴んだ幸せを噛み締める、離さないための手段という感じ。

でも、最終的には、これも現コンセプトに込められているけど、泥臭さを超越して、心から平穏な日々に感謝して、大切に、愛しく思いながら生活できる、妖精のような浮世離れした清らかな魂の人間になりたい。そこにいるだけで周りの人を癒せるような、成熟した人間になりたい。困っている人に迷わず手を差し伸べられるような思いやりのある人間になりたい。私はまだまだ未熟なところばかりだから、正直無謀な目標だとは思ってるけど、知識を深めて、愛する努力をして、可能な限り精神性を高めて寿命を迎えたい。これが私の価値観。


今の話を八木さん風にまとめると、こんな感じになる。

〜最終目標〜
1.精神性…謙虚に誠実に生き清らかな魂を目指す
↑日々周りを愛する努力をすることで死ぬまでに少しでも精神性を高める
2.快適…暮らしを整えて心に余裕をつくる
↑愛し合い続けるために自分を満たす=暮らしを整える
3.(家族を)愛する…毎日大好きな人に大好きと伝える
↑自分を理解し認知の歪みを取り除くことで最高のパートナーに出会える
4.自己認識…自分を理解し人生を良い方向に持っていく
↑知識が増えると自力で人生を好転させる力がつく
5.知識…新しい価値観の発見
〜土台〜


・今、仕事としてやりたいこと


さて、ようやく本題!!
今の私が本当にやりたい職業は何なのかを見つけていく。

自己理解メソッドは、「好きなこと」と「得意なこと」と最初に考えた「大事だと思うこと」の3つを組み合わせることによって、"今の自分"がやりたいことが見えてくるというもの。生涯やりたいことを探すわけじゃないのが、ライトでいいよね!


・好きなこと【私はファッションの何が好き?】


まず、私の好きなこと。

花、本、ファッション、洋裁、美容、料理、皿、テーブルコーディネート、インテリア、保育、心理、おもちゃ、哲学、結婚、暮らし、思考の整理、クリスマスのオーナメント

自分を満たす方法に暮らし関することばかりあげているだけあって、私の関心ごと、衣食住に関係することばっかりだった。思っていた以上に"暮らし"を重視する人らしい。そこまで自覚なかった。

古株自問自答ガールズとして、一番好きなことはファッション!!と言いたいところだけど、実際は思考の整理だと思った。このブログがまさにそうだけど、私は主に思考の整理が楽しくてここまでファッション、というか自問自答ファッションにハマっているんだと思う。

私はファッションが生きがいの人ではない。ハイブランドのコレクションを見て煌びやかな世界にうっとりしたり、好きなデザイナーを追いかけたり、着たい服のためにボディメイクを頑張ったりしないもん。


・得意なこと【私は寄り添わないタイプ?】


次に、得意なこと。

問題を解決する、秩序立てる、伝える力がある、人間観察、過去を振り返る、原点を振り返る、じっくりと考える、自分や他人に質問をする、事実が好き、客観的、論理的、文章を書く、文章を添削する

並べてみると私の特技は結構事務的というか、短所として捉えると"冷たい"と思われがちなものが多いことがわかった。夢に合うファッションとして、相手に寄り添えるような雰囲気のものを選ぼうとしていたけど、長所を活かすなら方向性が間違っているのかもしれない。


・大事にしていること【相手の人生を変える仕事がしたい】


最後に、「大事にしていること」なんだけど、私が大事にしていることの中で仕事として成り立つ(=お客さんに価値を与えられる)部分は【自己認識】の部分だと思うので、ここを仕事の目標にした。

つまり"お客さんが自分の力で人生を切り開けるようにする"のが私の仕事の価値ということ!私の人生の中でもかなり重要でアツい部分です。

未来を切り開いた先の理想はお客さんごとに異なる



・本当にやりたい仕事はこれだ!


先ほど挙げた好きなことと得意なことを掛け合わせたときに、仕事の目標を達成できるものだけが、私の本当にやりたい仕事ということになる。

地道にひとつひとつ組み合わせて考えたり、友達の意見を参考にしたりして考えた、私が本当にやりたい仕事はズバリこれだ!

【お客様が自分の気持ちを吐露した"手紙"を添削指導して、思考の整理のサポートをし、未来を切り開くきっかけを与えるような仕事】

な、長い〜!!
でもそれだけ解像度が高いということよ!

手紙というスタイルを使ったのは、自分の過去の経験から、自分の考えを文章にするとき、ただ書くよりも、悩みの原因の相手に、実際に出さなくても手紙という体で気持ちを書いたり、自分自身に手紙を書いて語りかけるつもりで書いた方が、怒りも悲しみもうまく吐き出せるなって思っているから。

最初は、実際に手紙を出したい(というか相手に意見を伝えたい)人に向けて、気持ちを整理してあげる手紙のゴーストライター業をやるのが良いかなって思ったんだけど、相手が自分の力で変わることが仕事の目標なので、添削指導という表現にしてみた。

遊び心として、追加料金で世界に一つだけの未来が開けるおまじないオーナメント付きオプションとかも用意したらより私らしくて楽しいなって思った。いらないと言われても作る勝手力!

お悩み相談がやりたいことと少し違うと感じていたのは、相談者に寄り添うとか、問題を解決をすることの前に、文章で相手の思考の整理をしたいという欲求が私にあって、そこを見落としていたからなんだと思う。自覚できてよかった!

(ちなみに他に面白かったアイデアとして、【3000円くらいする写真多めのレシピ本に出てくるみたいなおしゃれな料理を初心者にも再現可能なようにわかりやすく説明する人】という案も浮かんだけど、まず私がそのやり方を知りたいくらいのレベルなのと、さほど人生は変わらないよね、ということで却下した。)


・新しいコンセプトと、それに似合う具体的な服装



※自問自答ファッションの話に戻ります!


・さよなら小さな浄土


そうなってくるとさ、夢においては別に泉の妖精である必要はないというか、綺麗な気持ちにこだわる必要ないなって思った。人生の最終目標には関わってくるけども。

では手紙を添削してみんなの頭をすっきりさせている人はどんな服装をしているんだろうかというと、そもそもそういう人っぽくある必要はなくって、私が、自分が望んだ通りのこと=暮らしを整えて愛する人と穏やかに暮らしていること自体がそのまま私の仕事のクオリティの証明になるんだと思った。

つまりファッション的には日常を大切に、穏やかに楽しく暮らしていそうな人っぽくあることが正解なのではないでしょうか。

となるとコンセプトの中身もそういうものにしたくて、だとしたら今のコンセプトはわりとぴったりなんだけど、ここでも夢と同様、もう少し解像度をあげて具体的な表現にしたいなと思った。

小さな浄土という言葉に込められた想いは、それはファッションを超えた人生の最終目標なため、ファッションという現実的なものに当てはめるには、少し抽象的すぎたんだよね(もしくは私に表現する実力がまだない)。そのせいでこうやって悩んでしまっている。

なので、寂しいけど、ファッションのコンセプトとしては、勇気を出してここで一旦お別れしようと思う。一生変わらないと思っていたけど、まさか取り下げる日がこんなに早くくるなんて。

小さな浄土、今まで本当にありがとう。
さよーなら、またいつか!なんちて!!


・解像度をアップさせたシン・コンセプト


ということで、具体性をアップさせ、見つけたやりたい仕事の要素(ここは後々変わるかもしれない)も盛り込んだ、新しいコンセプトがこちら。

【手紙の添削で人々の頭と心の整理をお手伝いする、そよ風と蝶々と花と、お昼寝と、ティータイムが似合う、愛情深くてチャーミングな人】

…え?具体的にって言っておいてま〜たポエムみたいなこと言うてますやんって?
大丈夫、具体的にどんなファッションを選んでいくかもちゃんと方針を決めたよ!

素材はダブルガーゼやコットンでできた、抱きしめたくなる柔らかい服。お洗濯されて、青空の下ひらひらと干されている様子が似合う服。

つくりはウエストゴム、詰まり過ぎていない首元、フレアスリーブ、ゆったりワンピースなど、そのまままったりティータイムやお昼寝に突入できるくらいのストレスフリーな服。

デザインは、かわいらしいけど極端にかわいすぎず、暮らしになじむ服。レースや刺繍がついていてガーリーだけど繊細すぎない、都会的すぎずナチュラルすぎない、詩的でイノセントだけど静謐すぎない、ロマンティックすぎず現実的すぎない、ちょうどいいバランスの服。

色は、どんな色でもトーンでも、自然界にある色を選ぶ。花びらや、草や実の色。ちなみに今のブームは儚げな淡いピンク。お花の色を学びに、また食卓にお花を飾る習慣をつけるために、こまめにお花屋さんを覗きにいくのも素敵ですね。

こんな感じの服を着ていきたいなって思う。
今持っているものはもちろん着るけど、これから買うものはこの条件にハマるかを考えていく。

わー!!なんかすっきりしたーー!!

ここまで真剣に条件を考えると、ときめくアイテムでも、コンセプトに合わなければ素直に諦めがつくというか。それに今までは、育児用の普段着(児童書風ファッション)となりたいを詰め込んだおしゃれ用のファッションは分けて考えていたけど、コンセプトがこの感じなら、二つの境界線は今後なくなっていくような気がする。

まあ普段は別に、ここに書いているほど厳格にファッションやってないんだけどね。泉の妖精っぽいワンピースに癖強めガーリー小物を合わせて、え、意外と合う〜きゃわょ〜とかやってます。


・気になるブランドとそのコンセプトの一覧


も〜っと具体的に、シン・コンセプトに合ってる気がするな〜とか、いつか着てみたいな〜というブランドと、わかるものはそのコンセプトをまとめた(コンセプトは一部抜粋のブランドもあります)。これらのブランドのお洋服を積極的に試着したい!

・MUVEIL…MADE IN DREAMLAND / 風になって
・nanadecor…美しく眠る
・the last flower of the afternoon…衣服に物語を。
・チャイルドウーマン…当たり前を味わう服/都市生活の中での自然体/心の中にある永遠の少女性
・yuni…大切に着ようと想う気持ち/丁寧に暮らそうと思う気持ち
・pot and tea…日常のなかでお茶の時間を大切に
・GASA*
・madder madder …"ロマンティックなリアリスト"のためのファッションブラン
・laceflowersocks…履くだけで贅沢な気持ちにする繊細で上品な靴下
・Native Village …変わらぬ1枚、繋がる1枚
・きげんのいいひと…“ふだん” と "おでかけ" の あいだ
・BUNON …Slow Craft(自らがエシカルでクリエイティブなものづくりを行うこと)


・私がやるべきコンセプト活動は、アイロン掛け&上質なルームウェア購入


さて、私は日々の暮らしを大切にすることが大事とわかってまず思ったのが、服のアイロン掛け!!

アイロン……。

ずっと苦手でしてこなかったんだけど、この服にアイロンがかかっていたらもっと素敵に着こなせたんだろうなって思うことがこれまでに何度もあって。服に限らず、ハンカチとかも、シャキッとしている方が心地よく感じることあるよね…。

それに、たとえばダブルガーゼの服とか、あえてアイロンをしないことがかわいい服もあるけど、あえてしないのと、したくてもできない状況では、なんか醸し出すオーラに違いが出そうな気がしない?!

暮らしに愛情こめるなら、洋服にも愛情込めて接するわけで、アイロン、避けては通れない道なのでは、と思った。コンセプト活動でもあり、私のファッションのブレイクスルーにもなる気がする。

私は以前、#教えて自問自答ガールズのタグでアイロンについて皆様にいろいろ教えていただいたことがあるんだけど、結局私が使いやすいのってスチーム機能のないシンプルな熱いだけのアイロンだなって思うようになった。

せっかくだからそういうアイロンの中でオシャレなデザインの物はないかしらって調べたら、ドイツ製の素敵なのがあって、なんならアイロン台も高級だけどこれならアイロン掛け楽しいだろうなっていう商品があって(お値段するのにしょっちゅう売り切れになるの!人気商品!気になる!)、霧吹きもやだー素敵ーー!!って思うデザインのものを見つけてしまったので、近々それらを購入して、思いっきり形から入ってみようと思っている。

それと、今ルームウェアが本当にテキトーで、とても暮らしにこだわっているとは思えないので、他人からは見えないところだけど、徐々に上質なものに変えていきたいなとも思っている!


・余談 〜夢のお告げと、神様からのメッセージ?〜


最後に、スコシフシギなお話を2つ…。


・夢の中でも自問自答

9月の半ば、まだ泉の妖精スタイルにすべきか癖強めガーリースタイルにすべきかうんうん悩んでいたころ、憧れていた靴のオーダーが始まって、かなり欲しかったけど、スタイルが決まっていないから色(ピンクor淡いグリーンor定番の黒)が選べなくて、これまたうんうん悩んでいた。

そしたら、私ったら夢の中でも自問自答していて、そのときに出た結論が【黒が二人の自分を繋ぐ架け橋になるから、黒にしなさい】だった。

目が覚めて、ぼんやりと夢を思い出しながら、え、すごい大事なことに気づいちゃった!!夢のお告げだわ!!って興奮したんだけど、後々冷静になって、いや、やっぱり迷っている間は買ったらだめだろと思って、結局オーダーしなかった。また次のタイミングがやってくるのを待ちましょう。


・シン・コンセプトを決めた日に起きたこと


私は、人生の最終目標のところにも書いたように、目の前に困っている人がいたら助けられる人になりたいと思っているんだけど、それにはちょっと変わった理由があって、前にどこかの記事で書いたかもしれないけど、それはズバリ、定期的に私の目の前で人が転ぶ人生だからなのだ。

神様が私の善人レベルを試しているのか、それとも今後待ち受ける何か重大な出来事のためにこまめに人助けの練習をさせられているのか…あんまり気にしないようにはしているけど、そんなスピリチュアルな発想にいたってしまうほど、よく目の前で他人がこける。本当にすってーん!と転ぶ。酷い人は駅の階段の上から下まで転げ落ちた(その場にいた人たちと協力して介助、すぐ意識が戻って無事でした)。

コンセプトを新たに決めた日、買い物を終えて家に向かって歩いていたら、向かい側から歩いてきた推定60代後半のおばさんが私とすれ違う直前に、どでっとこけた。排水溝に足がひっかかったのか、靴が片方脱げてしまっていた。えーっ、またかいと思いつつ、その場にいたお姉さんと二人で声を掛けて、大丈夫と言われたけど、見るからに立つのが大変そうだったので、お姉さんと協力して立たせた。

これも、こじつけというか考え過ぎかもしれないけど、人助けができる心の清らかな人間になるぞって決めてからはそういうシーンに出くわすことがたぶん無くなっていて、自分のこの体質(?)を忘れかけていたんだけど、そのとき、ばっちり思い出した。

"小さな浄土"を取り下げてしまったから、神様が、あの決意を忘れるでないぞって私に伝えてきたのかな、なんて思ってしまった。ファッションのコンセプトとして取り下げるだけで、人生のコンセプトであることに変わりはないから、大丈夫です!コンセプトは変わったけど、これからも最終目標は忘れずに生きていきます。

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川口ちゃん
信じないことが信条🍤