第7話 「転入と新体験」
通信制高校に体験で行ってみた。
複数の衝撃が僕にはあった。
まず、ここは学校なのかと疑った。
入口を通ると目の前には解放された職員室。
そもそも上靴に履き替えないし。
教室は4つしかないし。
ゲーム用のパソコンも数台あるし。
みんな学校内で自由にゲームしてるし。
「緩すぎやろ!!!」
心の中で何回もツッコミを入れた。
次に生徒を見てみる。
髪染めてるしピアスもしてる。
本当に自由なんだな。
体験に行った印象はこれに尽きる。
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決断は早かった。
帰りの車で転入したいと親に伝えた。
親もすんなりとokしてくれた。
不安よりも期待が大きい転入だった。
通い始めて1ヶ月。
選択は間違いではなかったと感じていた。
起立性調節障害、不登校経験。
僕以外にもたくさんいた。
その他いろんな経験者や状況下の人。
お互いを理解しながら前を向いていた。
学校に通うこともできるようになった。
日数も時間も少ないから楽に感じた。
ひとまず1年は学校に慣れる。
2年になったら受験勉強をしてみよう。
不登校に戻ったり、大変だった高校1年生。
転入も経験した。
いろいろあったけど
良い1年だったと言える。
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