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グリーンランドのエルドラドでAEX Goldが鉱業プロジェクト開始へ【Internet Bull Report】

翻訳記事;”The El Dorado Of Greenland – AEX Gold (TSXV: $AEX)

AEX Goldは探査のために3000平方キロメートル以上もの土地をつかうことができ、グリーランドのナルナックに18.5 g/t AUでだいたい25万オンスの金がある場所を所有している。


AEX Gold (LON: AEXG) (TSVX: $AEX)は、南グリーランドにフルサイクルの金鉱業の企業を作ることにフォーカスしている探査企業である。2017年に設立され、時価総額9000万ドルでもって企業は有利な鉱業法のあるOCED管轄区域に基づいた高級資産を含む独自のリストを投資家たちに提供している。

パンデミックがあってもなくても、AEX Goldは資産ポートフォリオと探査活動の拡大を続けている。企業は財務破綻を恐れておらず、2022年の初めまでにはナルナック鉱山から商業生産を始められると期待している。

2020年11月に企業はプレゼンテーションにて、待望のナルナックでの事業の投資のための「キャッシュフローへの明白な道」を示した。

不透明は投資家にとって最大の敵であり、これまでAEX Goldは進行中のプロセスとナルナックでのプロジェクトからの期待値をかなり明確にしてきている。

また企業は、Vagarやナルナックと似た特徴をしている別の見込みある場所で探査ボーリングを続けるつもりである。それに加えて、AEX Goldは110.8 g/t Auのサンプルを示したKangerlulukのマッピングと調査を検討している。

Vagarからの事前調査で、石英脈に高級の金が含まれていることがわかった。これは控えめに言っても小さな鉱業企業にとってかなり大きなディールとなる。

昨年8月、金価格は1オンスあたり2067ドルと史上最高値に達した。経済回復や低金利で2021年の方向が定まっていき、投資家たちが実物投資に移行することで損失を減らそうとしているので金などのコモディティの需要は変わらずにあると予想されている。


AEXの3つの重要な競争優位性

保有した土地
AEX Goldはグリーランドで最大の特許ポートフォリオをとってかなりの先行者利益(First Mover Advantage)を得た。AEXの主要資産があるナノッタリックのゴールドベルトは、1901年から1億7000万オンス以上の金が生産されているカナダのAbitibiのゴールドベルトの特徴と似ている。

3000平方キロメートル以上の面積の確保、つまり「世界で最もすばらしい新たな鉱業地域」での7つの特許を所有し、ナルナックが過去に35万オンスの金を産出したことがあることを知っているので、AEX Goldは数カ月でなくても今後数年で成功するとおもえるほどかなり良い状況なるようである


インフラがすでにある程度整っている
もう一つ考えられる要素として、インフラが大部分できているためにナルナックのプロジェクトが必要とする再構築の投資は最小限で済むということである。これで企業は自己資金の探査にフォーカスすることができる。加えて、南グリーンランドはいくらかの北部地域とくらべると年中のほとんどでは水路や空路で簡単にアクセスでき、氷がないのである。よって、物流場所として優れているのである。


地元政府のサポート
AEX Goldの存在はグリーンランド政府に暖かく歓迎されていて、国の主要機関の幅広いサポートを受けている。グリーンランドの年金基金の機関であるSISAは企業の6.4%の少数株式を保有している

また、AEXは労働者に関しては最低でも50%は地元の人を雇用すると約束していて、国への投資だけでなく雇用機会ももたらすよう尽力している。

探査活動を行う国の規制当局と互いに利益を与えて有効な関係をもつことは鉱業の企業にとって成功のために重要な要素となる。



AEXの財務状況と潜んでいるリスク

昨年第三四半期の報告では現金残高が6800万ドルとなっていて、企業が破産しそうなところはなく最低でも3年は運営を続けられるほど十分なフリーキャッシュを持っている。企業はまだたくさん儲けを出しているわけではないものの、財務状況は当分の間はかなり強いみたいである。

現在の株価は0.5ドルで、株価純資産倍率(PBR)は1.3と業界の平均2.7を下回っていて、AEX Gold は資産に基づいて過小評価されているようだ。

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新型コロナウィルスによる強い制限のためナルナックのプロジェクトの延期が決定したことを受けて、2月初旬に株価がかなり急落した。世界ではまだ完全にコロナがなくなってはおらず、それで投資家たちは追加の延期を簡単に予想できたのである。

しかし、AEXのファンダメンタルズをみるとその株価急落はメリットのない過剰反応であるように見える。これは運営再開までの時間の問題にすぎない。それに企業もどんなに遅延が続いてもそれに打ち勝つための十分な金を資金として得ている。

鉱業のリスクとしてよくあるのは運営によるエネルギー消費二酸化炭素排出量である。AEX Goldは鉱業のサポートをしてプロジェクトの環境フットプリントを減らすために地元の風力発電所と水力発電所に協力してもらうという手段をとった。しかし、これらの変化の効果は未だに不透明である。

市場は「インフレ」が起こるとささやいている(どのようにして現れるかはわからない)が、もしそれがまた起きれば原材料費へのリスクが課される可能性がある。その分金価格が上昇してくれればこれらのコストを補うことはできる。問題は、グリーンランドで鉱業を行うことは決して安くはないのでその差額を十分に補えるようになってくれるかどうかであるだろう。


全体像

AEX Gold は、広大な土地と高品位の金鉱床を活用するという独自の機会をもっているので鉱業会社として有望であると思える。強力な競争優位性や政府のサポート、そして広範な経営の専門知識による助長もあって、事業は株主に大きな価値をもたらし始めている。

企業の強い財務状況や資産発展のプロジェクトは今後数カ月の楽観的な軌道を描いている。現在そのなかで過小評価され気にされていないが、AEX Goldは市場の勢いと金などのコモディティの需要に支えられて良い長期バリュー投資になっている。

もしすでに見ているといわけでないのなら、今からでもAEX Goldをじっくりかつ長く見て金がまだ熱いうちに打ってみよう。


【Internet Bull Report】
海外の経済ビジネス情報サイト。世界中のいろんな企業の経営状況や財務状況の情報など。
URL; https://internetbullreport.com/

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