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ペルー大統領選挙

ペドロ・カスティジョ候補とケイコ・フジモリ候補が決選投票に勝ち残る結果になりそうだ。ケイコ氏の票が雑賀の最後に伸びたのは、テレビ討論の際の返答が大きく影響しているとも言われている。質問をはぐらかす多くの候補者のなかで、唯一誠実な返答をしたと評価されてるようだ。選挙戦前半に有力候補として上位だったジョニー・レスカノ(AP)候補、ジョージ・フォルサイ(VN)は大きく後退しており、決選投票進出は不可能な状態。

●中央選挙事務局(ONPE)による大統領選挙結果(集計率90%)

①ペドロ・カスティジョ(PL)18.992% ②ケイコ・フジモリ(FP)13.253% ③エルナンド・デソト(Azp)11.861% ④ラファエル・ロペス・アリアガ(RN)11.832% ⑤ジョニー・レスカノ(AP)9.122% ⑥ベロニカ・メンドサ(JPP)7.811% ⑦セサル・アクニャ(APP)5.978% ⑧ジョージ・フォルサイ(VN)5.654% ⑨ダニエル・ウレスティ(PP)5.671% ⑩フリオ・グスマン(PM)②0.279%。

国会議員選挙

同時に行われた国会議員選挙については、IPSOSO社調べでは議員定数130名のうちペルー自由党(PL)が第一党となり32議席を占める見込み。ちなみにPLはペドロ・カスティジョ氏が属する政党となる。

決選投票は6/6

ペルー大統領選は左派の元教師ペドロ・カスティージョ氏とフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏が決選投票に進むことが確実な情勢になっています。Pedro氏は鉱山の国有化などを進めると述べているため、進出する海外企業に影響が出ることが考えられる。このような政策も決選投票の争点になると考えられる。こちらの決選投票は6/6に行われるようになります。ペルーの大統領選挙は50%以上の支持を得なければ当選とならないという法律となっているためこのような決選投票が行われます。この制度が行えるのも、投票が義務性となっているためできるのです。3度目の決選投票となるケイコ・フジモリ氏はどのような選挙戦を繰り広げるのか注目が集まる。

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