見出し画像

『就活ゼミ』が意外と面白かった(失礼)


自己紹介

某産近甲龍の大学生。東南アジアを愛している生粋の海外かぶれ。趣味はカフェ巡り。受験大失敗組。就活で巻き返しを狙う。一回生の時、某国際交流団体の代表経験。長期インターンで闇を見る。結果、やりたいこと無くなる。

序章 ~春~

長年お付き合いしていた方と円満にお別れをし、人生の方向性を考え直していた春休み。考え直すと言っても、脳死で就活に役立ちそうな『秘書検定2級』を取って、僕の春休みは終わりを告げようとしていた。

そんな時、就活アカウントのDMに【intee】という所から、メッセージが来た。大概このような就活イベントのお誘いメッセージは丁寧にお断りしていた。『なんか怪しいから…』これに尽きる。しかしながら、何故かその時は気になったのだ。就活ゼミなるものの存在は知っていて気になってはいたので、まぁいい感じに就活情報だけ貰って消えようと思っていた。

第一章 ~鬱~

セミナーまでに、プロフィールを作成する必要があった。ただの在籍大学などの記入かと思っていた。そんな甘い考えは粉々に打ち砕かれた。最低文字数が300文字以上の問いが四個ほど見えた。気軽に参加するつもりだったのに。

『あゝこれが就活か。』

早速、憂鬱になった。

第二章 ~始~

そうこうしているうちに、一回目のゼミを迎えた。予定がバッティングしていた僕は後日録画を確認した。やはりこの時期から動き出してる人たちだけあって、意識が高そうな人たちばかりだった。録画を確認していると衝撃的なことを耳にした。

【【【課題図書】】】

小学校六年生ぶりの最悪な響き。しかも期限は二週間。僕の就活ゼミは、憂鬱にAmazonで注文をして、幕を閉じた。

第三章 ~得~

課題図書。実に最悪な響き。とは言ったものの、就活の内容だったので、学びは多かった。何故か、悔しかった。新しい発見や共感したところに付箋を貼っていくと、気が付けば30箇所以上あった。今考えてみると、就活本は自分から読むのは億劫だったので、強制的に読む環境に身を置いていたのは良かったな、と後から得した気分になった。

第二回目以降のの就活ゼミはLIVEで参加した。録画では発表しあう場面はカットされていたので、指名されて訳が分からないまま、何の用意もせずにぶっつけ本番で臨んだ僕は、いかに準備することが重要か身をもって学んだ。自分より的確に話す学生を見て、負けず嫌いの僕はとても悔しかった。

普段のゼミは二週間に一度だったが、自分達のチームはゼミが無い週にお互いのフィードバックをしあう時間を設けていた。とてもいい人たちばっかりだった。よく喋る僕をけなすことなく、それでいて何も言わないでも仕事をしてくれる。積極的に意見も発信してくれるので、学びも多く、尊敬の念で溢れていた。

第四章 ~糧~

全部で4回のゼミはあっという間に終わった。読んだ本は三冊。『採用基準』『成長マインドセット』『不格好経営』。どの本も学びが多く、読んで良かったと今でも思う。特に不格好経営は一番興味深く、DeNAという会社に興味をもつきっかけになり、気づけばサマーインターンにエントリーしていた。話は戻るが、課題図書からの学びは大きかった。

組織のメンバーを奮い立たせる目標を設定することは、リーダーの重要な仕事の一つであり、自分の性格に合わないからやらなくてもよい、という類のものではない。
どこまで詰めたら決定すべきなのか、を意識的に考えておく。
損得勘定をせず、自分にできることは何かを考え、実践する方がよい。
結果の選択はできないが、行動の選択はできる。

以上4点は、今後も心に留めておきたい。

最終章 ~挑~

お試し感覚で入った就活ゼミ。想像以上に得たものは多かった。

本を読む環境、ライバルの存在、本からの学び、就活仲間、intee枠のインターン選考、etc...

これからもここで学んだことを糧に、負けずに就活に挑んでいこうと思う。

inteeの関係者の方々、チームきゃらふるのみんな、本当にありがとうございました。

P.S. 第三回課題、原本のURL送ってたことに今気づきました。そして書いたやつを削除してました。そーじさん許してください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?