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華やかな表彰式「HEROs AWARD」のその先へ
2022年12月20日。虎ノ門にあるThe Okura Tokyoにタキシードやイブニングドレスに身を包んだアスリートら300人が集結しました。
理由は、「HEROs AWARD 2022」。
「HEROs AWARD」は、アスリートの社会貢献活動を推進することで、スポーツでつながる多くの人の関心や行動を生み出し、広げていくことを目的として、サッカーの中田英寿氏が発案者となり、日本財団が立ち上げた「HEROs~Sportsmanship for the future~」プロジェクト(以下「HEROs」)の柱のひとつ。
今年1年間に行われたアスリートの社会貢献活動を表彰するこの表彰式には、競技場の外でも社会のためにスポーツマンシップを発揮した選手やチーム・団体が招かれ、栄えある表彰の行方を見守りました。
2022年度の受賞者は以下のとおりです。
受賞者一覧
◼️HEROs AWARD 2022 アスリート部門
堀由美恵(ボディーボード):陽あけたら海へ
【目標/ミッション】デフノーマライゼーションの社会の実現
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益子直美(バレーボール):監督が怒ってはいけない大会
【目標/ミッション】勝ち負けではなく「子どもたちが楽しくのびのびとプレーすること」、この「怒ってはいけない大会」が必要なくなること
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https://note.sportsmanship-heros.jp/n/n94cec8514fd7
鈴木武蔵(サッカー): Hokkaido Dream
【目標/ミッション】地域住民およびこの活動に賛同するすべての人たちへスポーツ活動、まちづくりに関する事業を行い、健康づくり、会員相互間の親睦、次世代を担う青少年の健全育成を行う
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■HEROs AWARD 2022 団体部門
川崎フロンターレ(プロサッカーチーム):川崎フロンターレSDGs
【目標/ミッション】クラブやスポーツ選手の社会的な価値を活用し、より良い社会を実現する。
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■HEROs AWARD 2022 アーティスト賞
森山直太朗(アーティスト):「さくら」を贈るプロジェクト
【目標/ミッション】新型コロナウイルス感染拡大防止のために卒業式に歌が歌えない学校も多い中、大切な友達やお世話になった先生へ、思い出と感謝を届ける。
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受賞者にみるHEROs AWARDの評価ポイント
今年はこの式典に取材する立場ではなく、光栄にもご招待いただくという立場で出席させていただきました。
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表彰された活動は、どれも本当に素晴らしい活動で、これまで4年ほどHEROs AWARDを見てきた私が今年の表彰式で感じたのは「継続性」とストーリー」でした。
多くの活動が何年も前から行なっている活動であり、より根源的な動機を持った活動であるということです。
受賞者の方々のコメントを聞くと、アスリートたちが幼い頃から直面してきた課題を「なんとか改善したい」「同じ苦しみをこれからの子供達には味わってほしくない」という想いがあることが嫌というほど伝わってきました。そこにストーリーが生まれ、活動の意義がよりメッセージとして伝わっていくのではないかと思います。
言うはやすし、行うはかたし。未来のために「GO ACTION」
今年の表彰式のテーマは「GO ACTION」でした。このように大きな表彰式に出席させていただき、刺激を受けたら、次は自分がどうするか、アクションこそが大切ですね。
ファルカオフットボールクラブの社会貢献活動は、まだまだHEROs AWARD 2022に応募できるほど大きなインパクトを社会にもたらす活動になっていませんが、自らアクションを起こすことの意味をしっかり噛み締めて、小さくても、長く活動を続けていけたらと思っております。
※当クラブの活動は以下の記事に書いております。
HEROs AWARD 2022にご招待いただき、多くの方々と交流しながら「スポーツ×社会貢献」の先行事例を勉強してみると、もう1段階・2段階、社会への貢献度を上げていこうという気にさせられました。
HEROsは私の中にある公共精神を大きく育んでくれたプロジェクトであり、これから先もずっとずっと大切にし続けたい取り組みです。これからも高い志を持つ方々とご一緒しながら、社会のためにお役に立てるよう頑張ろうと決意を新たにしました。
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受賞者の皆さま、本当におめでとうございました。またご挨拶させていただいた皆さま、これからも宜しくお願いいたします。
そしてHEROsプロジェクトの皆さま、いつも素敵な機会をいただき本当にありがとうございます。
そしてこの記事を読んでいただいているみなさま、2023年度も引き続きよろしくお願いいたします。
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